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人生後半のリスキリングの重要性

リスキリングという言葉が一般化してきて「大切だなあ」とぼんやり思ってたのですが、最近ハッと気づきました。

40代のぼくは10数年後には60歳になる訳で。当然それで楽隠居なんてできないですよね。生活のためにもたぶん70歳くらいまで働くと思う。ということは、「60歳でも転職できる=選ばれる」ための市場価値を今から醸成していく必要がある。

もちろん今までやってきたことが全てムダになるとは思いませんが、社会変化のスピードがシャレにならない昨今、そんなことに胡座をかいていられない。これはシビアですよ。これまで問題視されなかった「60代の失業率」という新しい社会課題が眼前にある。というかもう生まれているのかもしれない。

人口減少&社会保障費不足のダブルパンチで、60代も労働力人口に組み込まれているのはもう始まっている。それのに、市場から「人手は欲しいがあなたではない」と言われたら目も当てられません。うーむ。けっこうシビアで他人事ではない課題です。

大企業の役員や行政職員であれば「リスキリング?おれは関係ないよ」と言えるかもですが、日本の99.7%が中小企業です。しかも従業員20人以下の小規模企業が雇用の1/4を占めます。つまり「おれは関係ないよ」と言えない人が圧倒的多数なわけで。

50代の自分は何を学び、何を身につけるか。超重要そう。人生の後半は基本的にぼーっと生きていきたかったのですが、もうそれをあまり許してくれない世界に突入したんだなあ…と改めて思いました。


✔︎「リスキリングに5年で1兆円」政府の号令に中小企業は何から取り組むべきか

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