【孫子】その人の無防備を狙おう!【最高の戦略教科書 孫子 守屋淳著】
今回は、「最高の戦略教科書 孫子」(守屋淳著、日本経済新聞出版、2014)の格言をまとめた、著者の考察が響いたのでご紹介します。
相手が意図せぬところで見せてしまうものは信じるにたる
(P241(守屋淳著「最高の戦略教科書 孫子」日本経済新聞出版、2014))
この話は「敵の何を探るのか(P235~)」という項目で出てきます。
目的がなんであろうと「人を知る」のは非常に難しいです。というかほとんどわかりません。
人を幸せにしたいし、人の役に立ちたい
と思いますが、
「その人が本当に欲しているもの」は、その人でないとわかりません。
今朝、妻が自分をじっとみてきました。普段そいういうことはないのですが(残念)、なんだろう?と思っていると、
「私もその花粉対策用メガネ買おうかな」
だそうです 笑
人の考えを知るのは難しいな〜と思います。
話は戻って、「では、できるだけ知るにはどうすればいいのか」について、孫子がいろいろな格言で説明するには、筆者がまとめた最初の言葉になるのです。
自分的解釈としては、
無防備になったところを狙え
ということなのかと思います。そこからその人の本質に関わる情報を抜き出し、役立てる。それが重要かなと思いました。
ただ、「自分の前で無防備なところを見せてもらう」こと自体難儀なことで、これを達成するには、やはり
信頼関係の構築
ということになるのでしょう。
そのためには、やはり「あなたから始めるのだ」「無条件で信じる=信頼」です。最近読んだ、小倉広氏著の「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」で再確認した教えです。
家族、職場、人間関係はいろいろありますが、原理原則である
信頼
を忘れないようにしたい、そう思った次第です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。