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井中蛙の映画感想60! 2024/7/7(日) 【数分間のエールを】※ネタバレ注意

【数分間のエールを】
 鑑賞日:2024/7/7(日)
 視聴方法:劇場(チネチッタ川崎)

 前々から気になってムビチケも確保してたんだけどなかなか見に行く機会が取れずようやく消化。入場特典の類が即完してしまったらしくて入手できなかったのが惜しまれる。あとパンフレットも売り切れてたからどこかで買わないと。

・晩飯直後に見に行ったのもあり、ゴジラxコング 新たなる帝国の時に続いてまた上映中にトイレに行くハメになってしまった。人生で2回目なんだけどこれの対策ってマジでどうすればいい・・・

・数分間のトイレ離脱によって中盤の「美術室で織重先生が挫折した理由を語るシーン」を見逃してしまい、キャラの心情描写の流れがちょっと追いにくくなってしまった。

・元々自分に「2017年ごろからソロプロジェクトを立ち上げてラップ曲をちょくちょく投稿開始→2019年までに数回の主催イベントを開催→ちょっとテンション上がってきたところでコロナ禍突入からの開店休業状態→自分の生活や別の趣味に心が移ってほぼ曲を書かなくなって今に至る」という経歴があり、見る前はなんとなく本作を「自分の物語」として消化できるんじゃないかという期待が心のどこかにある状態で鑑賞に臨んだ。のだが、結果としては登場人物の語る言葉自体(それこそ織重先生の挫折等)には共感する面もあったものの、一番肝心な主人公の「自分の作品で誰かの心を動かしたい」という根幹となるモチベーションに対してあまり心の底から共感できなかったのが正直なところ。これは歳を食って中年になった(鑑賞時点で36歳)のに加え、前述の通りコロナ禍で創作から離れているうちに情熱が錆び付いてしまったというのが大きいだろう。いや、そもそも最初に活動し始めた時点でそんな志は俺の中に無かったような気もしてきたのだが・・・

・結果的には、ある意味わかり切っていた自分の現状を再確認するだけの鑑賞体験になってしまった。おそらく俺みたいなのにもう一度火をつけてやりたいというのが今作の制作者たちの意図だったろうけど、思いをうまく受け取れなくてごめんなあっ・・・!

・っていうことで、あまり語ることが正直なくてこれ以上何書いたらいいのかわからなくなってしまった。なんやかんやここ最近の映画感想noteはそれなりの分量になってたんだけど、今回はどう書こうかけっこう悩んだ。

・なんかまたラップ曲とかちょっとずつ書いてみようかな。なんやかんや他人のライブを見に行く機会は今もあるし、その瞬間だけモチベは上がるんだよな。また人生で曲作りにハマるターンが来て、その時にこの映画を観たらどう感じるんだろうか。

・同じくクリエイターのマインドをテーマにした作品としては「ルックバック」のムビチケも購入済みなので、上映してるうちに時間を見て消化していきたい。あちらは原作を発表当時に既読でかつミュージシャンではなく漫画家の話だけど、果たして今の自分が見てどういう感想が出てくるか。

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