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【部分的感想文:How to Become a Straight-A Student (Cal Newport)・第1章】「時間」より、「集中した時間」が大事

How to Become a Straight-A Student(Cal Newport, ThreeRiversPress, 2006)を読み進めています。以下、本書の引用は「*」で表します。

第1章の冒頭で、このようなことが書いてありました。

Work accomplished = time spent x intensity of focus

 *、P16

そして、ここまで読んだ内容は、「課題、試験、レポートが多すぎて時間がない」という学生の言い分をまず完全に否定した内容でした。

理由は、「そのようなことをいう学生の3倍の量を、ソーシャルライフを楽しみながらやっているロード奨学生がいる」(*)というものです。

ちなみにロード奨学金についてはこちら

ここまで読んだだけでも、本書を大学生の皆さんに読んでほしいと思います。

本書では”pseudo-working”という言葉を使って、大抵の学生が陥る行動を表現していましたが、いい例は、

(中略)I used to see in there late at night huddled in in groups, gulping coffee and griping about their hardship.

*、P14

意味は「グループで群れて、コーヒーをゴクゴク飲んで、困難に対して不快感を感じている」というところでしょうか。

要するに、とりあえずぶっ通しで課題をやろう、とか徹夜で仕上げるとか、そういう行動は「長時間勉強した『気になる』」だけで、実際にできたことは時間に比例していない、ということのようです。

これに対する自分の意見としては、「完璧に賛成」で、みんなこれに早く気づいてほしい、と思います。

特に、エナジードリンクを飲んで頑張ろうとしている学生をチョコチョコ見かけますが、本当に危ないな〜と思いますし、それを飲むことで得られるものがどれだけあるのだろう?と疑問に思います。

これを読んで下さっていて、上の引用部分に当てはまっている大学生には、「気づいてほしい」と思います。

このような考え方は、「仕事」にも言えることです。

どれだけ集中できる時間を増やせるか

これが「どれだけ仕事ができるか」に直結すのだと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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