Web活用は「誰かがやってくれること」ではない。
Webサイトを作れば成果が出ますって、それまでペンも持ったことがない人に「漫画を描けば人気が出ます」って言っているようなものだし、MAを導入してWebマーケをしたら成果が出ますって「ツールを導入したら少年ジャンプで連載できます」って言っているようなものですよね。そこはスタートラインなのです。
「炎上したら…」と情報発信をネガティブに捉えて及び腰になる地方BtoB企業は多いですが、その心配は少年ジャンプに連載している人気漫画家がすべきことです。また、実際に炎上したとしても問題なのは執筆者の人間性であり、情報発信そのものではありません。
まず描くこと。描きまくること
通常の企業はまだ漫画家にもなれていないので、その情報ほぼ誰の目にも触れていません。そんな心配の前にまずやるべきことは描くことです。描きまくる。あの宮崎駿も『魔女の宅急便』で言っています。
描きまくる中でうっすらと自分の作風が見えてきます。それでも読者のニーズがあるかどうか分かりません。砂粒のような手応えを頼りに勇気を出して描き続けていたら、誰かに届くもしれません。その時になってやっと「漫画家(の卵)になれた」と思えるのかもしれません。Web活用もそれに似ています。
誰かがやってくれることではない
Web活用は魔法ではないので努力が必要です。漫画家を目指して学びと挫折と試行錯誤を繰り返すように。そして、それは誰かがやってくれることではありません。「あなた」が努力すべきことなのです。どこにも漫画家が売っていないように、Web活用も売っていません。それは売っているものではなく、「○○になる」ものだからです。英語でいったらdoとかbeです。動詞です。
だから、どの企業もWeb活用を売っていません。売っているのはWeb活用「支援」です。あなたが努力して、あなたが目指す姿になって、あなたが望む成果を得られるように支援するためのサービスです。 Web活用はどこまでも「あなた」が主体です。意外と言及されていませんが大切なことだと思っています。
「続けるための社内ルール」が必要
「とはいえ、どうすればいいのか…」と悩む地方企業様は多いと思います。まずは取り組んでみることが重要ですが、最初から高いハードルを設定して続かないケースが多いです。躓かないためには「続けるための社内ルール」が必要です。
詳しくは『書けない地方中小企業のための「10の社内ルール」』というnoteにまとめています。よかったらご覧ください。
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