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Webサイトにキャッチコピーはいるのか問題。

Webサイトではキャッチコピーを入れたくなります。特にトップページ。でもプロモーションでないかぎり、必要なのは広告的なコピーではないんですよね。ユーザーは広告を見たくてサイトに訪れているわけではないので。「トップページはキャッチコピーを入れるもの」と無自覚に思ってたら要注意です。

大切なファーストビューでそれっぽいふわっとしたキャッチコピーを入れるのは機会の損失です。「このページに訪れたユーザーに何をしてほしいのか?」「そもそもどんな人がこのページに訪れるのか?」から逆算して必要なテキストとCTAを考えるべきです。それっぽいコピーを入れて悦に浸らないこと。

考えても最適なテキストやCTAが出てこなかったら、それは文章が思いつかないのではなく、ターゲット像と彼らの課題の理解が足りないということです。必要なのはカッコいいコピーを思いつくことではありません。ユーザー理解です。テキストを考えるのをやめて、ユーザーに会いにいきましょう。

必要なのはメッセージです。あなたの会社が出会いたい人に、「これはまさしく自分のことだ」と思ってもらえるような。Webサイトはマッチングの場所です。100人全員に好感を持ってもらうための場ではありません。必要としている人に「自分のことだ」と気づいてもらうためのメッセージを見つけましょう。

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