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ワクワクの効能と大人の役割。

ぼくはサッカーに全然詳しくないけれど、ワールドカップで日本が勝ち上がって行ったこの数週間は何となくワクワクしていました。夜中の試合中継は観ないけれど、0時からキックオフなんだなあと思いながら寝たり、朝起きたら試合の結果が気になったり。勝っていれば「すごいなあ!」と思うし、惜しくも負けてしまっていたらやっぱり悲しいし。

日本全体も1%くらいは体温が上がっていた感じがする。そうですよね?

ワクワクは経済効果みたいに数値化できないけれど、心の体温は上がる。生き物として大切だよなあ…と改めて思いました。

ワクワクって「不確定な未来」への期待や不安やソワソワ感なんですよね。今は未来に対して課題や問題が山盛りだから、未来にワクワクするという文脈があまりなくなってしまったけれど(知性的な人ほど無い)、やっぱり基本基調はワクワクな方がいいんだよなあ…と思ったりしました。

この数週間のワクワクで宮崎駿がよく言っていた言葉、「子どもに向かって絶望を説くな!」と「理想を失わない現実主義者」を何となく思い出した。ぼくはもう大人だから重たい未来に向かってこれまでのツケは返さないといけないけれど、子どもたちや若い人たちはやっぱり基本的にワクワクしていてほしい。その気持ちが無責任にならないようにツケを返すのがぼくたちの役割なんですよね。

その気持ちが無責任にならないように少しずつでもツケを返していくのがぼくたちの役割なんですよね。頑張らなくちゃなあ。

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