基礎からのJavaScript③(数値変換, 累乗計算, 配列チェック)
【③-1 : 数値変換】
JavaScriptでは、変数を宣言する際に「var」を用いますが、入力値をvar変数に格納するとき、その値が数値である場合でも文字列として認識されるようです。そこで、数字を入力した場合、入力値を「数値」として認識してもらいたい場合の一つの方法として、以下があります。
Number(入力値);
実際にコード上で確認してみるとこんな感じです。
// lines[0] : 1行目で入力した数値 (ex) 3
// lines[1] : 1行目で入力した数値 (ex) 7
// numA, numBには文字列⇒数値変換された数値が入る。
var numA = Number(lines[0]);
var numB = Number(lines[1]);
console.log(lines[0] + lines[1]); // 2値とも文字列として認識しているので、「+」で連結される。
console.log(numA + numB); // 2値と数値として認識しているので、「+」で加算される。
-
-----------------------------------------------------------------
出力結果
37
10
【③-2 : 累乗計算】
「2の2乗ということは…2^2」ではありません。累乗計算では、以下の関数を用います。
Math.pow(底, 指数)
ちなみにJavaScriptでの「^」は、「ビット排他的論理和」をさすそうですがよく分かりません…。
(参考:JavaScriptでの記号一覧)
追記:以下でもいけるようです。Math.pow関数より少し楽ですかね。
底 ** 指数
以下のコードは1行目で入力した数値を2行目で入力した数値分累乗する処理です。
// lines[0] : 3(入力値:底)
// lines[1] : 4(入力値:指数)
var numTei = Number(lines[0]);
var numShisu = Number(lines[1]);
console.log(Math.pow(numTei, numShisu)); // numTeiのnumShisu乗 を表示。
console.log(numTei ** numShisu);
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出力結果
81
81
【③-3 : 配列チェック】
配列にある値が含まれているか確認する方法として、以下の関数が用いられます。
配列.includes(チェック値)
以下のコードは、配列型のarray変数にポトス、ガジュマル、パキラの3値を設定し、入力値である「ポトス」が配列内に含まれているかのチェックを行う処理です。最終行ではconsole.logで結果を出力しますが、今回紹介したincludes関数は、含まれていればtrue, 含まれていなければfalseを返すので、出力結果としては、「true」となります。
// lines[0] : 'ポトス'(入力値)
var array = ['ポトス', 'ガジュマル', 'パキラ']; // 配列型変数arrayに3値を設定
console.log(array.includes(lines[0])); // 入力値「ポトス」は配列に含まれるのでtrueが返る
著者:かわ
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