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時代を作るかも?メタバースについて

お疲れ様です。
しばらくバタバタしていて、中々投稿する時間がを確保できなかったというのは今後の自分の課題ですね。
今年はだいぶ暖かいから良いですね。
🐶ベルちゃんも寒いのが苦手らしいので、暖かいのは何よりと思っている今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

さて、Facebookが社名を『Meta』に変更しましたので、それに関連した『メタバース』について改めて見ていきましょう。

【ポイント】
♦︎メタバーストはインターネット上に作られた3Dの仮想空間
♦︎仮想空間上で現実世界と同等の活動が可能になる
♦︎IT・ソフトウェア業界を中心にメタバースへの参入が進む

メタバースとは、”ネットワーク上に構築された仮想空間の全般を表す用語”です。
10月28日にはFacebookがメタバースを想起させる『Meta』という社名に変更するなど注目度が高まる一方です。
日本政府も『ムーンショット計画』という2050年には仮想空間上で活動ができるようにすると正式な計画があったりするので、”メタバースに関する基本情報・投資する際の関連銘柄”を見ていきましょう。



1・メタバーストとは?

♦︎メタバース
⇨インターネット上に作られた3Dの仮想空間で『メタ(超)』と『ユニバース(宇宙)』を合わせた造語です。

SF作家のニール・スティーブンスン氏が1992年に発表した小説『スノウ・クラッシュ(Snow Crash)』が起源と言われています。
”特にメタバースで注目なのは、仮想空間でもコミュニケーションや経済活動が現実世界と同じように行えるようになること”
これまでゲームやSFでしか体験できなかった世界が、メタバースの発展によってより身近な存在になり得るということですね。

「よろしくお願いしまぁ〜〜〜す」で有名な映画『サマーウォーズ』に登場した、『OZ』と呼ばれる仮想世界が現実に現れるような感じです。
(夏と言ったらサマーウォーズかジブリの季節ですね)



2・メタバーストこれまでのバーチャル空間との違い

これまで家庭用ゲーム機などでバーチャル空間を活用したものは存在しましたが、メタバースはいくつか違いがあります。
メタバースに該当する条件としては以下の条件があります。

♦︎3次元のシュミレーション空間(環境)を持つ
♦︎自己投射性のためオブジェクト(アバター)が存在する
♦︎複数アバターが、同一の3次元空間を共有することができる
♦︎空間内に、オブジェクト(アイテム)を想像することができる

特に重要なのは”いつでも誰でも同じバーチャル世界を共有して動かせる”という点です。
なので、一般的なゲームソフトのように、自分だけのストーリーを進めていく仕様であればメタバースとは言えないとです。


〜メタバースに該当するサービス例〜

♦︎フォートナイト
⇨プレイヤーが生き残りをかけて戦うバトルロワイヤルゲーム

♦︎The Sandbox(ザ・サウンドボックス)
⇨アバターやゲームを作成して遊べるNFTゲーム

フォートナイトはアバターを通じて多数のユーザーが同じ仮想空間で交流できるため、メタバースの側面を持っています。

The Sandboxは仮想空間上に土地(LAND)を買ったりレンタルしたりして、オリジナルゲームやキャラクターが作れるメタバースの代表的なサービスです。
最近ではNFTゲームとして注目を集めているので、仮想通貨投資でも人気のサービスです。

『NFTゲーム(GameFI)とは?』で詳しく書いていますので、よかったらご拝読を。
https://note.com/inashi_bel/n/nfcc4df73fa13


〜Facebookもメタバースに注力〜

Facebookが2021年10月28日、社名を『メタ(Meta)』に改名したことは大きな話題になったのは記憶に新しいと思います。
”これまでの名称であったFacebookは事業の一部に過ぎず、会社の提供するサービス全体を表すのに相応しくなかった”ことが改名の理由らしいです。
新たな『メタ』という社名からはSNSのみならず、VR技術などを活用したメタバース領域に注力する姿勢が読み取れます。



3・メタバースはなぜ注目されているのか?

①コミュニケーション手段のデジタル化
②VR技術の進歩
③NFTバブルの影響


〜①コミュニケーション手段のデジタル化〜

新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減ったことにより、急速にコミュニケーションのデジタル化が進行しました。
なので、バーチャル空間でも現実に近いイベント等を開催する手段として、メタバースが注目を集めました。

メタバースを利用すれば、対面でなくても交流や売買といった機会が増やせるのは大きな強みです。
リアルイベントの代替策として、メタバースの活用は今後もさらに拡大していくことは間違いなでしょう。


〜②VR技術の進歩〜

以下の2つが挙げられます

♦︎VRデバイスの軽量化
♦︎VRコンテンツ開発技術の進展

VRゴーグルの軽量化やワイヤレス化が進んだことで、より自然なコミュニケーションを手軽に行えるようになりました。
さらにUnityなど開発者ツールの整備が進み、VRコンテンツの供給が増えたことも仮想空間サービスの注目要因と言えます。

VRデバイスの進歩は医療の分野でも活用の幅が広がっており、遠隔操作の手術などがそうですね。


〜③NFTバブルの影響〜

メタバースへの関心が高まっている理由として、NFTバブルの影響は見逃せません。

NFTとは
⇨デジタル上における資産の所有証明書のようなものであり、メタバース上での活用が進んでいます。
メタバーストNFTを組み合わせることで、最近ではNFTアートと呼ばれる高額なデジタルアートなども安全な取引が可能になっています。

今後のメタバースという仮想空間を通じて、さらに大規模な経済活動が行われていくと期待されているとですね。



4・メタバースの関連銘柄5つ(日本株・米国株)

①グリー(3632)
②ソニーグループ(6758)
③マイクロソフト(MSFT)
④メタ(FB)(12/1⇨MVRS)
⑤エヌビディア(NVDA)


〜①グリー(3632)

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(Yahoo ファイナンスより)

ソーシャルゲームプラットフォーム『GREE』で有名なグリーは、2021年8月にメタバースへの本格参入を発表しています。
子会社である『REALITY』がメタバース事業の中核を担っていく予定で、”メタバース関連のエンジニアを200人以上採用、総額で約100億円の投資”に踏み切っています。

REALITYではすでにスマートフォン向けバーチャルライブ配信アプリを提供しており、メタバース事業にもいち早く適応できると考えられます。


〜②ソニーグループ(6758)〜

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(Yahoo ファイナンスより)

電子機器やエンタメ企業として世界的にも有名なソニーですが、実はメタバースにも関連しています。
PlayStation VRなどVR機器の開発を行なっていて、『フォートナイト』で知られているEpic Gamesにも多額の出資をしています。
ゲームや音楽などメタバースト相性の良い分野に強い企業なので、今後も動向に注視して損はないはずです。


〜③マイクロソフト(MSFT)〜

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既存のオンラインミーティングツールをメタバース対応させた、『Mesh for Teams』の公開を進めています。
また家庭用ゲーム機『Xbox』にもメタバースの環境を導入予定。

これまでもソフトウェア関連銘柄で人気を集めていましたが、今後はメタバース関連銘柄としても注目です。


〜④メタ(FB)〜

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メタは社名をFacebookからメタバースを想起させる名前にするほど、メタバースに注力している企業と言えます。
同社の開発する会議サービス『Horizon Workrooms』では、コントローラー不要でアバターを操作できる機能があるなど、最先端のメタバース事業が魅力です。

メタならではの技術を活用して、今後もメタバース領域全体を牽引していくことが予想されます。


〜⑤エヌビディア〜

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エヌビディアは米国の大手半導体メーカーで、AI分野への取り組みにも注力している企業です。
同社は仮想空間を作り出すプラットフォーム『オムニバース』を開発していて、エンタメ領域のみならず日常生活全体で役立つメタバース空間の実現を目指しています。
AIとメタバースを組み合わせることで、バーチャル世界の発展に大きく貢献する企業になるかもしれません。

年初から株価が2倍あまりに上昇しており、個人投資家からの注目度も高いです。



5・メタバースがもたらす今後の世界

メタバースの発展によって、以下のようなことが可能になると考えられています。

♦︎作業効率が大きく高まる
♦︎情報を素早く届けられる
♦︎非日常の体験を味わいやすくなる

移動コストや物理的スペースが不要になるため、より安価かつスピーディーな価値提供が可能です。
さらに音楽ライブ等のエンターテインメントはもちろん、『空を飛ぶ・悟空のように瞬間移動・ルフィのように手が伸びる』など現実ではできない体験も日常的に楽しめるようになるかもしれません。

最初は抵抗される方が多いと思いますが、抵抗軍が先に死んでいきます。
新しい世代の人間は抵抗なく、かつ、使いこなせていくかと思われ、いつの日か「現実世界で何かするなんて懐かしい」なんて言っているかもしれません。

マジで映画『マトリックス』の世界ですね。

最後にもう一度ポイントをおさらいしましょう。

【ポイント】
♦︎メタバーストはインターネット上に作られた3Dの仮想空間
♦︎仮想空間上で現実世界と同等の活動が可能になる
♦︎IT・ソフトウェア業界を中心にメタバースへの参入が進む

それでは、
今週も適当に頑張りましょう。

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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
ここでは『お金』『投資』『マインド』などを書いています。
『お金』は人生の全てに関わってきますので、そこの問題を解決すれば自分も周りの人も自分の望んだ人生が送れると思いのもと書いています。
気張らず『へぇー』くらいで見て頂けたら幸いです。

🐶今回のイッヌ🐶


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