大事なことは些細なこと〜映画「そばかす」を観て〜
「そばかす」という映画をみた。
あまりにも美しいしすてき。
とりあえず色んな人に観てほしい(刺さり方は人それぞれ違いそうだからこそ)。
共感したし、美しかったし、周りの人の混乱とか主人公のしんどさとか
みんなが抱えるそれぞれのしんどさに対して、わかるなあって思って観てた。
こまかーいとこまで表現してくれてて、
随所に散りばめられる「リアルな気持ち」の積み重ねに鳥肌が立った。
その「分かる」は、今わかるというよりは
心の引き出しにある、という気持ち。
かつて
分かられないしんどさ
分からないしんどさを抱えていたけど
そういうものだから仕方ないと心の中で諦めることでしんどさと折り合いをつけているから
苦しんだりはしていなかった。
それでも、エンドロールには文化庁の補助金に採択されてるという事実も流れてきて、
社会的な存在肯定に強く勇気をもらった
社会よ、ありがとうってなった。
そして、一緒にこの映画を観れる人たちがいること自体の素晴らしさに、エンドロールを観ながらひっそりと震えていた。
ひとりじゃないと思える心強さがあった。
この映画がきっかけで
諦めていたことに向き合う仲間ができた。
新しくできたというより
もともとそこにいた仲間に、ちゃんと向き合わせてくれた。
そしたら諦めなくても良いことがわかって
埋まることのない谷だと思ってたのに
おんなじ谷に住む住人がいて
ごきげんよう、ってできている。
これがどれだけ奇跡的で幸せなことか。
これまで経験してこなかったことが目の前で進んでいる。
ありがたいなあ。
たかが映画、されど映画。
ぼんぼやーじゅ⛵️
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