分かりやすい文章のコツは「友人とのお喋りのようにリラックスして書くこと」。それを実際に体験した話。
下記のツイートを見てとても共感しました。
とても共感します。ぼくはこれと同じ体験をしたことがありました。
不条理劇の感想を手紙風に書いた体験
数年前、ちょっと難しい不条理劇を観たときに、知人Aから「全然わからなかった…稲田さんがどう思ったのか聞かせて!」とお願いされたことがあって。後日、手紙形式のメールで所感を送ったら、それを見た演劇に詳しい知人Bから「すごく分かりやすい」と褒めてもらったことがありました。
「すごくわかりやすくて正確だと思いました。嫌味じゃなくて、模範的な解説というか…。上手だなあ、って感心しました」と。知人Bはお世辞で褒める人ではないのでとても嬉しかったです。
それに気をよくしたぼくは改めて書き直して、「劇評として書き直しました!」と知人Bに送ったら、「なんか最初の方がすっきりしてわかりやすいような…ストレートにAさんのような普通の人に語りかけている感じがよかったのかもしれないです」と率直な感想。張り切って書いた分だけショックだったし、この体験は印象的でした。
具体的な相手を思い描いて、手紙のように書く
だから、「分かりやすい文章のコツは友人とのお喋りのようにリラックスして書くこと」にとても共感します。具体的な〇〇さんを思い描いて、その人に向かって手紙を書くような気持ちで書く。そういうテキストが一番分かりやすいし、伝わりやすいんですよね。
ビジネスに活用するWebコンテンツやテキストだったら、「誰」を思い描くかが大切になります。そこが曖昧だと、テキストも曖昧になる。あとは肩の力を抜いて、その人に話しかけるように、手紙のように書いてみる。
最初は難しいかもしれませんが、慣れたらとても役に立つと思います。お試しください。
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