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書くこと・コンテンツ

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書くことについてのnoteをまとめています。特に、地方中小企業様で「コンテンツが大切だとは思うけれど書くのが苦手で…」という方に向けて書いています。
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2022年3月の記事一覧

「言語化」はトーク力ではない。

仕事において「言語化」は基本であり、重要スキルだと思っています。でも、「言語化=上手く喋ること」の勘違いが中々なくならない。 言語化のポイントは観察と分解です。自分の意見やアイデアを伝えることではありません。「他者」や「場」などの入り交ざった状況を観察して、分解して、整理することです。 言語化の目的は状況の整理それによる結論やアイデアもいりません。言語化の目的は状況の整理です。何かを一発逆転で解決する秘密道具ではありません。ただ、大抵の場合、状況が整理させると「やるべき筋

「書けない」「コンテンツを作れない」地方中小企業様向けのnote16記事。

地方中小企業がWeb活用に取り組む際に、「記事を書ける人がいない」「コンテンツを作る人がいない」「スキルがある人を社内で見つけられない」というテーマは根深く、大きな課題だと思っています。 Webという「箱」をそれっぽく作っても、コンテンツという「中身」についてはほとんどの企業ができていません。そして、Webサイトの主役はコンテンツです。 Webが完成したら一時的に満足できてしまうが故にあまり注目されませんが、「書ける人がいない」「社内で見つけられない」これらの課題はWeb

社員さんが書いたWebコンテンツが検索1位に。

金属加工系BtoBのX社様とWebマーケの定例MTG。 この1年のテーマは下記2点でした。 ◯◯の部品についてコンテンツで集客する 社員さんがコンテンツを書けるようにする この度、社員さんが半年前に書いたコンテンツが「△△」の部品名で検索1位に。今日のMTGで報告したところ、本人はもちろん、社長や役員陣の浮き足立った感じが100%伝わってきて面白かったです。 今までぼくが書いた記事が1位を取ってもそんなにキャッキャしなかったじゃん…と思いつつ、やっぱり「自分たちの手を

借り物の言葉でごまかさない。アウトプットを自分の財産にする。

コンテンツが中長期的に会社の財産になるように、自分の行動から生まれた気づきや発見をアウトプットしておくことは中長期的な自分の財産になります。 これはTipsやバズとは関係のない領域です。自分の財産とは「身につくもの/身につけるもの」だからです。ナイフでの鉛筆の削り方のように。それは段階を踏まなくてはなりませんし、歩みも人によって異なります。 それを無視してスキル不足を焦っても仕方がないですし、借り物のナレッジやTipsでどうにかなるものでもありません。ナイフで鉛筆を削れる

わかりやすいコンテンツとは。

「わかりやすいコンテンツ」って言葉にするのは簡単だけど、その正体は謎だったりします。わかりやすいコンテンツって具体的にどういうことでしょう? LIGさんの記事広告『【査定】ウィルゲートM&AにLIGブログを売却したらいくらになるか聞いてみた』を読んだら、「なるほど、こういうこともわかりやすいコンテンツのひとつだよなあ」と思ったのでご紹介します。 事前にミニ勉強 M&Aとは皆さんは「M&A」ってご存知でしょうか。聞いたことあるけど、よく分かりません。企業買収?くらいなイメー

その「評価者」はどこにいる?アウトプットと目的設定。

アウトプットしなきゃとは思うけど中々できない…続かない…と悩んでいる人にお薦めのnoteが、竹村俊助さんの『うまくいく人はアウトプットを「スタート」だと思っている』でした。 このタイトルの通りで、つまり、うまくいかない人はアウトプットを「ゴール」だと思っている。逆なんですよね。 アウトプットの目的設定逆になってしまう理由は「アウトプットの目的設定」だと思います。 目的が「学び」か「賞賛・評価」かで行動は大きく変わる。当然ですよね。 「評価」は承認欲求だけとは限らない

目的と目標と意図の分解。

どの仕事も同じですが、Web制作会社も複数案件が並行します。滞りなくやると同時に、「言われたことだけをやる人」の罠に陥らないのも大切ですよね。 3つの視点があると安心なので、ぼくはよく使っています。 顧客にとっての意味 自社にとっての意味 自分にとっての意味 目的と目標と意図の分解ぼくはこれを #目的と目標と意図の分解 と捉えています。 何をやるにも目的は大切ですが、それだけでは日々の仕事に落とし込みづらかったりします。 固定された目的・目標とちがい、「意図」はそ