模試と漫画とゲンゴロウ

中三息子の模試のお迎え。車に乗った息子が「教科書に載ってないのが出たー」とぼやいている。

ぼく「ん？何が出たの」
息子「キモン」
ぼく「ん？」
息子「昆虫とかのさあ。こんなの教科書に載ってたかなあ」
ぼく「ああ。気門ね」
息子「うん」
ぼく「え！気門知らないの？」
息子「知らないよー」
ぼく「ゲンゴロウとかさ、よく水中で空気をプクプクしてるじゃん」
息子「ゲンゴロウって？」
ぼく「ゲンゴロウ知らないの！タガメとかさ」
息子「知らないよ」
ぼく「田んぼに囲まれて暮らしてるのになあ」
息子「見たことない」
ぼく「ふーん」
ぼく「でも、君も漫画好きを自認するなら、気門やゲンゴロウを知らないなんて、まだまだ漫画の量が足りないんじゃないでしょうか」
息子「なにそれ」
ぼく「もっと漫画を読んでいれば気門だって知っていたはず」
息子「そんなことないよ！」
ぼく「いーや。釣りキチ三平とかカムイ伝なら出てきそう」
息子「知らないよ！」
ぼく「漫画を読んでいればテストの半分は答えられるはず。なぜなら漫画には森羅万象が描かれているから」
息子「そんなことない。笑」
ぼく「いいや。今日の模試の教訓はそれだよ。漫画の経験量が足りない」
息子「絶対ちがう。笑」

補足

どうでもいいことかもしれませんが、気門が出てきそうとしたら『カムイ伝』ではなく、『忍者武芸帳』の方ですね。水遁の術の解説で出てきそう。『カムイ伝』と混同していてお恥ずかしい…（←どうでもいい人には本当にどうでもいい）

生活「釣りキチ三平」これも学習マンガだ！

社会「忍者武芸帳 影丸伝」これも学習マンガだ！

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