「好きな人は好き」だから、好きな自分でいられる。
僕の友達は、自分の知人に僕を紹介するとき、こんなふうに表現します。
「こちら、俺の高校の同級生の稲本です!稲本は、友達が多いわけじゃないけど、“好きな人は好き”って感じの人!」
「“好きな人は好き”って何なんだよ!」と文句を言いたくなりますが、実際にその表現が間違っているわけでもないので、僕はその言葉を受け入れるしかありません。
地元の友達は、沖縄から僕に会いに来てくれるし、東京に住んでいる友達も、僕と遊ぶことに付き合ってくれて、おかげで毎日楽しく過ごすことができています。
ただ、高校の同級生の集まりには一度も呼ばれたことがないし、新しい友達がたくさんできるわけタイプではないので、決して人気者というわけではありません。
10年・20年以上の友達は周りの人より多いけど、友達の総数は多くないため、“好きな人は好き”という言葉は、見事に僕の特徴を捉えています。
しかし、“好きな人は好き”と言われると、何かしら難点がある人みたいに思われるらしく、僕に気さくに話しかけようとしていた人も、ブレーキをかけてしまい、警戒しながら話しかけます。
もしかしたら、彼らのそういった説明がきっかけで、僕は友達を増やすチャンスを失っているかもしれません(笑)。
ただ、これからも僕は、「好きな人は好き」な人間であり続けるでしょう。
なぜなら、そのほうが自分のことを好きになれるからです。
誰にでも好かれる人になるには、自分の性格を変えなくてはいけません。
もちろん、素の自分のままで周りの人に好かれる人もいますが、僕は善良な人間でもないので、そんなふうにはなれません。
どうしても悪い部分が出てしまうし、その部分が許せないと思う人もいるでしょう。
素の自分が誰にも受け入れられないときは、自分を変えなくちゃいけなくなります。
しかし、素の自分をさらけ出した結果、「好きな人は好き」と言われるのであれば、話は変わってきます。
こんな自分でも、誰かが好きでいてくれているなら、僕は安心することができます。
だからこそ、自分を曲げずにいられるし、自分にも自信が持てて、自分のことも好きでいられます。
こうやって素のままにnoteを書いてられるのも、好きな人が好きでいられるからです。
いつもありがとうございます。
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