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これからDTM初心者になる方へ


筆者はこういう者です

まず、この記事を書こうと思ったのは約15年間ギターを弾き続け、そのうち5年間はどっぷりDTMにハマり苦悩しながらも頭の中になっている音楽を形にしたい。プロのような曲(クオリティーの高い曲)を作りたいと思い歩んできました。ちなみに、全然プロでもないしお金も稼いでいないです。
ですので、100%正解でもないし完全に私の主観になります。(でも、役に立って欲しい。)
私は、たまに友達の劇団の人にドラムの打ち込みとかギター弾いたりしてるくらいですが、これから音楽やDTMを始める方のお役に少しでも立てばと思い執筆しております。どうぞよろしくお願い致します。

作曲とMIXは全然違うもの

私はこれに気づくのに4年かかりました。
DTM系の動画を調べるとやたらMIXって言葉見ませんか?
まず、今あなたがしようとしている事は作曲がしたいのか?MIXがしたいのか考えてください。
私の場合、曲は作ったあとはMIXでいい感じになるでしょう!と思っていましたが、やれどやれど自分の理想とは程遠い作品が出来上がるだけでした。
その度に新しいプラグインや音源を買いそれでも違う。。あぁ自分には本当に才能がないんだと投げやりになって、音楽を嫌いになりました。
でも、また時間が空くと音楽をやっている自分がいるんです。
クリエイターの友達が音楽は悪魔やでと言ってましたが、本当にそう思えました。辞めてやる!!と何度も思ってもまた手を出してる自分がいました。結局楽しくて仕方がないんです。出来上がるものは酷いけど、あぁギターが大きい、ボーカルが聞こえない、ボーカルが大きい、なんか曲っぽくない。
などあげればキリがないほどに悩みがつきませんでした。音楽系のブログなんかも腐るほど読み漁りました。でも、できない。。。。
そんなある日、ふと思いついたんです。
作曲は作曲。MIXはMIXなんか当たり前のことですが、当時の私はここの理解の分離が全くできていませんでした。

つまり、作曲とは曲を作る作業のことです。
つまり、ここでおぉとならないとこの後のMIXをいくら頑張ってもカッコよくはならないのです。

もっと深掘りしていくと、作曲時に求めるものはかっこよさです。
まずは、頭の中になっている音、ふんわりとした曲構成でも構いませんので、まず絵を描くときのデッサンのような感じでDAWソフトに録音や打ち込みをしていきます。

そして、まず自分で聞いてみてください。
かっこいい!!とかテンションが上がる!!いいぞいいぞ!!って感情になればそのまま作り進めてください。

なんか気に入らないならまた、アイディアを練り直すなり自分の好きな曲を聞いてフレーズとかをぱくりましょう。

そして、自分のテンションの上がるデッサンが完成したら次に清書していきましょう。

ここで言う清書とは

  • リズムの縦を揃えるDAWにはクオンタイズという機能が備わっておりますので、そちらを使用

  • イメージに近い音で録音、撮り音というやつです。

  • 自分の頭の中にあるイメージと近いかどうか

  • でも、ここでのバランスは8割程度満足でいい

これら3点を意識してまずはDAWを使って曲を作ってみてください。

次に

MIXする

ここでやっとMIXが登場いたします。
MIXとは、単純に言えば音量バランスを整える作業になります。
どの情報を見ても本当にこれだけなんです

MIX=音量バランス整える

深掘りしていきましょう。
ここまでは、あなたが作曲し録音した状態です。
この段階で、察しの言い方は音量のバランスをフェーダーで整えていることでしょう。
それに、この段階ですでにかっこいい状態です。

MIXとはその状態からさらに細かく音量バランスを整えていくのです。

その作業をするのに、EQやコンプなどを使用するのです。
世の中にはテクニック的なことしか溢れておらず、本質的になぜEQを使うのかコンプするのかという情報が少ないように思えます。私だけか?

簡単にいうと
EQはある特定の周波数の音量を増減させるのもとなります。
コンプはダイナミクスの激しい音を圧縮することにより、一定に聞かせる効果や圧縮し音を後ろに配置する効果があります。

でも、本当にこれだけだと思います。

きっとあなたは作曲段階でこの音がもっと小さくなればやなんか馴染んでないなーなど思ってるはずです。

そのもう少しどうにかなればを埋めるのがMIXの作業になります。

また、MIXにはまだまだ楽しいことがあります。

MIXとは自分の理想により近づける作業

作曲をして、音量のバランスを整えた段階ですね。
そんなことをしているとさらに自分のうちに秘めたクリエイティブな部分が顔を出し始めることでしょう。

例えば、ここにディレイをかけて音が繰り返されるようにしたいや
ボーカルのこの部分はもっとリバービーな感じにしたい
ここのギターは左右交互に聞こえるなどなど
あげればキリがないぐらいにあります。

そうして、自分の曲に色をつけていくのです。
この作業がMIXに正解はない。
ミックスエンジニアによって全く曲の色が違うと言われる所以ではないだろうかと考えております。

ここまで来ると人に聞かせたくて堪らなくなることでしょう。
私も4年越しにこの感覚を味わった時は震えました。泣きました。音楽最高ってなりました。なんか曲じゃんってなりました。

そしたらマスタリング

ここでは初期装備ではないが、もう馬鹿みたいに安売りしている
iZotope社のOzoneというマスタリングソフトを使用してください。

ここでの私のおすすめはイメージャーです。
これで低域から高域の音の散りばめ具合をいじることができます。
んー言葉では伝えづらいですね。

とにかく曲に広がりが出ます。
私もプロの作品を聴き比べている時に広がりがないなーと思ってました。
これもふと気づいてやってみた時には感動いたしました。

お金をかけてもプロみたいな音の綺麗な音源を作るのは難しい

こちらは自宅でギターやボーカルなどを録音している方にお伝えしたいです。なぜ私がこのように思ったかというと音響の仕事に携った時にエンジニアの方とお話をした時に圧倒的に音に対しての知識の差を感じました。

つまり、今あなたが聞いている音楽や聴いてきた音楽はいわば音のプロが最高の機材と最高の場所と膨大な知識で作り上げた音なのです。

それをたかが数万円で実現できるはずがないのです。
これは曲の良し悪しではなく、音の良し悪しです。

あなたの作った曲は最高ですが、音はプロには必ず劣ります。
ですが、気にするとこや嫌になって音楽を辞めないでください。
もし、我々のような素人が最高の音を簡単に作れてしまっては、
今までの先人の努力やエンジニアの方の存在意義がありません。

あくまでプロの音源は最高だからいいのです。

ですが、自分で作った曲に妥協するわけではなく。
それに近づけるために試行錯誤する

これがMIXの本当に面白いところではないのでしょうか?

私はこれからも素人なりに曲を作っていきます。
楽しいからやめられません。

まとめ

  • 最初は曲のデッサン

  • ある程度できから音の清書をする

  • MIXする(音量バランスを整える)

  • MIXで曲に色をつける

  • マスタリングでOzoneを使う(おすすめはイメージャー)

以上になります。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。


DAWソフトでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
私で解決できることがあればお答えいたしますし
あなたの曲を聞かせてください。

ズームで話しましょうとかメッセージください。
下記アドレス

inaka.sbk.st@gmail.com

よろしくお願いいたします。




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