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【孫子】百戦百勝は善の全なるものに非ず 戦わずに人の兵を屈するは善の善なるものなり

意味は、

百回戦って百回勝ったとしてもそれは最善の策とは言えない。戦わないで敵を屈服させることこそが最善の策なのだ。

守屋淳 著「最高の戦略教科書 孫子」日本経済新聞出版 P32

と言うことです。

最近、こちらの本を読み始めました。「具体と抽象」と言う本を読んでから、

具体と抽象を行き来できる能力

が欲しくなり、より応用性の高い知識(?)を考えたら、やっぱ「古典」ということになりました。

その中でも、「孫子」は、昔は武田信玄やナポレオン(?)、現在だったら孫正義、ビルゲイツが愛読書としている、戦略のバイブル。

自分も学ことが多いだろうと思い、「具体⇄抽象」をスムーズにするために読み始めました。

話は戻りますが、

百回戦って百回勝ったとしてもそれは最善の策とは言えない。戦わないで敵を屈服させることこそが最善の策なのだ。

守屋淳 著「最高の戦略教科書 孫子」日本経済新聞出版 P32

この言葉は、つまるところ

消耗しきってはダメ

と捉えています。消耗しては、

○ 百回勝っても101回目で致命的な負けをきっするかもしれない。
○ それでは、今までの勝利が水の泡

となってしまいます。

これをコネコネして自分でアレンジしてみると、

謙虚でいなさい

となりました。謙虚でないと、自分を叩こうとする人が多くなります。それらひとつひとつに対処してしまうと、

○ 精神的にも時間的にも消耗し
○ 成長する時間がなくなってしまう

と言うことになります。謙虚になれば、人は叩こうとすることはあまりないでしょうし、その浮いた時間を自己成長に使っていれば、仮に叩かれそうになっても、

こいつと戦ったら消耗するな(消耗させられるくらい実力が拮抗している)

と思わせれば、戦わずにすみます。

最近知識も少しずつついてきて、それを試してみたいな〜と思うときもたまにできてきましたが、そんなのはきっと「井の中の蛙」なのです。

まずは謙虚になり、粛々と実力をつけることが大事だと、この格言から感じた次第です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!