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法律ができるまで

お疲れ様です。

社会という秩序を保つためにある
『法律』のできるまでを、

見ていこうと思うのですが、

知らないより、
一応知っておいた方が「えぇか」くらいの
気持ちなので、

そんくらいのテンションで見ていただければと思いますし、

周りには『知的な人』と思われ、
モテるかもしれません。

もしくは、うんちく野郎として
『すっごい嫌われる』かもしれませんね。

でもSNSで
「唐揚げでも嫌いな奴いるんだぜ」
って言葉を見つけて、

感動しましたね。

まぁ嫌われたっていいですが、

わざわざ嫌われることをするのは違いますよね。


話が意味わかんなくなったところですが、

気を取り直して、本題に入りましょう。



ステップ1 法律案を作る

まず当たり前なことで
『法律を作る』ことから始まります。

この際、『どこが法律を作るか?』
でプロセスが変わるそうです。

『どこが?』の主体者に2通りあり、

①内閣が法案を作る➡︎『内閣提出案(閣法)』
②国会議員が法案を作る
➡︎『議員立法案』

①内閣提出案(閣法)

内閣が提出する法律案の原案の作成は、各省庁で行われます。
まず、各省庁は所管行政の施策目標を実現するために、必要に応じた新たな法律の規定・または既存の法律の改正・廃止の方針を決めて、法律案の第一次案を提出します。
第一次案について話し合われて、その後、提出用の原案を作成し、沢山のチェックが行われ閣議決定されることでようやく国会に提出されます。
ちなみに日本においては、大多数がこの内閣提出法案で、その成約率も2009年〜2018年では、約81%と非常に高いです。


②議員立法案

衆議院では20名以上
参議院では10名以上
の賛成がないと提案することができない事とされています。
また、予算を伴う場合は
それぞれ衆議院50名・参議院29名以上の賛成が必要です。



ステップ2 国会で審議する

次に衆議院と参議院のそれぞれに提出された法案について審議していきます。

大きくは下記の4ステップです。

1、衆議院の委員会で話し合い・採決
2、衆議院の本会議で採決
3、参議院の委員会で話し合い・採決
4、参議院の本会議で採決

*参議院に提出された場合は、参議院内で先に審議されるため、
『1・2』と『3・4』が逆になるだけです。

ここで出てきました『委員会』は、

10人〜50人ほどの少人数で行う会議でして、

『本会議』とは、その院の議員全員で行う会議になります。

簡単にいうと、

「最初は少人数である程度まで決めて、その後みんなで確認する方が早かねぇ」

という事ですね。



ステップ3 法律が成立する

審議の結果、衆議院と参議院のいずれでも可決されれば、

そので法律が成立します。

⭐️もし、片方の院が否決した場合には、3パターンがあります。

1つ目
『衆議院は可決したが、参議院が否決した場合』
この場合は、参議院否決後にもう一度、衆議院に送り返され、そこで3分の2以上が賛成をすれば、『可決』になります。
3分の2以下であれば『否決』されます。
2つ目
『参議院で可決したが、衆議院で否決した場合』
この場合は、『否決』になります。
なぜ衆議院が強いのか?というと、『衆議院の優越』というのがあります。
衆議院と参議院の意思が一致しない時、いくつかの点で、衆議院に強い権限を認めているのです。
3つ目
『先の審議した方が(衆・参でも)否決した場合』
この場合はその時点で廃案となり、次の院には送られません。
これは当たり前ですよね。
自分らの仲間で考えて話し合い、
「ダメだな」と思ったものをわざわざ人に審議してもらう必要はありませんよね。


⭐️審議中に国会の会期が終わることも

国会には会期があります。

話し合える時間は限られているので、

後半から審議を始めた法案があれば、

最終結論がその会期中では間に合わないこともあります。

基本的に、最終結果が出ないまま会期が終われば、

その法案は廃止となりますが、『会期延長』『継続審議』といった手段が取られます。



ステップ4 法律が公布・施行される

法律は、

『法律の成立後、後議院の議長から内閣を経由して奏上(そうじょう=天皇に申し上げること)された日から30日以内に公布されなければならない』

と定められています。

歴史の教科書でよく、
『〇〇法が公布された』と聞きますが、

『公布』とは、

成立した法律を一般に周知させ、
法律が現実に発効し、
作用するための『広報活動』を指します。

なので、

「新法律の〇〇が公布されます」となっても、

すぐにその法律が作用するという意味ではないのです。

現実的に発動し、作用することになることを『施行(しこう)』と言います。

いつから施行されるか?については、

通常、その法律で定められています。


という流れになり、

知っててどうのこうのはないですが、

意中の人を口説く際『公布・施行の違い』を使ってみては。


それでは

良い週末を『適当に送りましょう』


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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば、幸いです。
誤字脱字、なんとなくの解釈でお願い奉るで候。

🐶今回のイッヌ🐶
愛娘のベルちゃん


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