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心も体もひとりぼっちにならないと、文章は書けない。

文章が書けないとき、頭の中に、どんなことが思い浮かんでいるでしょうか。

これまで、noteに書くネタがない、思っていることを文章にまとめられないというときの対処法は、幾度となく書いてきましたが、今回は、マインドにフォーカスを当てて書いていきたいと思います。

noteに書くネタもあるし、文章にするとこんな感じなんだろうなーと想像することができても、必ずしも文章が書けるとは限りません。

文章を書くマインドセットができていないと、人の心に届く文章は書けないのです。

そのマインドセットとはなにか。

それは、「ひとりぼっち」になるということです。

文章を書く際に、誰かの顔が浮かびすぎていたり、別のことを考え出してしまうと、文章にまとまりがなくなり、最後まで書ききる気力がなくなってしまいます。

「こういうこと書いたら、あの人たちに笑われるかな・・・」
「こんな文章書いても、受け入れられないよな・・・」

このように、書こうとするたびに誰かの顔を思い出すのであれば、一度、パソコンやスマホから離れた方がいいでしょう。

基本、文章は一人で書くものですし、一人で読むものです。

いわば、1対1のコミュニケーションなんです。

一人の相手を目の前にして話すのに、他の人のことまで考えていると、皆に好かれようとして、どうしても薄い言葉になってしまいます。

その結果、他人にも自分にも、全く読みごたえのない文章になるのです。

だからこそ、文章を書くときは、心も体もひとりぼっちになる必要があります。

頭の中の誰かが消えるまで、人の心に届く文章を書くことはできません。

しかし、人と接することが多い僕らは、なかなかひとりぼっちモードに切り替えられないこともあります。

周りに人がいなくても、仕事の人間関係が頭によぎったり、友達や恋人のことを考えてしまったりして、自分の思考範囲の外に出てしまいます。

そんなとき僕は、一度考え尽くすことにしています。

人間関係に対して自分はどう思っているのか、どう接していけばいいと思うのか、しっかりと考えて一度答えを出しています。

そうすると、頭がすっきりしてきて、ひとりぼっちモードに切り替わりやすくなります。

ひとりぼっちとは、自分の考えを最優先することです。

自分の考えがいくつか出てきたら、それから文章を書けばいいんです。

「あの人のあれは許せなかった」
「あの人のああいうところは、見習うべきだな」
「なんだかんだ言って、自分はこんな人間なんだろうな・・・」

自分が一番悩ましいと思っている問題にぶつかるほど、文章が書きたくなります。

文章を書く前に、まずはひとりぼっちになれているかをチェックしましょう。

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