氷期ー間氷期サイクルについて
こんにちは～陰謀論ちゃんです。秋口深くなってまいりましたね～！
今日は地球のお話。
地球はあったかくなったり寒くなったりしてるんだよ～。
大昔の恐竜の時代（2億5000万年前～6500万年前で中生代（ちゅうせいだい）って言います）は今より気温が高かったと言われてますね～。北極や南極にも氷河はなかったんだって～。へぇ～。
そこで、現生人類の祖先である原人～クロマニヨン人（今の人類）がいたと言われるここ100万年の気候変動はどうだったのかな～？という研究について今回は紹介するよ～。（最古の原人アウストラロピテクスはもっと昔からいたと言われてるね～）
じつは258万年前（※）～現在にかけて、地球は氷河期に突入してたんです！！（※寒冷化が始まった4300万年前～4500万年前を氷河期の開始時期とする説もあります）
今でも氷河期なんだよ～。びっくりだねぇ～。
次の図を見て！
（上）JAMSTECのサイト
（下）神戸大のサイト↑↑↑
この図の縦軸は「海水面の高さ」あるいは「サンプル中の酸素同位体比」ってなってるけど、これはおおむね「その時期の地球の気温の温かさ」としてみていいものだよ～。つまり上が温かくて下が寒いんだね。
横軸は時間軸で、どちらも右に行くほど昔になっていくみたいだね。１０万年、２０万年単位でメモリがふってあるね！
ここからわかることは、
１）地球の気温は（ここ８０万年は）１０万年周期で変動してる～
２）現代は氷河期の中の「暖かいほうの」時期である（※この時期を間氷期（かんびょうき）って言います）
ってことだね～。
今後のことは分からないけれど、もし、この周期が今後も変わらないとすると今回の温暖期もおわり、また氷期に突入してしまいそうだね～、ってところだね～。
（※いつまで続きそうかについては諸説あるよ～。過去で一番長い間氷期は2万8000年続いたものもあるから、もしかしたら今回も何もしなくてもそのぐらい続くかもね？ってお話もあるよ～。短いほうと比べると……あっ、すぐおわっちゃうかも!?!?）
正確には今回の間氷期は1万7000年前から始まったんだって～（※2万年前～7,000年前頃まで寒冷化を何度も間に挟みながら気温が上昇していったという説もあります（参考サイト６））
元サイトはこちら↓↓↓
ところでどうしてこういう周期変動が起きてるのかな～？気になるね～。
理由としては、（１）ミランコビッチサイクルによる太陽光の降り注ぐ強さの変動（２）太陽から降り注ぐ放射エネルギーの強さの変動（黒点の数などでわかる）
などの要因が提唱されていることが多いよ～。ほんとのことはわかんないけどね。
ミランコビッチサイクルという言葉についてはこちら↓↓↓
ミランコビッチサイクルについて（参考サイト７）
1910 - 1940年代にかけて、セルビアの地球物理学者であるミランコビッチ氏が、次の３つの要素による日射量の変動を提唱したんだ。
１）地球の自転軸の傾きの周期的変化
２）歳差運動（コマをまわしてヘタってくると、中心軸がぐるぐるぐらつくけど、地球でも太陽の周りをまわるときにぐるぐるぐらついたりするんだって！そのことを歳差運動というよ～）
３）地球の公転軌道の変化（本当は公転軌道は楕円で、その形が伸びたり縮んだりするんだって～）
これにもとづく日射量の周期変動をミランコビッチサイクルというよ～。
https://astro-dic.jp/milankovitch-cycle/
また、現在輩出しているCO2の影響がどのぐらい大きくなるとどのぐらいの量で地球気候に影響するかも？っていう数値モデリング研究をやってた人もいるよ～。一例を紹介するね。
人為的にCO2を大量に排出することによって、いますぐというよりも、今後の数千～数万年スケールでの気候変動が、変わってくるかも？っていうシミュレーションでした。
本来は数万年内に氷期に戻るはずだけど、氷期にならないで暖かい気候が続きうるかも？ってことですね。
CO2排出量による今後の地球気候への影響を計算したD. Archer氏本人は最近のインタビュー（2020年9月）によると、ニュアンス的には結構ネガティブなことを言っているのだけれど、
（ https://news.uchicago.edu/story/climate-change-will-ultimately-cost-humanity-100000-ton-carbon-scientists-estimate )
これは、考えようによっては、人間の活動によって氷期が来るのを抑えうるかも？じんるいにとって過ごしやすい時期が長く続くかも……？ということにもなるよね。
あと何も関係ないけど、ドゥーガル・ディクソン氏の描く「アフターマン」「フューチャー・イズ・ワイルド」のビジュアル化された未来予想図はとっても面白いからおすすめ♪
フューチャー・イズ・ワイルド
アフターマン
（※今現在2021年秋、在庫の問題かな、注文はAmazonの方で行ってね…！）
今日はこのへんで！
それじゃあねぇ～。ばいば～い♪
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（おすすめしょせき）
46億年の地球史: 生命の進化、そして未来の地球 (知的生きかた文庫) 文庫 – 2019/1/23
人類と気候の１０万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか著：中川 毅 ブルーバックス 2017/02/15
───────────────────────（参考（かもしれない）文献だよ～）
（参考サイト１）
（参考サイト２）
（参考サイト３）
（参考サイト４）
（参考サイト５）
（参考サイト６）
（参考サイト７）
https://astro-dic.jp/milankovitch-cycle/
David Archer (2005) とDavid Archer (2009)
Fate of fossil fuel CO2 in geologic time
https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1029/2004JC002625
Atmospheric Lifetime of Fossil Fuel Carbon Dioxide
https://www.researchgate.net/publication/38136820_Atmospheric_Lifetime_of_Fossil_Fuel_Carbon_Dioxide
CO2排出量による今後の地球気候への影響を計算したD. Archer氏本人は最近のインタビュー（2020年9月）
https://news.uchicago.edu/story/climate-change-will-ultimately-cost-humanity-100000-ton-carbon-scientists-estimate
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