見出し画像

10/3 価格破壊爆旨ハンバーグ

【ビストロ石川亭 みなとみらい店】

入店時間 11:50
混雑状況 イートインカウンター席空席6席
注文商品 キノコハンバーグ弁当(760円税込)
入店待機 0分
料理待機 0分(弁当のイートイン)

ここ2週間くらい毎日通っている店がある。
みなとみらいのmark isという総合商業施設内にある石川亭である。

このmark isの地下、デリカテッセン及びレストランコーナーは粒ぞろいで、旨いささみフライドチキンが108円で買える鶏肉専門店や、パニール(カッテージチーズ的なもん)が旨いインドカレー屋などが立ち並ぶ。

その並びに、石川亭という洋食屋があり、昼は弁当とイートインサービスを提供している。

ここの弁当が破滅的にうまい
確実に弁当の常識を覆しにきてる。

毎日決まった十種類ほどの弁当を出しており、片っ端から食べているが百発百中うまい。そして盛りが良い。腹の減ったサラリーマンはここで腹ごしらえをすると、そうでない場合より活力を持って午後の作業に取り組めるだろう。

私とこの石川亭の出会いは一月前に遡る。大好きな丸亀製麺も飽きてきたところで、何か他にうまいものはないかと彷徨していたところ、近所でここの弁当が一番安かったのが始まりである。

最初に食べたのは蒸し鶏の塩ダレ弁当(750円税込)。筋トレ後だったのでタンパク質を盗りたかったのもあり、こちらを買ってみたところその旨さとボリュームに感動し、翌日もこの店を訪れることにした。ただの蒸し鶏なのだが、非常に柔らかくジューシーに仕上がっていて、仕事の丁寧さを感じた。

次に食べたのはチーズデミグラスハンバーグ弁当(770円税込)。これを食べてから、しばらく他の食べ物に手を出しにくくなってしまった。それほど味、量、価格の三拍子揃った名品なのである。
石川亭のハンバーグにはいくつか他で見かけることの少ない特徴がある。


1. ざく切りのキャベツが入っている
このキャベツが絶妙な加熱加減で、くたっとしつつもザクザク歯ごたえはよく、甘味と旨味が伝わってくる。自分でも真似したいと思わされる技である。

2. 中がピンク色
わざわざレジに、「当店のハンバーグは中身がピンク色ですが十分に加熱しておりますのでご安心してお召し上がりください」と書いてある。おそらく牛肉の割合が大きく、低温でゆっくり加熱しているのではないかと思うがなぜかはよくわかっていない。確かなのはガツンと肉の味がすること。

3. 分厚い(球形に近い)
この点に関しては、確実に焼け方、肉らしさに関係しているのではないか。弁当でも何でも嵩ましするために底上げをするのは飲食業界の常套手段だが、この弁当に関しては、フライドポテトやインゲンのソテーでハンバーグの周りを囲って底下げしている印象すらある。

インゲンのソテーといえば、付け合わせも凝っている。ラインナップは以下の通り

・ニンジンのマリネ
ニンジン生産量東京一の清瀬市出身者としてまことに恥ずべきことにニンジンが好きじゃない私、いや好きじゃなかった私は、このマリネで人生24年目にしてようやく開眼した心地がした。それほどうまい。そしてマリネなのにやたらご飯が進む。

・カレー味のペンネ
「え、ものすごく素朴な弁当の定番おかずじゃないですか」と思った人の気持ち、すごく分かる。しかし、このペンネは素朴の対局にある。キムカーダシアンがクルーザーでサンテミリオン呑むときのアテにしてても違和感のないド派手な旨さである。冷静に分析するとおそらくこの印象は油分に由来すると思われる。ぱさつきのなさがポイントか。

・インゲンのソテー
「インゲンって歯がキュッキュッってなるから嫌」と言う人、私の心はあなたと共にある。しかし、ここのソテーに関してはそのような心配は一切無用と断言できる。どういう作り方か分からないが、しっかりとブイヨンっぽい味の染んだインゲンはくたっとしていて歯ごたえも非常によい。

・フライドポテト
おそらくベースは普通のフライドポテトだが、まぶされている謎の粉が旨すぎる。中毒性すら感じる…

とまあ、ここまで石川亭の弁当全般のご紹介であったが、この日食べたのはキノコハンバーグ弁当(760円税込)。

もう疲れたのであんまり何もいいませんが、いつも通りおいしかったです(小並感)。

また明日も石川亭行っちゃうんだろうか…ほなまた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?