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引きずり込まれました。映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』

いやいや、ちょっとこれはとんでもない。引きずり込まれました。「これぞ映画!」の王道感にあふれているのに「新しい才能に直面している!」という観客としての高揚感もあって。最高でした。主役のソフィー・ワイルドもめちゃくちゃ魅力的で。だからこそ切ない。

監督のダニー・フィリッポウ、マイケル・フィリッポウ兄弟は映画制作の第一歩としてYouTubeで名を成した方らしいのですが、まさしく新しい才能の登場だと思います。お近くの映画館でやっていたらぜひ。お薦めです。

主人公の軽率さが気になる人はいるかもだけど、未熟さや愚かさをコントロールできないのが青春期の特権だと思うのでぼくは大丈夫でした(そこがつけこまれる設計にもなっている)。逆に青春期を思い出して他人事に思えず切なかった。青春映画としても観れると思います。

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