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【安藤裕】参政党 経済陰謀論者 元・衆議院議員

みんなの陰謀論

安藤裕 (あんどうひろし)

（参政党）東京都
陰謀度 4 ★★★★☆

【陰謀要素】
・参政党員 ・元新党くにもり ・反自民党
・経済陰謀論者 (反財務省/MMT/消費税反対/インボイス反対)

【マネタイズ】
・国会議員 ・YouTube ・講演会

【関連陰謀論者】
・水島聡 ・本間奈々 ・山本太郎 ・郷原信郎 ・山本やすひろ ・原口一博
・林千勝 ・石田和靖 ・松田学 ・坂東忠信 ・石井孝明 ・黒川敦彦
・岡真樹子 ・佐藤和夫 ・池戸万作 ・神谷宗幣

【メモ】
◆1965年3月28日生まれ
◆神奈川県 横浜市 出身
◆慶應義塾大学 経済学部卒
◆元・自民党員
◆新党くにもり 共同代表 (2022年4月～2024年8月)
◆参政党員 (2024年9月～)
◆衆議院議員 (2012年12月～2021年10月)

■「消費税は預り金ではない」というデマ

慶應義塾大学経済学部卒で税理士としてのキャリアを持ちながら経済陰謀論者になってしまう。その強い肩書きから安藤の主張する破綻した経済論を真に受ける経済弱者がわらわらと生まれている。

消費税やインボイス制度に反対する層がこぞって言う、「消費税は預り金ではない」というこの言葉。

【YouTube】【「消費税は『預り金』ではない、“インボイス制度”はおかしい！」安藤裕元衆院議員と語る】郷原信郎の「日本の権力を斬る！」

消費者がモノの購入時やサービスの受け取り時に支払う消費税。
消費者が事業者に支払う8％か10％の消費税を、「そんな税金を消費者は支払っていない」と意味不明な主張をする経済陰謀論者たち。その親玉の一人がこの安藤裕だ。
そんなブッとんだ発想を持つ安藤は、
「消費税を払うのは消費者ではなく事業者」
「弱い事業者からカネを巻き上げるのが政府のやり方」
といった感じの主張でもって政府や財務省は悪しき存在というイメージを植え付けている。

安藤がなぜそのような破綻した論理を用いるのかと言うと、消費税とインボイス制度の反対プロパガンダに役立つからだ。
そんなアタオカな主張、普通の人なら笑ってしまうか呆れてしまうような話しだが、消費税反対論者も安藤らのその主張を盾にして同じ主張を馬鹿の一つ覚えで繰り広げている。そう、そんな馬鹿げた話しを簡単に信じてしまう層が実在するのだ。

「税は財源ではない」
というのも三橋貴明ら、日本でMMTを曲解して広めた経済陰謀論者たちの主張。
・国民から消費税を取らなくても良い。
・インボイス制度で年1000万円以下の売上個人事業主から消費税を取らなくても良い。
・国が税金を集めなくても財源は国債で賄えば良い。
なぜなら「税は財源ではない」からだ。というトンデモ論が日本のMMT信奉者の間で信じられているのである。。。

そうして安藤は経済陰謀論者たちを信者として飼い慣らし、自らの政治活動の養分として利用している。

■ 経済陰謀論者みんな大好きMMT

現代貨幣理論＝Modern Monetary Theoryの頭文字を取ってMMT。

変動相場制で自国通貨を有している国家の政府は通貨発行で支出可能なため、税収や自国通貨建ての政府債務ではなく、インフレーションを尊重した供給制約に基づく財政規律が必要であるという主張をしている。

（出典：wikipedia 現代貨幣理論）

MMTの思想は上記の通りで、これを超ザックリ言うと、
「自国通貨を発行できる国ではハイパーインフレが起きない範囲でおカネをいくらでも市場に出せますよ」という感じだ。

積極財政という言葉があるが、経済陰謀論者たちは「政府はもっと国民にカネを出せ！」「国債を刷ればカネはいくらでも作れる！」というノリでこのMMTの思想を曲解して、先進的で素晴らしい論理として崇めているのだ。
反対に緊縮財政。既に1000兆円を超える国債を発行している日本政府にとって、このままのペースで国債発行を行なうのは過剰なインフレと円安と金利上昇を招く恐れがあるため、国債発行量をある程度抑えたいという考えがある。そのような観点から支出(国債発行量)を抑えて国家予算を削ると、「緊縮財政だ」という評価を受ける。

▲▲ だからこそ、上記のように政府におカネを大量にばら撒いて欲しい一部のワガママな経済弱者は緊縮財政を忌み嫌い、無批判に積極財政を歓迎するという構図が発生している。MMTを曲解する経済陰謀論者たちにとって、緊縮財政は悪で積極財政こそが善なのだ。
安藤裕のような経済陰謀論者リーダーたちは、MMTを利用して弱者ビジネス・貧困ビジネスに精を出すことでもワガママ弱者層からの支持を獲得しているのだ。▼▼

※ MMT陰謀論のビジネス利用についての詳細は当note藤井聡のページ参照。▼▼

■ 参政党に鞍替え (2024.9.15 追記)

2024年9月、『新党くにもり』から極右カルト政党参政党への鞍替えを公表した安藤。▼▼

■ 関連note

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