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仕事には3種類ある〜苦役・適職・天職〜

世の中には驚くほど無数の仕事があります。厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、日本にある職種は 約1万7000種類以上あるそうです。

無数にある仕事ですが、働く人にとっては大きく3種類に分けることができます。それは苦役・適職・天職です。

苦役とはコトバンクで調べると1 つらく苦しい労働。「苦役を課せられる」2 懲役のこと。と出てきます。

辞書に乗っている通りつらく苦しい労働です。これは肉体的に辛いだけではなくて、精神的につらい仕事も指します。

仕事時間中に終業の時間はまだかと、時計を見る状況も苦役と言えるでしょう。

どのような仕事が苦役になるのか?それはその仕事に1.興味関心が無い2.自分の強みに合っていない3.情熱を持てないからです。

興味関心を持てない仕事をするほど辛いことはありません。毎日が苦痛に感じるでしょう。

自分の強みに合っている仕事をできなければいくら頑張っても成果が出難いです。周囲の評価も低いままで自己肯定感も下がっていきます。給与ももちろん上がりません。

情熱が無ければモチベーションを保つことは難しいです。ガソリンの無く低速でトロトロ走っているのと同じ状況です。

日本では職業選択の自由が許されていますが、この苦役を選択している人が多数います。

令和3年に行われた『国民生活に関する世論調査』では4人に3人は仕事に充実感を感じていないと結果が出ています。

苦役を選ぶ理由は自己分析不足や自分軸ではなく他者軸での選択があります。また弱みを克服するために苦手な仕事をあえて選択する人もいます。普通であることを要求される日本社会の空気感が影響しているかもしれません。

2種類目は適職です。自分の得意や強みに合った仕事になります。自己分析をしっかり行っている、自然と強みが活きる職業についたパターンとなります。

自分の強みに合っているので仕事は上手くいき、会社では認められることが多いでしょう。

一方で簡単に出来てしまうので変化が無い場合や安定をしている時はどこかポッカリと空いたような物足りなさを感じることがあります。

適職でも十分幸福ですがここに使命感が加わると天職になります。

使命感とは少し大げさに聞こえるかもしれませんが“自分が人生をかけても良い事”です。

この使命感があればモチベーションを強く持って仕事をすることができます。使命感は適職についており真剣に能動的に取り組んでいる延長線上にあります。

もしくは感動により心が動くことにより使命感や情熱が見つかる場合もあります。また興味関心も使命感の種となります。

自分の適性に合っており、使命感を持つことができる仕事こそが天職となります。

ぜひ皆さんも苦役、適職、天職の違いを知り、自分の就きたい仕事を目指しましょう。

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