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【ライフハック】ChatGPT【大型言語モデルAI】

経営戦略コンサルタントのちょーすです。

今巷で話題のChatGPTを私もご多分に漏れず使っているのですが、その凄さに感動しています。

実際に使っている中で、上手く欲しい情報が返ってくるようなコツもありますので、まとめてみました。

ChatGPT

ChatGPTはOpenAIが提供する大型言語モデルのAIチャットボットです。

 出来ることは色々あります。

  • 自然言語での質問の回答

  • 資料の作成、要約や添削

  • コードの生成やコードのデバッグ

  • コードの解説

業務効率化も行える大変便利なWEBサービスですが、現在ChatGPTは情報漏洩等の危険性が高いため、企業内では利用できないように制限されています。

ChatGPTの危険性

社外秘情報をChatGPTに入力した場合、入力された内容をアルゴリズムが学習し、社外の利用者に学習した情報を出力(公開)することがある点は情報を取扱う企業にとっては危険です。

また、ChatGPTの運営会社であるOpenAIは、アルゴリズムを教育するメカニズムを公開していないため、どのような過程を経て出力されるか分かっていません。

そのため企業によっては利用制限を行っています。

欲しい情報を出力させるためのコツ

鵜呑みにしない

欲しい情報を出力させるためのコツと言っておきながら、最初に説明するのは鵜呑みにしないことになります。

ChatGPTの出力が正しい保証はありません。 平気で嘘や正しくない情報を出力することもあります。

インターネット上の情報にかぎらず、人間の発言、その他あらゆる情報にも言えることですが、情報の信憑性は受け取る人間が自ら判断し、適切に活用しましょう。

途中で文章が途切れた時は 「続けて」

ChatGPTからの出力が長文となる時は途中で文章が途切れてしまうことがありますが、その時は「続けて」と入力すればその続きが出力されます。

たまに少し飛ばして続きが出力されることがありますが、そのような際にも「~~から続けて」のように場所を指定すると、その位置から続きを出力させることができます。

汎用Tips

文脈を伝える

望む回答を得るためには基本的な考え方として、「如何にこちらの文脈や意図を明確に伝えることが出来るか」が非常に重要です。

  • どういった背景文脈で入力を投げているのか

  • どのように振る舞って欲しいのか

  • 何を期待している・期待していないのか

  • 何が期待通りだったのか/どこが期待通りでなかったのか

このような情報や意図を単一のプロンプト内に盛り込んでも良いですし、やり取りを続ける中で情報として入力しても良いです。

人間以上にこちら次第で相手の振る舞いを変化させることが可能なので、遠慮という概念を捨てて、こちらの意図や文脈を示していきましょう。

条件・制約や質問を明示する

普通に話しかけるような入力文でももちろん回答は得られますが、意図がうまく伝わらなかった時は、条件・制約や質問を箇条書きで明示すると、意図が伝わりやすいことが多いです。

回答者としての立場を指定する

立場を指定することで、その立場に沿った回答が得られます。

ただ、「私はAIであり、~~ではありませんが、」のような前振りが出力されることがあります。

これが煩わしい場合は、先述のように条件・制約と質問を明示することでも回避出来ます。

回答の特性を指定する

こちらが欲しい回答の特性を指定すると、それに従った出力が得られます。

英語で入力する

日本語よりも英語の方が、より正確で情報量の多い回答が得られる確率が高いです。

学習データであるインターネット上の情報は圧倒的に英語の方が多いでため、この状況は頷けます。

日本語での回答に充分と感じられれば問題ないですが、妥協したくない時は英語で入力してみるとより満足が出来る結果が得られるかもしれません。

無茶振りする

ChatGPTが対人コミュニケーションと大きく異なることの一つは、相手の感情を気にする必要がない点だと感じています。

たとえば、無茶振りした上でn個列挙してください、みたいな質問にも、嫌な顔せず、あるいは疲弊することなく、すぐに回答してくれます。

無茶振りな質問に対するアイデアを大量に出させたり、その回答の中からいくつかピックアップして詳細や理由を説明させたり、複数候補からその根拠とともに最善を1つ選ばせるあるいは更に発散させるというようなアイデアの物量戦を瞬発的にできます。

これを人間でやるのはほぼ不可能なので、AIならではの面白さです。

レビュアーや反論者を用意する

特定の属性を持った人間にレビュー・批判させたり、自問自答でも良いですが、またそれに対して返答させたりすることで、議論に厚みをもたらすことができます。

冒頭のプロンプトの中に設定を盛り込んでもいいですし、連続したプロンプトとして順次レビュアーを召喚しても良いでしょう。

「この話題についてこういう人なら何て言うかな」等と想像しながら会話をさせると楽しいです。

今後の想定

このようなAI(学習)の機能は、ChatGPT以外にも、今後さまざまなクラウドサービスに広がっていくことが予想されます。

発表されている大型のものだけでも、以下の3サービスがあり、細かなサービスまで考慮するとその規模拡大は更に加速すると考えられます。

  • Microsoft Bing

  • Google Bard

  • 百度 ERNIE Bot

新しいサービスが出てきて、より技術が洗練されていくのが楽しみです。

まとめ

APIでの連携により、直接ウェブサイトにアクセスすることなく、iPhoneのホーム画面上からChatGPTを操作出来るショートカットもあります。

知人は卒業式の祝辞をChatGPTを利用したと話をしていましたが、一度作成した文章を添削してもらうには絶好のツールです。

またそれだけでなく、箇条書きにしたテーマでベースとなる話を作ったりも出来るので、ある程度の文章であればこれで十分となるでしょう。

今後も文章を書いたりまとめる際にはかなり役に立ちそうです。