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インバウンドサミット2021 開催結果を発表します!

2021年6月19日(土)に、インバウンド業界最大級のオンラインイベント「インバウンドサミット2021」が開催されました。ご参加、ご登壇、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました!このnoteでは、イベントの概要と事後アンケートの結果をまとめます。

インバウンドサミット2021 開催概要

参加申込者数
3,614名の方に参加申込をいただきました。昨対比118%の増加となります。

無題のプレゼンテーション (2)

参加者の業種
業種別では、「上記以外」と回答した方を除くと、「その他の観光事業」が最も多く、次いで「メディア・広告」、「自治体・DMO」、「宿泊・サービス」、「旅行代理店」、「教育関係者」、「学生」、「イベント・体験」、「交通・運輸」、「省庁」の順となっております。

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イベント終了後にアンケートを実施したところ、533名の方より回答をいただきました(参加者 498人、登壇者 23人、運営事務局 12人)。その結果を以下にてご紹介いたします!

インバウンドサミットの推奨度(NPS)

「インバウンドサミットの参加を、家族・友人・同僚におすすめしたいと思いますか?」という形で、イベントの推奨度(NPS)を0〜10で評価いただきました。NPSは 41.09% となり、昨年の 33.93% から 7.16% 向上しました。

無題のプレゼンテーション (3)

<参考:NPSとは>
9~10点を付けた方を「推奨者」、7~8点を「中立者」、0~6点を「批判者」と分類し、推奨者の割合から、批判者の割合を引いた数値がNPSです。

以下、各セッションについて「参考になった」「まあまあ参考になった」「あまり参考にならなかった」「参考にならなかった」「不参加」の5項目で評価いただきました。「不参加」を除く回答を集計しております。

オープニング

MATCHA代表 青木優によるオープニングについては、51%の方が「参考になった」、44%の方が「まあまあ参考になった」と回答いただきました。

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<回答者のコメント>
・数字を含め訪日インバウンドの現状を再確認できた
・青木さんの熱い気持ちが伝わりました!インバウンド関係者を鼓舞してくれる、とてもよいオープニングでした。
・イベントの趣旨、意気込みがよくわかりました。
・大きなメッセージがあってもよかったように感じました。
・後のセッションの意義目的をもう少し話してほしかった。

基調講演

デービッド・アトキンソン氏による基調講演については、67%の方が「参考になった」、29%の方が「まあまあ参考になった」と回答いただきました。

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<回答者のコメント>
・エビデンスに基づいた話で気づきが多かった
・国内観光とインバウンド観光を区分けする必要はない、という言葉が印象的であった。
・さすがアトキンソン氏の話は説得力があります。本日のお話の中で最もよく残っています。
・図など視覚的情報があればもっと理解が深まったと思います。
・最初の部分はデータの話が多く単調だったが、後半大変参考になった。

パネルディスカッション

デービッド・アトキンソン氏、吉田晶子氏、山野智久氏、龍崎翔子氏、青木優によるパネルディスカッションについては、51%の方が「参考になった」、44%の方が「まあまあ参考になった」と回答いただきました。

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<回答者のコメント>
・事業者寄りの踏み込んだ内容でとても参考になりました。
・観光業に長く根付いている問題(高付加価値化、人材育成、情報発信など)を幅広く取り上げていただき学びが多かったです。
・予定調和的ではなく各自の忌憚のない意見を聞けて良かった
・深堀りができず、出された意見の深堀や相互ディスカッションが進まず、作為的な流れ、同じ意見の繰返しになる部分があった。
・登壇者間の意見があまりかみ合っていないように感じたので、もっと踏み込んで引き出してほしかった。

エリアセッション

【北海道】サウナを通じて、地域資源を見出す新しい観光
(n=15)

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【東北】東北のSIT層に向けたディスティネーション戦略とは?
(n=41)

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【関東】異質性を生かす観光の産学連携
(n=24)

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【東京】アートで街を育てる、広報視点のインバウンド戦略
(n=46)

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【北陸】工房めぐりや酒造めぐりは、本当に地域に貢献するのか?
(n=41)

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【中部】地方空港をどう日本文化の発信拠点にアップデートするか?
(n=10)

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【関西】スポーツツーリズムが地域観光にもたらす可能性
(n=32)

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【四国】オンラインツアーからのリアル誘客の可能性
(n=41)

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【中国】世界から選ばれる、離島ブランディング
(n=31)

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【九州】九州を盛り上げる観光人材の増やし方
(n=34)

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【全国】これからの日本の観光政策のあり方
(n=64)

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【沖縄】沖縄が取るべきアジアの観光戦略とは何か?
(n=14)

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【アジア】上がり続けるポスト・コロナの日本に求められる期待値
(n=67)

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カテゴリーセッション

【クラウドファンディング】観光×越境クラウドファンディングの可能性
(n=6)

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【富裕層】日本の富裕層観光戦略
(n=87)

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【ガイド】コロナ後もガイドは必要か?
(n=63)

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【文化観光】地域文化を活かし、観光をどうアップデートするか?
(n=58)

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【稼ぐ観光】「稼ぐ観光の実現」観光業界でGDP10%をどう実現していくか?
(n=22)

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【食】日本食の真髄を世界へ
(n=15)

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【組織づくり】成果を生み出す、チームづくり 連携づくり
(n=27)

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【次世代ツーリズム】未来のモノサシ - ヴァーチャル空間での日本ブランディング
(n=14)

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【サステナビリティ】誰のためにやる?訪日観光におけるサステナビリティとは
(n=25)

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【観光まちづくり】「コロナ後の地域・観光づくり」Airbnbの新しい挑戦
(n=24)

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【DMO】海外最新動向に学ぶ、国際観光再開への道筋
(n=37)

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【観光DX】気鋭スタートアップが変える日本の観光DX
(n=50)

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【海外拠点】どう「日本」を世界に売っていくか?
(n=21)

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サミット全体で良かった点・参考になった点

自由記述で回答いただきました。いくつかピックアップしてご紹介します。

・去年よりも格段に内容、運営ともにパワーアップしていた。そして、終始ながれる温かで前向きな空気がとても心地よかった。
・前回のサミットから工夫され、裾野が広い多様なインバウンド関係者に出来るだけ役に立つように企画されたことは素晴らしいと思います。
・鳥瞰的に業界をとらえ、具体的な課題も織り交ぜ、魅力あるスピーカーを集めた素晴らしいイベントだった。
・感動したのは、日本のことを良くしたいと強く思っている人たちがこれだけの人数集まったということです。
・全国でこんなに観光に対して頑張っていらっしゃる方々の存在を知れて、パワーをもらいました。この先のワクワクが止まらないです。
・事業者目線、解決目線、動こう目線での組み立てなので、やる気になるし、悩みながら皆様戦っているのが知れるだけでも大変貴重です。

サミット全体で悪かった点・改善点

自由記述で回答いただきました。いくつかピックアップしてご紹介します。

・多彩な内容ですが、カテゴリセッションの数が多すぎて選ぶのが大変でした。少し数を絞ってもいいかもしれないです。
・セッション時間が短い。来年はリアルとオンラインのハイブリッドで、2日間位して欲しい。
・色々興味がある分野があり、目移りしてしまい、肝心な部分が聞けなかったりした、事前にどのような話をするのかの説明がもっと欲しかった。
・Zoomだと意見や質問をもっとリアルで共有できたんじゃないかという気がします。
・いくつかのセッションをハシゴして自分がもっとも必要としている情報にたどりつくのに手間取ってしまいました。

来年のインバウンドサミットへの参加意向

来年も本イベントが開催されたら参加するかという問いに対して、99.6%以上の方が「参加したい」「どちらかといえば参加したい」と回答いただきました。

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以上がアンケート結果となります。ご回答いただきました皆様、誠にありがとうございました。インバウンドサミットは、来年の開催も予定しております。今後とも、どうぞご期待ください!

アーカイブ映像を公開します!

インバウンドサミット2021のアーカイブ映像は、MATCHAのYouTubeにて公開いたします。ぜひチャンネル登録をお願いいたします!


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