非エリートでもできる！普通のビジネスパーソンが経営コンサルタントになる方法～職歴22年で学んだコンサルタントの仕事論～

＜はじめに＞
　はじめまして、私は大手経営コンサルティング会社に20年勤務し、その後、フリーランスのコンサルタント歴2年という経歴を持ち、かれこれ22年間、この仕事に従事しております。

　20年前、当時は経営コンサルタントの認知度はまだ低く、知らない人も多かったですが、今では超がつくほどの人気業種になっています。東京大学・京都大学の現役就活生が選ぶ人気企業ランキングでも、1位から6位までが、経営コンサルティング会社が占めるほどです（2020年度）。

　そんなこともあって、経営コンサルタントに対するイメージはインテリだったり、かっこよさだったりするかもしれませんが、コンサルタントと言ってもスタイルもテーマも様々です。CSISと言われる戦略国際問題研究所（シンクタンク）という外交政策や国際関係において多大な影響力を持つような組織もあれば、ボストン・コンサルティング、マッキンゼーといった大企業の戦略に携わるようなエリート集団もあれば、中小企業の業績アップをコツコツとサポートする私のような個人コンサルタントに至るまで様々です。そして、本書では私のようないわゆるエリートでなくても長きに渡り、経営コンサルタントでやっていけるということを、お伝えしたいと思います。

　経営コンサルタントがクライアントの会社を元気にすればするほど、その地域や社会の元気につながります。本編をひと通り読んでいただいた方の中で「自分もできるかもしれない」そんなふうに思っていただける方が1人でも多く増えればうれしいです。

＜目次＞
1．はじめに
2．コンサルと言ってもいろいろ
3．コンサルタントなるために
4．コンサルタントの姿勢
5．コンサルタントとして長く活躍するために
6．ポストコロナのコンサルタント像
7．コンサルタントになりたい人向け　必読本