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【宇部市】松原酒店【時代遅れの酒屋】

うまいもんハンターのちょーすです。

宇部にある昔ながらの酒屋で漫画の「もやしもん」に出てきそうなお店を訪れました。

松原酒店

松原酒店は宇部市東本町にある地方銘酒専門店です。

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nido(ウベノス)からも歩いて行ける距離にあります。

ショップカードには「時代遅れの酒屋」とあります。

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FacebookやInstagram、Twitter等のSNSの更新も頻繁にされています。

山口県のお酒を中心に品揃えされていますが、獺祭等の有名酒は扱っておらず、マニアックなお酒だったり、入手困難なお酒がメインです。

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店内中央にはカウンターが設置されており、稀に試飲会等を開催しているようです。

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テーブル上の杉玉がオシャレで、酒蔵の試飲場のような雰囲気です。

生酒用冷蔵庫

店内には大型の冷蔵庫が13列分ありますが、一部ビールもありますが、ほぼ全て日本酒です。

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山口県内の日本酒だけでなく、福島県等の県外の貴重な日本酒も陳列されています。

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冷蔵庫の上には県内の酒蔵の前掛けが並んでいます。

レジ横にはその時オススメの銘柄の占有スペースとなる冷蔵庫があります。

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この時は令和2酒造年度山口県新酒鑑評会で最優等賞となった澄川酒造の東洋美人の2銘柄でレイアウトされていました。

生酒以外

大型の冷蔵庫に目が行きがちですが、コソッと日本酒以外の洋酒や焼酎等と並んでいます。

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LAPHROAIGの10年やGlenfiddichの12年・15年、MACALLANの12年等もあります。

焼酎はちょっと変わってたり、あまり見かけない銘柄があります。

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山口県のお酒の組み合わせセットもあります。

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レジ横には見切れていますが、その時のオススメの銘柄の占有スペースとなる冷蔵庫があります。

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レジ横には新酒鑑評会の御猪口が並んでいました。

まとめ

街の酒屋は年々少なくなっていますが、お店の作り方や商品の集め方、SNSの活用の仕方によってはまだまだ生き残っていけそうです。

特にSNSを活用出来ている酒屋は日本全体でも少ないかと思いますが、こちらのお店はほぼ毎日更新されています。

またその情報を拡散してくれる酒蔵の方々やファンの方々がいるというのは強さを感じます。

レシートにもおじさんのキャラクターが描かれており、遊び心も好きです。

またこちらのお店は少し間を開けて訪れると、店内のレイアウトや内装が変わっており、常により良い環境を模索しているような気がしています。

まさに「もやしもん」に登場する日本酒店のようです。

若旦那もいらっしゃるので、この先十数年はお世話になります。