祖父のフィルムカメラ|202405|roll film#2
2024年2月、デジタル一眼レフカメラを手にして写真を撮り始めて10年目となる節目にフィルムカメラで定期的に写真を撮ることをはじめた。
無数にあるフィルムカメラのなかから、自分にあったものを探し出すのはなかなかに億劫だなあ、現像するための郵送が苦手だなあ、と敬遠していたのだけれども、友人の祖父が使っていたという「CanonFTb」をお借りすることが良いきっかけになった。
祖父が使ったフィルムカメラ
祖父が使っていたフィルムカメラ「OLYMPUS AZ-1」が実家から出てきた。
自分が2歳の頃に発売されたカメラ。もしかしたら祖父がこのカメラで自分を撮影したかもしれない。電池を交換すると、若干のぎこちなさを感じる機械音を鳴らしながら作動。内蔵フラッシュも確認できたのでしばらく使ってみたいと思う。こうやって写真を通じて以前の持ち主のことを思い浮かべられるのもフィルムカメラの楽しみ方のひとつなのかもしれない。
CanonFTb + FD50mm f1.4 s.s.c
使用フィルム/kodak PORTRA 400
Canon Autoboy SⅡ
使用フィルム/kodak PORTRA 400
不便さを愛でる
いまだに慣れないフィルムの梱包、郵送作業を終えてフィルム現像を待つ。現像データが届くまでの期待感はデジタルカメラでは感じることができない心情。
4月に新調したFUJIFILM X-T5と、フィルムカメラとの使い勝手の違いや撮影1枚に対しての思いのコントラストを楽しみながら、これから訪れる北海道の良い季節を切り取っていきたい。
今回利用した現像所
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