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若者たちよ、今なにしてる?

最近、いろんな場所に行っては、初めて会う若い人に対して、さまざまな話題を繰り出しているのですが、なかなか盛り上がる話題を見つけることが難しいです。特に僕は、バラエティ番組、国内ドラマ、ラジオ、日本文学、邦楽が好きなので、誰かとシェアするのが現代では難しいうえに、シェアできたとしても、相手の熱量があまりにも微熱だったりします。

僕が小学生ぐらいまでは、「ヘキサゴン」や「ロンドンハーツ」を観ていれば、ある程度乗り切れたものですが、現代の若者は、バラエティ番組やドラマを観る人も格段に減っていますし、あらゆるコンテンツが増えすぎていたせいで、共通の話題を見つけていくことが難しくなってしまいます。その結果、いつも出身地の話ばかりになってしまうので、相手の出身地によっては、話を展開する先がわからなくなることが多くなります。

サブスクリプションが若者たちとの命綱

しかし、これまで話してきて気づいたのは、サブスクリプションでアニメや映画を楽しんでいる若者が多いことです。あくまでも僕の周りにおいての話なので、一概には言えませんが、誰でも無料で簡単に観れる地上波のテレビより、サブスクリプションなどで有料で観れるアニメや映画の話をする人が、多くて困っています(笑)。みんなと仲良くなりたいと願えば願うほど、宿題が多くなっていき、重い腰を上げないといけなくなってしまいます。

若者たちに染まるためにアニメに挑戦!

そこで、僕もサブスクリプションでアニメに挑戦してみます。サブスクリプションで映画を観ている人よりも、アニメを観ている人の方が、こっちに分かりやすく説明してくれる人が少なかったので、ますます観てみないと分かりませんでした。少年時代からアニメに興味がなかった僕は、美人タレントがするコスプレの可愛さも、外国人が日本のアニメが好きと言っている理由も、全く分からないので、いい勉強になります。

Amazon Primeや、U-NEXTで観れそうなアニメをウォッチリストに入れ、他の国内ドラマを観た後で、今度こそ観てみようと思うも、なかなか我慢できません。ようやくご飯を食べながら観ていくと、1話分を観ることができましたが、なんだかしっくりこない。もっとリラックスして、観た方が良いと思い、ベッドに入って掛け布団にくるまりながら、スマホの明かりをこっちに向けてみるものの、なかなか次も観たいという気持ちにはなりません。

しかし、それを1カ月ほどやり続けた結果、一つの作品ではありますが、毎晩アニメを観ることが習慣化してしまいました。多少我慢して観ていたものが、いつしか面白くなってきて、中毒性を起こしてしまいます。やはり、リラックス状態で観るのが一番です(笑)。

それから、アニメの話題が出たときには、得意げな顔をして、その作品で何かを例えたり、好きなアニメをきかれるとその作品を出していました。しかしながら、アニメ好きの中で、好きなアニメとしてその作品をあげている人はいませんでしたし、なんだったらアニメとして認めていない雰囲気さえあります。

そのアニメの名は「あたしンち」。

アニメ好きからすれば、1話完結ではなく、刺激的かつ斬新なストーリーが楽しめるようで、「あたしンち」はハマるアニメとは少し違うそうで、「あたしンち」という名前が出ると、「懐かしいー!」という声しか出ません(笑)。面白いのは認めるけど、もう卒業していたり、息抜きに観るアニメなのかもしれません。

確かにアニメだからこそ、何かしら非現実的なことが起こり、日常では決して体験できない、エキサイティングな映像を観る面白味があります。もしかしたら、アニメ好きの人は、日常とは遠い世界を求めているのかもしれません。となると、僕が唯一観ている「あたしンち」は、僕がああいう家族像を求めているのかもしれません。確かに、みかんみたいなお姉ちゃんが欲しい(笑)。

なんだか僕は、パートのおばさんがアルバイトの学生と仲良くなるために、若作りをしているような気分になりました(笑)。しかしながら、僕はまだまだ20代前半。相手に合わせにいくのは、ちょっと早すぎるようでした(笑)。でもあたしンち、めちゃくちゃ面白いですよ。おすすめアニメです。

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