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【一色正春】sengoku38 極右陰謀論

一色正春 (いっしきまさはる)

陰謀度 5 ★★★★★

【X】一色正春 @nipponichi8

【陰謀要素】
・極右 ・日本保守党支持 ・トランプ支持 ・反中 ・嫌韓 ・クルド人陰謀論
・反LGBT法 ・反自然再生エネルギー ・地球温暖化否定 ・反コオロギ食
・反ワクチン ・反マスク ・反WHO ・安倍元総理暗殺陰謀論

【マネタイズ】
・書籍 ・講演会 ・メディア出演

【関連陰謀論者】
・田母神俊雄 ・百田尚樹

【メモ】
◆1967年1月3日生まれ
◆京都府 京都市 出身
◆国立 富山商船高等専門学校卒
◆元・海上保安官


■ sengoku38
尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件

2010年、海上保安官として勤めていた一色正春は「sengoku38」というハンドルネームで尖閣諸島中国漁船衝突映像をYouTubeに投稿したことにより、映像流出事件の実行犯として国家公務員法違反を問われて裁かれた。しかし結果的に起訴猶予処分が下されて、放免の身となっている。

この事件は当時日本中を騒がせたが、手続きの順序を踏まなかった一色の職務上の罪を責める声はあったものの道義上の罪を問う声は少なく、むしろ一色の行為と義憤を讃える風潮が強かった。そのため、公職を追われた一色はヒーロー扱いでメディアや講演会などに引っ張りだこの存在となった。


■ 愛国者気取り

一色の国を愛す信念は、理解も賞賛もできる。
しかし、一色の支持層には狂信的な自称・愛国者も多く、そういった支持者を喜ばせるうちに、元々右寄りだった一色の主張は徐々に極右へと傾いて行った。これは当時の保守界隈では顕著に見られた傾向で、多くの保守言論人が極右思想に陥って行った。その最たる例が、のちに日本保守党を起ち上げることとなる百田尚樹だ。

極右に傾いた彼らは、一色もそうだが様々な陰謀論にハマって行くこととなる。
その大きなキッカケは2つあって、1つ目は2020年のコロナ禍で反ワク陰謀論に染まり、2つ目は2022年の安倍晋三元首相暗殺事件から極右傾向に拍車がかかって歯止めが利かなくなり、言論の暴力が隆盛を極めると同時にエセ愛国バイアスに由来する陰謀論に染まって行くようになったのだ。
根拠の無いおかしな主張でも、強い言葉を使うことでネトウヨに歓迎されるという反知性主義的な土壌が育まれていたため、保守インフルエンサーはこぞって競うように陰謀論を唱えるようになってしまっていた。要はそれがカネになったのだ。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

愛国精神をこじらせて排他的な振る舞いを隠さなくなった一色は、マイナンバーカードにまつわる妄想が先走ってわけの分からない主張にわけの分からない主張を上塗りするという、前後不覚の状態に陥るように訓練されている。[誰によって?] ▼▼


■ 安倍晋三元首相 暗殺陰謀論

2022年に暗殺された安倍晋三元首相の銃撃事件を組織的犯行だとしたい一色。▼▼

「隠すから疑われる」って、陰謀論者たちが勝手に陰謀を疑ってるだけなのだが、、▼▼

敬愛する安倍晋三元首相が一般人の小者にいともたやすく葬られたという現実を直視したくない極右層が、壮大な敵を脳内で捏造することで組織的な犯罪だと思い込みたかったのだ。強大な組織によって安倍元首相が討たれたのだとしたら、彼らは納得が行きやすかったのだろう。

※当noteの運営するYouTube動画。▼▼


■ アメリカ大統領選不正選挙

2020年当時の極右界隈で愛されていたアメリカ発の陰謀論『アメリカ大統領選不正選挙』
一色は極右のドナルド・トランプ元大統領を支持している。それゆえ2020年のトランプ再選選挙で落選した現実が受け止め切れず、「あの選挙は不正であった」という陰謀論を信じたかったのだ。。▼▼

▲▲ 不正選挙だと願う気持ちを否定されて苛立つ一色だったが、選挙終了2ヶ月後の2021年1月になって、ようやくトランプ落選の現実を受け入れた。
十分見苦しいが、これは当時の極右界隈ではまだマシな方の主張。▼▼

米大統領選不正選挙陰謀論については当note門田隆将のページを参照。


■ 反ワクチン 反マスク

一色は反ワクである。▼▼

コロナワクチン接種を否定したいがあまり、陰謀論者Xアカウントアメリカから見た日本を引用してしまう一色。▼▼

そして、一色は反マスクでもある。▼▼


■ 武漢ウイルス

反中バイアスが強い一色は、新型コロナウイルス(COVID-19)を「武漢ウイルス」「中共肺炎」と表記。▼▼

これは一色が、「新型コロナウイルスは中国の武漢ウイルス研究所から流出した」とする真偽不明の話しに影響を受けているからだ。▼▼


■ 反LGBT法

極右あるある、LGBT理解増進法を理解しないで猛烈に反対する一色。▼▼

極右がこの法案の内容をいかに曲解しているかは、PULP 🐈‍⬛さんという方のnoteを読めば分かる。 ▼▼


■ 反自然再生エネルギー

中国ぎらいの極右がメガソーラーを嫌うのはあるあるなのだが、一色の場合は原発推進派の立場から太陽光発電事業には一貫して否定的となっている。▼▼

※ 極右層がメガソーラーを嫌うカラクリは当note闇クマchのページを参照。

そして一色は風力発電にも否定的だ。▼▼

エネルギー政策への考えは思想の左右で意見が別れやすく、軍事力に理解のある右派は原発推進派になりやすく、一方の左派は反原発派として自然再生エネルギーを絶対視したがる傾向にある。
どちらの発電方式にも一長一短があり、水力発電を除くとそれぞれに解消できていない課題が多いのだが、極右・極左思考に陥ると、自分の支持する発電方式には一切の問題が無いと思い込みたがり、反対する発電方式は全否定したがるのだ。
一色は極右側として、見事にそのパターンに合致している。


■ 地球温暖化否定

地球温暖化を否定する一色。▼▼

地球温暖化否定派はよく、冬の寒さをもって地球温暖化を否定しようと発信するのがお約束。▼▼

▲▲ 一色の場合は5月の肌寒い日にまで温暖化否定ネタを活用する徹底っぷり。これが地球環境に配慮するのが面倒臭い層にウケるネタなのだ。小学生男子における「うんこ」ぐらいウケる。

地球温暖化否定に関しては当noteしろくま団長のページを参照。


■ 反昆虫食

2023年上半期に流行ったコオロギ食陰謀論。極右界隈では「#コオロギ食べない連合」というハッシュタグを付けてXでポストする陰謀論者で溢れていた。
一色もちゃっかりこの陰謀論に乗っかっている。▼▼

※ いまだにコオロギ食に対して偏見を持っているのなら下記動画の参照をオススメする。▼▼


■ 関連note

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