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テクニカル分析による売買タイミング

お疲れ様です。

梅雨っぽい感じでジメジメしてますが、いかがお過ごしでしょうか。

最近私の家の周りで猫がよぉけケンカしている鳴き声が聞こえます。
猫の世界では発情期が蔓延している模様ですね。🐱

猫界では発情期の蔓延ですが、人間界ではインフルエンザの発症が激減しています。

激減どころか2種類のインフルエンザウイルスは1年に渡って報告がなく、絶滅した可能性もあるそうですが皆さん知ってました?

『報告がないから絶滅』は決めつけだと思いますが、徹底して予防対策をすればインフルエンザにかからないので、普段の怠慢さが分かりましたね。

でもあまりにもキレイキレイにしても免疫力が下がり、軟弱な体になってしまいそうですが。

雑談的な話はこれほどにして。


今回は、テクニカル分析の種類や使い方について改めて見ていこうと思います。

知っていれば確実に儲けるわけではないですが、知らずに投資を始める➡︎投資ではなく『投機』です。

投機ならせっかくの資金を無駄にする可能性が非常に高いので、大人しくコツコツ貯金して今の仕事にしがみ付き、足元の小銭を集めていたらいいかと思われます。

テクニカル分析を知っておくことで、
現在の株価が上昇中か?下降中か?
また売られすぎか?買われすぎか?などが分かります。

まずは前にも見ましたが、『ファンダメンタルズ分析』『テクニカル分析』の違いから見ていきましょう。



1・テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の違い

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は、簡単に言うと『何を根拠にチャートの値動きを推測するか?』が異なります。

⭐️テクニカル分析➡︎統計的なデータをもとに。
⭐️ファンダメンタルズ分析➡︎業績や今後の成長をもとに。

などの違いで、売買のタイミングを計る分析方法です。

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テクニカル分析とファンダメンタルズ分析には大きな違いがありますが、どちらだけで投資が上手くいくとは勿論限りません。

投資したい企業の長期的な業績を予想した後、いざ買うときにテクニカル分析を知っていると、買い時を見極めるのに役立ったり、

『業績が良くて株価が上昇しそうなのにテクニカル分析では過去のパターンと明らかに異なる動きをしている』といった場合、慎重に注文を出せるのでリスク回避にもなります。



2・テクニカル分析はデイトレーダー向け

テクニカル分析は、ある程度短期間の値動きを見る分析手法なので、短期間で売買するデイトレーダーがよく使う方法です。

数時間、数日、数週間後の相場を予想して、売買を判断しますので、デイトレードやスイングトレードの短期売買に適しています。

皆さんも『投資家』と聞くと想像するのは『さまざまなテクニカル分析を駆使して、パソコン何台も使って、1日中チャートを眺めている姿』だと思われます。

そう。それです。

市場が開いている全ての日はパソコンの前にいるのは、通勤しなくても良い『仕事の従業員」だから私はあまり魅力ではないですね。

お金を稼ぐために時間を使っているので税率は違うかもしれませんが、稼ぎ方は会社員と同じだと思ってしまいます。

近年『FIRE』?という早期退職して運用で暮らす状態のことが流行っているらしいですが、何故パッと見で意味がわからない言葉を使うのか不思議ですね。

『配当金生活』ではカッコ悪いんですかねw



3・テクニカル分析による売買のタイミング

それでは実際に見ていきましょう。

まずは基礎的なテクニックで売買のタイミングを見る方法です。

テクニカル分析の指標・株価チャートの種類

テクニカル分析で使用する指標には、
『トレンド系』
『オシレーター系』
の2種類があります。

この指標によって異なる株価チャートができ、それぞれの株方ーとを見てわかるのは大まかに3つです。

①株価が上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのか
②買われすぎなのか、売られすぎなのか
③買い時であるか、売り時であるか

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トレンド系とは現在株価が上昇する傾向にあるのか、下降する傾向にあるのか、その傾向がいつまでどのくらいの勢いで続くのかがわかる指標です。

上昇トレンド:株価が上昇傾向にある
下降トレンド:株価が下落傾向にある



4・ローソク足チャート

ローソク足チャートを見れば一定期間内に株価が上昇しているのか下降しているのかがわかります。

ローソクの形をしたローソク足は、1本で定めた単位期間内の高値・安値・始値・終値の4つの価格がわかります。

ローソク足チャートはローソク足を時系列で並べたもので、
値動き・株価の変動を表します。

始値:相場が始まった時の価格 
高値:期間中の高値
安値:期間中の安値
終値:相場が終わった時の価格
ローソク足は3つのパートに分かれます。

実体:中心の長方形の部分
上の線:上ヒゲ
下の線:下ヒゲ

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実体部分は始値と終値を表し、上ヒゲの先は期間中の最高値、下ヒゲの先は最安値です。

ローソク足で終値が始値より高くなったのか、安くなったのかがわかると言う事です。

テクニカル分析を始めたばかりの人はローソク足の色を見て、陽線だったら株価が上がって終わり、陰線だったら株価が下がって終わったのだとすぐにわかるようになれば十分です。

応用として、値動きを判断する方法を簡単に説明します。

⭐️ローソク足の形から値動きを判断する方法
実体が長い陽線は買いのサインです。
実体が長いと言うことは始値と終値の差が大きく、株価の変動に勢いがあることを表します。
株価が上昇する勢いが強いため買い時であると予測できるのです。
⭐️ローソク足と移動平均線の位置関係を見て、値動きを判断する方法
移動平均線よりも陽線が上にあると、上昇トレンドであると予想ができます。



5・ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは株価の上がりすぎ、下がりすぎを見極められる指標です。

移動平均線を中心に上と下に描かれている6本の線で表します。

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上から[+3σ(シグマ)]・[+2σ]・[+1σ]・[-1σ]・[-2σ]・[-3σ]と呼びます。

株価の値動きの幅に関して、下記の内容を便宜的に覚えておくといいかもです。

株価が[+1σ]から[-1σ]の幅に収まる確率:約68.2%
株価が[+2σ]から[-2σ]の幅に収まる確率:約95.4%

上の確率を見てわかるように、値動きの幅は『±2σ』内に収まります。

+2σ』を越えたら上昇しすぎなので売り
『-2σ』を越えたら下落しすぎなので買い

と判断できる仕組みです。




6・移動平均線

移動平均線は初心者でも知っておきたいポピュラーな指標であり、株価の大まかなトレンドを掴めます。

移動平均線は一定期間の株価の平均値を計算して、得られた値を線で結んだグラフです。

短期の移動平均と中長期の移動線があり、複数の線から今後の値動きを読みます。

ボリンジャーバンドやローソク足と組み合わせ分析する手法もあり、例えばローソク足と移動平均線の関係が『ゴールデンクロス』という状態になれば買い時という見方ができます。

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7・一目均衡表

ローソク足と5本の線で形成される表で、相場の変化を見極める時に使用します。

5本の線を使い、精度の高い分析を行うものですが、基準線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドということだけ覚えていれば大丈夫です。

一目均衡表で使う5本の線は以下の通りです。

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8・オシレーター系の指標

オシレーター系の指標は株価の大きな流れや水準に関係なく、相場をリアルタイムで捉え次の瞬間株価が上がるか下がるかを見極めるのに使用します。

トレンド系が、今後上昇あるいは下降するのか、株価の方向性がわかる指標であるのに対し、オシレーター系は、株価が上昇もしくは下落に変わるライミングを計る指標です。

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9・RSI

一定期間の相場において、値上がり幅と値下がり幅を活用し、値動きの強弱を見る指標です。

RSI(%)=
「値上がり幅の合計」÷「値上がり幅の合計+値下がり幅の合計」×100

「上昇した日の値幅の合計」と「値下がりした日の値幅の合計」を合わせて比率を出します。

例えば、
・上昇7日
・下落3日なら
『RSIは70%』です。

『50%』を基準に、
値が高くなれば売りサイン
値が低くなれば買いサイン
と判断します。

*SBI証券 日経225先物 6月物のチャート画面(以下の画像も同じ)になりますが、
下の方にある『赤いライン』がRSIです。
この日(2021年6月7日17:50)でのRSIです。
『74』となっていますので、まぁまぁ買われているという1つの判断材料になります。

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10・ RCI

日付と価格に順位をつけ、両者の相関関係に着目した指標です。

 値上がりした日数が多いかどうかが判断基準です。
株価が上昇した日数が多くなると買われすぎで、
下落の日数が多くなると売られすぎと判断します。

株価が上昇しなければ100%に近づき、株価が下落しなければ-100%に近づく仕組みです。

例えば、
9日間の RCIは、9日間上昇し続けると100%
9日間下落し続けると0%となります。

*これも下の方に水色と黄色のチャートがあります。
黄色が短期:30%となっており、
水色が長期:9%となっています。
短期的に見ると30%の上昇傾向で、長期的に見ると9%の上昇傾向となっています。
そして、短期線が長期線を上から下に抜けようとしている風に見えますので、デッドクロスとなり、売り傾向が強いかと思われます。

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11・ストキャスティクス

%K、%D、Slow%Dという3つの数値を目安に売買のタイミングを予測します。
投資判断で最も重要視されるのが『%D』ラインです。

%Kや%Dが、基準となる値動きの幅が上80%、下20%である場合、
80%を切ったら売り・20%を越えたら買いという風に予測する仕組みです。

株価変動が激しい相場では、ストキャスティクスが出す売買サインを当てにするのは危険であると言われています。

*%Kも%Dどちらも65%ほどですので、上が80%とすると上限が15%しかありませんのでまぁまぁ買われているのかと思われます。

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12・MACD

短期と長期、2種類の指数平滑移動平均を使って
株価のトレンドを判断する指標です。

指数平滑移動平均は移動平均線で使用する単純移動平均より精密な計算でグラフかされます。

過去より最近の比重が大きくなるように算出され、移動平均より実際の値動きに近くなる仕組みとなっています。

*緑の線[MACD]が赤色の線[シグナル]をしたから上に抜けるとゴールデンクロスとなり強い買いシグナルです。
この画像の場合は上抜けたままですので、まだ強い相場であると言えます。

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テクニカル分析はファンダメンタルズ分析と異なり、過去のデータ、経験則から値動きを予測するものです。

多くの投資家が利用するチャートの見方がわかれば、何を買うべきか迷った時に役立ちます。

投資をより充実するためには知識をつけないといけませんので、それはそれは大変かと思いますが、疲れた時は動物でももふもふして回復しましょう。

ちょっと硬っ苦しかったですね。

次はもう少しフザケながら見ていきましょうか。


それでは今週も適当に頑張りましょう。


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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
誤字脱字は何となくの解釈でお願い奉るで候。

🐶もふもふのお裾分け🐶
ぺろっとしたベルちゃん🐶🔔💕

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