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【同調圧力なんかクソくらえ】 書評#6

大変お疲れ様です!
本日も、私の投稿の軸とする一つ「本」
#6を書かせていただきます。
一向に「犬」の方には着手できてません(汗

自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思います。

本書も著名な方の著書ですので多くの方が読まれています。
大好きと言うか、いつも勉強させられますので、感想的なことを書かせていただきます!
※書影(画像)は、版元ドットコム様から頂戴しています。いつもありがとうございます!


基本情報

堀江貴文 著 
宝島社 出版
2021年2月26日 第1刷発行


私が本書に出会うきっかけ

ホリエモンという呼び名で有名な著者。
東京大学在学中に起業し、ライブドア→逮捕→インターステラテクノロジズでMOMOを飛ばす。私の彼に対するイメージは、こんな感じ!

中古で100円だった。
著者にはとても失礼だが、興味が湧いて買ってみた。
これが率直なきっかけ。

この本の本質・言いたいこと

タイトルから読み取れる通り、極めて明確である。
それは、周りがなんと言おうと、マジョリティであっても、
『ファクトをもとに間違ってるものは間違っている!と言えること』
『ファクトをもとに自分のしっかりとした考えを持つこと』

これを伝えようとしていると感じた。
要するにポイントは、
『事実に基づいて、周りに振り回されず、何事も自分の頭で考えろ!』ということになるだろう。

私が感じたこと

大きく2点印象に残っている。

1点目 〜工夫した書き方

タイトルからも伝わるかもしれないが、使われている日本語としては、あまり綺麗でない。
ただし、彼がしゃべっていることがそのまま文字起こしされた感じであり、それはそれで親しみやすい文体と言うこともできる。
ポイント/要点 が大きな字で書かれていたり、各話題の最後にはまとめとして言いたいことが整理されていたりと細かな工夫から優しさが伝わる。

内容はというと、確かにその通り!!
と深く頷けることから、首を横に大きく振りたくなるものまで、様々な彼の考え方が示されている。
これはやはり、ファクトがあるからである。

2点目 〜私と著者の考え方の「差」の面白さ

いくらファクトを捉えた正論だからと言っても、やはり伝え方というものは大事だ。
「クソくらえ」という気持ちはある種共感するが、もう少し別な伝え方があるなぁと思った。この点、私も襟を正したいと思ったし、ここが面白さでもあると感じた!

加えて、いくらファクトを正しく捉えていても、そこから結論を導き出すまでのプロセスは人それぞれ異なるということもあり得る。
首を横に振りたくなる話題があるということは、彼と私の考え方の違いや、彼の思考レベルまで到達していない私との「差」として現れている。
この「差」、あるいはこの「差を認識すること」は、本を読むひとつの醍醐味かもしれない。

自分と著者はどのように考え方が違うのか、どのような点が同じなのか。
これを考えることがとても面白く、とても勉強になった!

むすびに

考え方が違いすぎて、先を行きすぎて、著者は私にとってはとても興味深い存在。
まだ読んでいない著者の本がある。
また新たな著者の考え方に出会うのが楽しみである!

余談

以前空港で見かけたことがある。
本書の中に、「平気で話しかけてくるやつ、意味わかんねぇ」的なことが書いてあった。
失礼しなくて良かったと心から思う。

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