UXライティングの神note1つでどこまで自分のプロダクトに応用できるか
1つの神noteに出会いました。その記事でUXライティングという言葉を知りました。
プロダクトをより良くする者として感動させられ、自分のプロダクトに活用したいと思いました。
しかし、数日がんばったところでUXライターになれるほど甘い職業では無いと思います。ですが、何年も修行しているうちにMokurenはクローズしちゃうかもしれません。今すぐ活用したいのです。
幸いなことに…? Mokurenは課題を抱えています。その課題とはログイン時の離脱率の高さです。その性質上、GitHubログインを必要とするためセキュリティ的な不安でログイン成功率が下がっています。
もちろん、私もエンジニアなので技術的にセキュリティの安全は確保しています。しかし、ユーザーは実装の中身を見れないため不安は消えません。
安心してもらうためには『どう伝えるか』を考えないといけません。
そこでUXライティングの出番です。
こちらがMokurenのログイン画面です。Chrome拡張であるため、画面右半分がログイン画面です。
このログイン画面は何回か改善を繰り返していますが、UXライティング目線で見ると、良いところ反面、伸び代もあります。
それでは画面を上下に2分割して分析してみます。
ログインではなく、「試す」
最初は画面上部のログインボタン周りです。日本語に起こすとこんな感じです。
ログインを迫られているような、強い圧迫感を感じます。
もっと良くするために、noteに書かれていたとある事例を見てみます。
ボタンのテキスト変えるだけでエンゲージメントを変えるなんて、恐ろしいことですね。
他にも、Netflixのログインフローの中でプランを選択する画面があるそうですが、「プランを選択する」ではなく「視聴プランを見る」という言い回しを選んでいるそうです。
この2つに共通することは、強制的な文言を使っていない点だと思います。そのボタンを押したら最後、後戻りできないような感覚を持たせてはいけません。例えばMokurenなら
このような感じでしょうか(サイドバーはMokurenの機能の1つです)
試してみるという言葉を使うことで印象を和らげています。
見出しを見出しとして使わない
次に下部のセキュリティの文言についてです。
これも見出しとリストの部分2つに分けて分析します。
1つ目は、見出しをを見出しをとしてではなく、結論を書いているところです
位置的に見出しをなので『Mokurenのセキュリティについて』なんて書きがちですが、ここに結論を書くことでこの先の文章を読む動機を作っています。神noteにも『その見出しは本当に必要か?』について言及しています。
見出しを削除しているわけではないのですが、内容とスッキリと伝えるための文章になっています。
リストは3つが最大
次に、見出しの下にあるリストです。
内容を3つにしたことが良い点だったと言えます。ユーザーに安心してもらうためには、どうしても細かく説明したくなります。そうするとこのリストは5つ、6つ、、と増えていきがちですが、3つに絞りました。
神noteでは、3つという数字はユーザーが一度に受け取れるメッセージの最大の数だと述べています。
文字数はなるべく少なく
ただし、1つの文章自体が少し長すぎるかもしれません。Yahooニュースのタイトルがタイトルを最大13文字にしているのはこう言った理由があるそうです。
もちろん、これはタイトルではなく説明文なので13文字に抑えるのは難しいですが、短くすることはできそうです。
例えば、以下のように短くできるかと思います。
終わりに
どんなプロダクトにもライティングする機会が訪れるのではないでしょうか。
チームにUXライターがいれば、全てを解決してくれるかもしれませんが、少なくとも自分のチームはそうではありません。
そうなった時、神noteとして紹介した記事が最高に役立つと思い、自分のプロダクトに落とし込んでみました。多分まだまだ改善点はあるはずです。
今回やってみて、ライティングは身近な者であると感じ(同時に奥深いとも感じましたが)、誰でも練習することができると思いました。
今作ってるプロダクトがあるなら尚更です。この私が書いたnoteのように、試行錯誤してみてください。きっと、必ずレベルアップするはずです
いざ使おう!となった時のために気をつけることをリストアップしたnoteも用意しました。是非ご活用ください
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