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【読書感想文・マッキンゼーで叩き込まれた超速フレームワークーー仕事のスピードと質を上げる最強ツール(大嶋 祥誉著)】抽象と具体を行き来するスピードを上げよう

Audibleで「マッキンゼーで叩き込まれた超速フレームワークーー仕事のスピードと質を上げる最強ツール」を聴きました。

本書に関する自分の認識は「問題解決のためには、まずその事象を型にはめ込んで課題を洗い出し、根本的な解決方法を考え実行しよう」と言うものであったろうと思います。

自分としては、この「型にはめる」と言う部分が「抽象化する」と言うことと同義で、「どんな課題でも抽象化すれば他の事象と何かしら類似性が見出せ、その解決に過去の経験、知識などを応用できる」ということを学びました。

本書は、そのための「具体的な」手法を示しており、例えば

・だから何?を根本的なものになるまで問い続ける
・4象限分解(緊急度と重要度で仕事を割り振って、優先順位をつける、など)

が紹介されてありました。

本書には、著者がマッキンゼーで得た問題解決手法の使用を例にして、事業における問題解決を記述していました。自分としては職種が違うので100%同じ手法を用いることは難しいかもしれませんが、より抽象化することでそのエッセンスを取り入れていければいいのかな、と思っています。

特に、「なぜ?を繰り返す」などは、自分にも、指導している学生にもかなり有効な手段と思います。一方で、いきなり学生になぜを連発したら、関係が悪くなりそうです(笑)

結局は「問題の本質にいかに到達するか」が最初にして、最も重要なことの一つと、本書を聴いて思ったので、自分に対しても、学生に対しても、できるだけ大くの「何?」ができるような環境づくりをしていきたい、と思った次第です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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