間違いを正せなかったら、間違いに慣れていく。
生きているうえで、間違いを犯すことは誰にでもあるでしょう。
倫理観からの間違い、社会一般の常識としての間違い、個人的信念に基づく間違いなど、間違いの種類は多岐にわたります。
間違ってしまったと思ったとき、どんな行動をとるかで、僕らの未来は大きく変わります。
間違いが当たり前になると、間違いを間違いとすら感じなくなるし、それとともに、必ず何かが失われていきます。
信頼やお金や時間など、誰にとっても大切なものが簡単に失われていきます。
僕は、年に一回ほど、スマホゲームにどハマりすることがあります。
普段はスマホゲームのアプリは全く入れていないのですが、面白そうなものがあると、飛びついてしまうのです。
はじめは、軽い気持ちでやるのですが、次第に中断することができなくなり、レベルが上がらないことにイライラし、最終的には課金してしまいます。
そして、課金をした時点で気がつくのです。
このまま続けてしまうと、自分の進みたくない方向(間違った方向)に進んでしまう。
スマホゲームが生きがいなら、間違ったことをしている感覚はないのでしょうが、僕は仕事も頑張りたいし、他にやりたいこともたくさんある。
スマホゲームのせいで、時間が奪われるのは嫌だと思いました。
しかし、問題はここから。
それに気づいたとしても、なかなかやめられないのが、スマホゲームの中毒性。
目の前のゲームを進めたくて、気づいてないふりをしてしまい、すぐにはアンインストールすることができません。
間違いに気づいたからといって、すぐに間違いを直せるわけじゃないのです。
しかし、また課金したくなったときに、僕はもう一度自分と語り合い、「ここで直せなかったら、一生直せない!」と思い、アンインストールを押しました。
いつもなら、課金してしまった自分を悔やむのですが、ここで落ち込んで時間を無駄にするのが、一番もったいないと思い、すぐに別のことに取り組みます。
このまま間違い続けなくてよかった。
全く悔いがないわけではありませんが、まずは間違いを断った自分を褒めるべきです。
間違うことは怖いけど、間違いをそのままにするのは、もっと怖いことなんです。
だからこそ、間違いを直せたときは、落ち込むのではなく、良い機会だったと前向きに捉えるべきだと思います。
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