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平成最後の就活生と新卒採用担当者に告ぐ。

みなさん、初めまして!

とある、変哲も無い19卒学生です。
世間では内定式シーズンが終盤を迎え、多くの学生が来春からの働き先を決断したところではないかと思います。

そこで、僕はこれから共に社会に出る仲間に向けて、
”あるメッセージ”を送りたいと思います。

今から話す内容は、「ま〜た学級委員がきれいごと言っているよ…。」的な話なので、その手の話が苦手な人は今そっとこのページを閉じてください(笑)


空前の売り手市場で就活をした世代。

近年、就活市場は”売り手市場”だと言われている。
これらの背景には、少子高齢化による深刻な人手不足がある。

日本経済新聞社の調査によると、18卒の内定保持数は、平均2.5社/1人。(2018年10月1日時点)
※19卒の就活について最新で正確なデータが見つからなかったので、ここでは昨年度のデータを使用。

実際に、僕の周りでも内定の複数保持者は多い。

友達に就職先を聞くシーンでは、

「どこ行くの?」「へぇ〜〜!」「他はどこらへん(内定を)持ってたの?」

とか、

「内定何個もらった?」「結局どこ行くん?」

みたいな会話が自然に飛び交う。

どうやら、複数社から内定をもらった後に、
「じゃあどこに決めようか?」と考え直すのがよくあるパターンらしい。

これはつまり、多くの就活生が「内定辞退」を経験していることを意味する。

ひと昔前の、
内定をもらった会社に入社する」という考えはもう古くなっている。


「内定数」が多い方がすごいのか?

さて、ここからが本題である。

複数社から内定をもらった学生はどうなるか?

一概には言えないが、よく目にするパターンが以下である。

「多くの企業から内定をもらったことを自慢げに周りに話す。」

僕は、この手の学生があまり好きではない。
(ちなみに、自分より優秀な人たちへの嫉妬心は否定できない(笑))

もちろん、多くの企業から内定をもらうということは、
その学生がいろんな会社から”優秀”と判断され、
「是非うちに来て欲しい!」と思ったもらったことを意味する。

きっと、学生時代に何かに打ち込んで貴重な経験をしてきた上に、
就活に関しても抜かりなく努力や対策をしてきた結果なのだろう。

だがしかし、内定を複数もらうことは
それほど素晴らしいことなのか?

就活の結果って、「質より量」が大事なの?


「内定数」よりも大事なもの。

「どれだけの納得感を持って入社を決断できたのか?」

就職先を決める際に大事になってくるのは、上記に尽きるのではないか?

この点に関して言えば、内定数は問題ではない。
どちらかと言うと、「量より質」が大切と考える。

A:「複数の内定から入社先を絞ったが、どこか自信が持てていない学生」

B:「内定は一つしかないが、納得感があり、自分の決断を誇らしく感じている学生」

もし、2者を比較するなれば、Bさんの方がかっこいい。
もちろん、複数の内定を持つAさんが納得感まで抱いていた場合は、同等に素晴らしい。

かっこいいだけではない。
決断の納得度合いは、入社後のパフォーマンスにも影響を及ぼすだろう。

人間って、自信を持って何かをする時、ポテンシャル以上の実力を発揮することがある生き物だから。

では、自信を持って内定先を語れない学生は、もうダメなのか?

そんなことはないはずだ。

「自分の選択を正解にする」という選択肢。

もし、「入社先、本当にここでよかったのかな…?」と、
少しでも感じている学生がいるとすれば、僕はこう伝えたい。

「本当に良かったかなんて、今判断することはできないよね。数年後振り返った時に初めてわかるんじゃないかな。心配する時間と気持ちがもったいないって。その決断を自らの手で、正解にしようよ!」

過去を変えることはできない。
変えられるのは未来だけ。

自分の決断に自信が持てないなら、持てるように努力すればいい。
一旦、信じてみて、突っ走ってみようじゃないか。

もし、本気で頑張ることができたなら、
その選択自体を後悔することは絶対ないから。

就活を終えたばかりの学生が言うには生意気すぎるかもしれない。
けど、間違ったことを言っていない自信がある。

この考えを、正解にするためにも、僕は自分を信じて努力し続けたい。

そして、1人でも多くの19卒学生に、同じような気概を持って社会の荒波に飛び込んで欲しい。

だって、仲間だと思っているから。

そんな純粋な想いから、こうして勇気を持ってブログで発信した。
まだ入社してないこの時期に。あえて。

拝啓、平成最後の新卒採用担当者様。

僕ら19卒学生は、必ず、貴社で活躍します。
その事業を通じて、社会をもっといい方向に向かわせます。

貴社の内定を辞退した学生もいるかもしれません。
でも、是非こう思ってほしいです。

「別のところでイキイキと働いているなら、それもありだったのかもね。
いつか一緒に仕事をしてみたいな。」
と。

ゆとり世代がなんですか。

僕らは心にアツい想いを、"志"を、持っています。

平成最後の就活生、みんなで支え合いながら、頑張っていこう!!!

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