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人は幾つになっても成長できる。本当に。

某社さんとの案件(ぼくはチーム外)でのMTG後、JBN役員のスーパー仕事できるMさんが「安斎さんってすごく仕事できる感じね。琴線に触れるコンセプトやコピーをきちんと言ってくれるの」との評。
10年前の安斎さんを知ってる者としてはすごーく感慨深い。人は幾つになっても成長できる。本当に。すごいよ。

とここまで書いてFacebookにアップしたら、同じく10年前の安斎さんを知っているジョッガ代表・長峯さんが賛同して、Fbでコメントをくれました。
すごく嬉しかったのでここに再録します。笑

長峯さんとのやりとり

長峯 わかります。

稲田 わかっていただけますか。

長峯 仕事が出来る/出来ないって指標で人を見たことはないですけど笑、胸を打つのはそこに必ず理屈があるからだと思っています。僕も何よりそこを大事にしているから、結構信頼度は高いのです。この人が言うからそうなんだろうな、と思える数少ない人のひとりです。10年前は世捨て人みたいな感じだったのに…。

稲田 すげえよくわかります…
>10年前は世捨て人みたいな感じだったのに…
そうなんですよ。そうなんですよ!(二度いう)

長峯 10年前は権堂アーケード行ったり来たりしてたのに。なんか最近じゃ随分スンっとして。

稲田 本当ですよね。Mさんの評を聞いて、「10年前は本当にろくでなしだったんですよ」 と言っても信じてもらえなくて悔しかったです。笑
「ろくでなしだった人が、何があってあんなに立派な人になれたの」とMさんが質問してくれたのですが、「わかりません」としか答えられませんでした…

再録はここまでです。

今、「自分は世捨て人だな…」と思っている人は何がどうなるか分からないですよ。ということだけお伝えしたいと思います。
しかし、本当に何がきっかけで立派な大人になれたのだろうか。

本人:安斎さんからのコメント

そんなやりとりを見て、本人安斎さんもFacebookでコメントを寄せてきたので再録します。

安斎 もっと言って

稲田 ぜってえ言わねえ

安斎 2回言った

稲田 2回言ったけど、一個消した

再録はここまでです。

ご覧の通り、安斎さんへは扱い方が雑です。
なぜなら、10年前の安斎さんにはけっこうな貸しがあるからです。

しかし、世捨て人だった安斎さんがちゃんと立派な大人になれるとは。
人は幾つになっても成長できる。本当に。すごいよ。

追記

その後、Facebookでのコメントが続いたので追記します。いい話だ。

安斎 帰りのバスの中、自分は成長したのかなあ、とぼんやり考えていたんだけど、ここ数年どうも意識は真逆だったんだよね。たぶん変わったのは、無理をせずチャレンジを減らしたこと。人脈を広げようとか思わないようにしたこと。成長したいと思わないようにしたのが、10年前とかなり違う。

苦手なことはできるだけ避けよう
苦手な人とはできるだけ距離を置こう
もともと得意なことだけやろう
性格に合わないことはやめよう
できることだけで仕事の時間を埋めよう

そしたら、評価される仕事が増えた。

稲田 ほほう。とても興味深い。なるほどなあ。
そして、その変化も成長と言えるのかもと思いましたぞ。
「無理してた時期」と名付けるならば、あの頃の安斎さんは「何者かになろう」としてなれなくて足掻いていたような感じはします。今から思えば。
そして、上記のコメントは結果的に「自分になった」とも読み取れますね。「何者かに」ではなく。

安斎 あー、「今の自分とは違う何者かになろう」としていたのは間違いないね。まあ、そのころの無理が、自分が向いていること向いていないことに気づかせてくれたのなら、成長したのか。

角居 妻の力がかなり大きいのではないかと推測します。

安斎 妻の影響は大きいですね。僕は八方美人で、他人の気持ちはどうにかして変えられると思ってやまない人間だったのですが、妻は一方美人で、「他人は他人、変えられるのは自分だけ」という人間。低調だった僕には一貫して距離を置いていましたが、最近はとても仲がいいです。
面と向かって諭されたことはないけど、彼女の行動規範を見て「だれにでも好かれよう」と思うのはやめました。

稲田 うーむ。いい話だ。
角居さん、安斎さん、お二人のコメントをnoteに再録してもよいですかー。

安斎 全然かまわないけど、少し補足を。
多分、妻は僕の根っこを手放しで好いていてくれたから、世捨て人だったころも「一定の距離」で済んでいたんだと思います。だれでも世捨て人になっていいわけではない、という注釈を…。

稲田 ありがとうー。じゃあ、それも込みで。笑


ジョッガ代表・長峯さん

▽長野市門前の企画会社ジョッガで映像と文章を作る仕事をしています▽インタビュー専門カンパニー・リットル運営▽戯曲を書いて演劇もやります▽カロリーメイトはよく食べます

10年前は世捨て人だった安斎さん

長野市郊外の平屋で暮らしています。ちょっとした読み物を編集したり、コピーやコンペの企画書を書いたりしている会社員です。


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