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【新山口駅】Megriba【産業交流スペース】

コワーキングスペース「nido(ウベノス)」の経営者のちょーすです。

新山口駅北口に新しく出来た施設にコワーキングスペースが出来ました。

Megriba(メグリバ)

Megribaは産業交流スペースとしてKDDI維新ホールに出来たコワーキングスペースです。

設置は山口市ですが、指定管理者として株式会社ツクリエという会社が運営しています。

1階にMegribaがあり、その上の2階には会議室が並んでいます。

営業時間は9:00から22:00までで、最終入店は21:00と遅くまで営業しています。

定休日は第2・第4火曜日で、その日以外は営業しています。

出入口から中央の本棚までは通話可能なスペース、本棚から奥側は通話不可なスペースです。

出入口は1箇所で、ICカードで管理されています。

出入口を入るとすぐに、スタッフ紹介のパネルがあります。

スタッフの顔が見えると居心地が格段に良くなりますね。

利用には様々なプランがあります。

起業してから間もない時期はかなりお安く利用できるようです。

コワーキングスペース

コワーキングスペースはドリンクコーナー・コワーキングスペース(通話可能)・コワーキングスペース(通話不可)のスペースに分けられます。

オフィスとして利用できる会員制(有料)のスペース。Wi-Fi環境、メールボックス、複合機、ロッカー等の設備や住所利用、法人登記など、良質なビジネス環境を整備。

ドリンクコーナーにはシンクや給茶器・電子レンジが設置されています。

給茶器にはコーヒー・むぎ茶・ほうじ茶・玄米茶から選べて、フリードリンクです。

ドリンクコーナーにはポストもあり、月額500円で利用出来るそうです。

郵便物については月額300円で受付でも保管して貰えますが、受取の連絡等は行わないそうです。

荷物用ロッカーは月額1,000円で貸出しています。

プリンターとシュレッダーも設置されています。

プリンターはモノクロ10円、カラー50円で利用出来、時間利用のドロップインメンバーはUSBメモリ、月利用のプレミアムメンバーはドライバをインストールさせてのネットワークプリントとなるようです。

シュレッダーは会社等に入っているようなかなり大型のものが入っています。

ホワイトボードやモニターも利用出来ます。

モニターは24インチで、かなり快適に作業が出来そうです。

出入口すぐの場所には、カフェに置いてあるような高さがあるハイテーブルとハイチェアが設置されています。

奥には通常の高さの長机と椅子があります。

青いボックスは電話コーナーだそうで、数ヶ所に設置されていました。

簡単な台にメモ帳が置いてあります。

大きなテーブルもありました。

ここのソファと本棚までが通話可能なエリアです。

そのソファで新たな繋がりやコミュニティが生まれるように運営したいそうです。

ここから奥は集中して作業したい方向けのパーテーションが設置されたブースです。

このブースはいくつか種類があります。

このチェアは固定脚ですが、座面が回転するので、この幅でも出入りできます。

背面に壁を背負った席もあります。

作業してて背面から画面を見られる事もなさそうです。

一部の席には電源タップがないそうで、その場合はお洒落な延長コードが使用出来るそうです。

私は初見で小洒落た椅子かと思っていました。

個室の電話ブースも1室あります。

壁材や扉等で防音はしっかりしているそうです。

本棚の間にミーティングルームがありますが、こちらは山口商工会議所が開催する相談会等で利用する専用スペースで、コワーキング利用者は利用出来ないそうです。

本棚には創業・起業支援関係の書籍が並んでいます。デザインなどの書籍もありました。

コミュニティラウンジ

コミュニティラウンジは出入口手前の無料スペースです。

ビジネスセミナーや交流会、イベントを定期的に開催。商談やミーティングなどどなたでも気軽に利用できるフリースペースとしても開放。

電源等はありませんが、ちょっとした作業や読書等はこのスペースでも出来ます。

カフェ

カフェも指定管理の対象となっているそうで、ここのスタッフもツクリエの方だそうです。

地元で焙煎する珈琲豆を使ったドリップコーヒーをはじめ、山口産クラフトビールやスパークリング、地産食材を使ったスープなどこだわりのメニューを提供。お弁当の委託販売も可能。

カフェメニューはコーヒー・みかんジュース・お茶・ノンアルコールビール・クラフトビール・やまぐちシードル・日本酒となっています。

11時からはスープも提供しているようです。

シェアキッチン

シェアキッチンはカフェに併設されているようです。

「自分のお店を開いてみたい」という人なら誰でも低リスクで飲食店にチャレンジできる場所。本格的開業に向けた実地トレーニングの場として運営。

曜日と時間帯(モーニングやランチ、ディナー)によってお店が入れ替わりながら店舗スペースをシェア、開業にチャレンジできます。

設備は初めからある程度揃っているものは利用出来るそうです。

設備
冷蔵コールドテーブル
IHクッキングヒーター
二槽シンク
製氷機
コンベクションオーブン
電子レンジ

出店条件もあり、食品衛生責任者等の資格は準備する必要があります。

出店条件
食品衛生責任者の資格
同日の同時間帯での出店は、最大2枠
出店は最低3ヶ月の継続利用が必要
最長1年間の営業期間をもって出店者の入れ替えを行う場合があり

設備投資をして実際の開店をする前にここでお客さんの反応を見ることが出来るのは良いですね。

チャレンジショップ

チャレンジショップには地域で採れた食料品や小物・雑貨等が置かれています。

地元名産品や手作りのクラフトやアクセサリーなど、ギャラリー的に商品の展示や販売に活用できるスペース。委託販売で会場に常駐することなく販売にトライ。

会計は隣のカフェでするようで、委託販売で出来るようです。

中央の目立つ場所に平目の干物のような剥製がかなりの存在感で設置されています。

現在、出店者を募集していました。

作品等の展示のみであれば定額の出店料を支払い、販売委託の場合は売上の5%の手数料を支払うという料金体系です。

出店料
棚型展示台:7,000円/月(税込)×2台
テーブル型展示台:5,000円/月(税込)×6台
ギャラリー:5,000円/月(税込)
※販売委託を行う場合は手数料:5%

5%は人件費や場所代・決済手数料等を鑑みるとかなり安いのではないでしょうか。

まとめ

この建物の関連施設にNEXTリーダーのためのSmart Share House「(仮称)アカデミーハウス」というキャリア開発型シェアハウスがあります。

ここで生活しながら事業を始めたり、地域とのつながりを作ったりするようです。

共同生活 × グループ活動 = 個の成長へ

利用料は月額37,000円(社会人)または月額34,000円(学生)に水光熱費や駐車場代の負担のみなので、なかり安価に複数拠点生活が始められそうです。

私もここで生活をして、プログラムに参加してみたいという気もしますが、子供も小さいので家族と要相談です。

また、メグリバは内装や備品にもかなりしっかりとしたものが使われており、「流石は行政」と思わずを得ない感覚です。

こちらにもシェアオフィスは無いようなので、nido(ウベノス)も上手く連携をしていければと思います。