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宇宙旅行ビシネス(って何?市場規模は?)

お疲れ様です。
本日14日午前の東京株式市場の日経平均株価は続伸してますね。
バブル経済崩壊後の最高値3万0714円52銭を更新し、一時1990年8月2日以来の31年ぶりの高値水準となっています。
ワクチン接種進展の好感と新政権による経済対策の期待感ですかね。
それに、大谷選手がゲレーロJr.にホームラン数を1本抜かれて2位になっちゃいました。
同い年としても頑張ってもらいたいところであります。


さて日経平均株価が高水準ですが、今回は近年ニュースにもよくなっている『宇宙旅行ビシネス』について改めてみていこうと思います。
宇宙旅行ビシネスは今後大きく進展する可能性を秘めている市場ですので、運用の射程範囲内にしておくのは重要かと思われます。

【結論】
♦︎宇宙旅行ビシネスは市場規模の拡大が見込まれている
♦︎2021年に宇宙旅行が現実となり、今後の商用化は加速する
♦︎宇宙旅行関連銘柄は要注目



1・宇宙旅行ビジネスとは?

宇宙旅行ビジネスとは、
『宇宙ビジネス』の中でも『宇宙旅行』に関するビジネスのことを言います。

宇宙旅行というと、映画や夢のような話というイメージがあるかと思いますが、2000年代に入ると、それまで国家が主体となっていた宇宙関連の開発は民間企業によるロケット開発などが進み、大きく流れが変わってきました。
2001年には、宇宙旅行が成功したことでも世間を大きく騒がせました。
宇宙旅行がビジネスとして大きな一歩を踏み出し、商用サービスとして私たちに提供されるのもそう遠くない未来です。
(価格は安くはないはずですがね)


〜そもそも旅行ビジネスの市場規模は?〜

宇宙を見る前に、まず宇宙に限らない『旅行ビジネス』の規模を見てみましょう。

トラベルボイスによると、グローバルでの旅行産業の市場規模は2018年に約8兆8千億ドル(約968兆円)に達しています。
その成長率は3.9%で、医療やIT・金融業界などの成長率を上回っています。
世界だけでなく、日本国内でも旅行ビジネスは大きな市場規模を誇っています。
2018年の日本の旅行産業の規模は約40兆6000億円であり、世界第3位に位置していました。
ちなみに、旅行産業の市場規模1位は約176兆円のアメリカです。

新型コロナウイルスの影響で現在は大幅に市場規模が縮小していますが、回復の兆しも見えています。
旅行ビジネスは大きな規模を誇り、今後も成長を続けていく可能性は高いです。
やはり人間は同じ場所にいるより、たまには違う場所にも行きたくなるものだと思いますので、そこに『宇宙』が加わると市場はさらに大きくなるでしょうね。


〜宇宙旅行ビジネスの市場規模は?〜

宇宙ビジネス全体としては、2019年には世界で約40兆円の市場規模があったと報告されていて、

2030年には約70兆円、
長期的には100兆円にまで拡大すると試算されています。
そうなると経済には欠かせない産業となります。

宇宙旅行ビジネスも、宇宙旅行の商用化に向けた動きが着々と現実となることで、今後市場規模が大きく拡大することが予想されます。

そこで思われるのが、
市場拡大はいいとして、結局は金でしょ?富裕層だけちゃうかぁ〜?」
と思われるはずです。
確かに、宇宙旅行というと数千万円〜数億円かかり、富裕層だけのものと感じてしまいます。

しかし、
民間旅客機での旅行もスタートした当時はハワイ旅行に数百万円かかっていたものです。

今は20万円〜30万円程度でハワイにいけますよね。

これから、数万人・数百万人と宇宙旅行者が増えるに伴い、宇宙旅行の価格も数百万円から数十万円になる可能性は十分にあります。
私たちが生きている間になってほしいものですね。

ヴァージン・ギャラクティック社は2023年には宇宙旅行利用者が同社でのサービスを利用する人が1,600人を超えると発表しています。



2・宇宙旅行ビジネスの見通し

ここでは、宇宙旅行ビジネスの進展と宇宙旅行に取り組む企業をみていきましょう。

宇宙旅行ビジネスにおいて、2021年は大きなスタートの年とも言えます。
2021年7月11日、ヴァージン・ギャラクティックは創業者であるリチャード・ブランソン氏を含む6名での有人宇宙船の飛行に成功しています。

また、7月20日にはアマゾン創業者であるジェフ・ベゾス氏が設立した宇宙開発企業『ブルー・オリジン』の宇宙船での宇宙飛行に成功しました。
この時「帰ってくるな」という署名が集められたとニュースになってなかったでしょうか?(酷すぎるとは思いますがw)
この宇宙飛行には、ジェフ・ベゾス氏を含む4人が搭乗しています。
中でも最年少となる18歳の男性は、父親がオークションで落札した搭乗券での搭乗となり、お金を払っての宇宙飛行の最初の1人ともなっています。

日本においても、大手通販サイトZOZOの創業者である前澤友作氏が宇宙旅行契約を発表して大きなニュースになっています。
前澤氏は2021年12月にもソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーションへ出発する予定としていて、また大きなニュースになると思われます。

まだ一部の富裕層のみのサービスではありますが、それでも実際に多くの人が宇宙旅行へ予約しているものです。

実際に、
ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行は25万ドルの費用にも関わらず、9,000人飲み込み客を集め、400人は補償金の支払いまで済ませています。

その需要や関心の高さから、宇宙旅行事業を立ち上げる企業は投資対象としても注目を集めています。
宇宙ビジネスの投資団体である『Space Capital』のレポートによれば、直近10年間で資金調達をしたベンチャー企業は1,553社にも達しています。



3・宇宙旅行ビジネスに取り組む企業

3つの企業を見てみます。

①ヴァージン・ギャラクティック
②ブルー・オリジン
③スペースX


①ヴァージン・ギャラクティック

2004年、著名起業家であるヴァージン・グループ会長リチャード・ブランソン氏が立ち上げた宇宙旅行会社『ヴァージン・ギャラクティック』
宇宙旅行のための宇宙船の製造・打ち上げを事業目的の1つとしていて、2019年にはパイロット以外の人員1名を乗せての宇宙空間到達を成功させています。
先述したとおり、2021年7月には、リチャード氏本人が宇宙空間に到達し、大きな話題となりました。
ヴァージン・ギャラクティックでの宇宙旅行は、小型宇宙船で4分程度の無重力体験ができ、離陸から着陸まで90分ほどのものとされています。
料金は1人約25万ドル(2,750万円)と高額ですが、多くの見込み客を抱えています。


②ブルー・オリジン

Amazon創業者であるジェフ・ベゾス氏が立ち上げた航空宇宙企業である『ブルー・オリジン』
2000年に創業され、宇宙旅行会社の皮切りとも言われています。
『人類がより安く宇宙へ飛び立てること』をコンセプトとして、宇宙旅行サービスを提供しています。
ブルー・オリジンでの宇宙旅行も、数分間の無重力体験を含む15分程度の宇宙旅行を予定しており、1人あたり20万ドル(2,200万円)の料金となる見込みです。


③スペースX

大手電気自動車メーカー『テスラ』の最高経営責任者でもあるイーロン・マスク氏が立ち上げた『スペースX』
アイアンマンのモデルとも言われていますね。
2002年に設立され、既に国際宇宙ステーションへの物資輸送や民間初の有人宇宙飛行など多くの実績があります。
スペースXでの宇宙旅行は、8日間の国際宇宙ステーションへの滞在を計画しており、料金は1人あたり5,500万ドル(60億5,000万円)。
高額にも関わらず、既に予約は埋まっており、2021年には実施されるのではと見込まれています。

なので、
それぞれの企業の宇宙旅行は2021年〜2022年にはスタートすると予測されています。



4・宇宙ビジネス関連銘柄3つ

宇宙ビジネスや宇宙旅行ビジネスに関連する銘柄を3つみていきましょう。

①さくらインターネット(3778)
②ANAホールディングス(9202)
③エア・ウォーター(4088)


①さくらインターネット(3778)

インターネットインフラサービスを提供する『さくらインターネット株式会社』
クラウド上で衛星データの分析ができる衛星データプラットフォーム『テルース』を開発・運用しています。
テルースでは宇宙データを民主化し、衛星データを利用したビジネスマーケットの創設で日本の宇宙ビジネスの発展を目指しています。
今後も幅広い業界でデータの活用が見込まれているので、成長性が高そうです。


②ANAホールディングス(9202)

大手航空会社『ANAホールディングス』
ANAでは2018年から『宇宙事業化プロジェクト』がスタートし、宇宙旅行や衛星データ活用・宇宙物資輸送などのビジネスを展開しています。
宇宙旅行では、宇宙機開発ベンチャーであり友人宇宙旅行を目指しているPDエアロスペース社に出資し、社外取締役1名を派遣しています。
また、将来の宇宙での生活を考えた商品開発を進めているポーラ・オスビスグループとの共同事業も展開し、2023年の商品化を目指しているとです。


③エア・ウォーター(4088)

産業ガス大手である『エア・ウォーター』では、宇宙ベンチャーであるスペースウォーカーとの共同開発を進めています。
2021年8月には複合材高圧タンク開発会社を買収していたりと、着々と進展しています。
今後の成長に大きな期待ができる企業の1つです。


宇宙旅行が日常になる日も遠いものではなく、現実味を帯びてきています。
宇宙旅行ビジネスは、今後大きく成長するのは間違いないので、早めに仕掛けておくのも賢明だと思われます。


もう一度ポイントを書いておきます。

【結論】
♦︎宇宙旅行ビジネスは市場規模の拡大が見込まれている
♦︎2021年に宇宙旅行が現実となり、今後の商用化は加速する
♦︎宇宙旅行関連銘柄は要注目


価格が低下していつでも行けるとなったら皆さんは行きたいですか?
個人的に宇宙は好きですので、私は行ってみたいですね。
YouTubeでよく宇宙に関することを見たりするのですが、地球から5億光年先にカーテンか壁のようなものがあるらしく、『宇宙の端』ではないか?と言われているそうです。
もしそれが壁であるなら何でできているのか?宇宙の端ならその先には何があるのか?
なんかわかりませんが、興奮しちゃいます。
『わからない』それでこそロマン。

それでは
今週も始まったばっかですが、適当に頑張りましょう。

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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
🐶ここでは『お金』『投資』『マインド』などを書いています。
『お金』は人生の全てに関わってきますので、そこの問題を解決すれば自分も周りの人も自分の望んだ人生が送れると思いのもと書いています。
気張らず『へぇー』くらいで見て頂けたら幸いです。


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