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【再掲】「うつで休んでいるあなた」へ伝えたい、たった1つのこと


まず、これだけは伝えたいんです。

休んでいることに罪悪感を持たなくても大丈夫!

あなたは、これまで本当にたくさんのことを頑張ってきた。周りの期待に応えようと、無理をしていたことも多かったでしょう。今、心が疲れてしまったのは、その証しなのです。

私は、うつで休職しているとき、いつもこの言葉を忘れないようにして何とかメンタルを保つことができました。

なので、たとえあなたが休んだとしても、自分を責める必要なんてありません。今は、あなたにとって「自分を大切にする時間」なのだから…。

この記事を読んでいるあなたに、「この言葉を、どうしても伝えたい!」と感じたので、経験者目線で、お話しさせていただきます。

休むことは「前に進むため」の一歩

休職をしていると、「何もしない自分はダメなんじゃないか…」と感じてしまうことがあるかもしれませんね。特に、真面目なあなたなら、そう感じる瞬間が多いはずでしょう。でも、実際は違います。休むことこそ、次の一歩を踏み出すための大切なプロセスなのです。

たとえば、スポーツ選手が怪我をしたとき、そのまま無理してプレーを続けたら、もっと悪化してしまいますよね。だからこそ、しっかりと休んで、治療して、またベストな状態に戻ってからプレーに復帰します。心の疲れも同じです。今は無理をしないで、自分を労わってあげることが大切なのです。

「休んでいる自分」をほめる

「休んでいる自分は何もしていない」と思うかもしれませんが、それは間違いです。今、この瞬間に休んでいることこそが、あなたが『自分を大切にしている証し』だから。

これまでの自分を振り返ってみてください。「どれだけ頑張ってきたか」「どれだけ我慢してきたか」いつも他人の期待に応えようとして、自分の気持ちを後回しにしてきたかもしれません。それでも、ここまで来たんです。だから、今はその自分をしっかりとほめてあげましょう。「自分、よく頑張ったな」って。

我慢をほどく時間

いいですか、今、あなたが休んでいる時間は「我慢をほどく時間」でもあります。これまで、いろんなことを我慢してきたでしょう。他人に合わせて無理をしたり、自分の気持ちを押し殺してきたり。そんな自分を解放する時間が、『今』なのです。

ゆっくりと、少しずつで大丈夫。自分が本当に好きなこと、やりたいことを考えてみてください。大きなことじゃなくていいんです。たとえば、ちょっと美味しいコーヒーを飲むとか、好きな音楽を聴くとか。それだけでも、心は少しずつほぐれていくことが大事です。

「他人を生きてきた自分」をリセットする

これまで、あなたはどれだけ他人の期待に応えて生きてきたでしょうか?仕事でもプライベートでも、常に「こうしなきゃいけない!」と思っていたかもしれません。でも、それは本当にあなたが望んでいたことでしょうか?

今は、その「他人を生きてきた自分」をリセットするチャンスです。自分が「どうありたいか?」「何を大切にしたいか?」少しずつ考えてみてください。決して急ぐ必要はありません。今、あなたには考えるために必要な時間がありますから。

“生きなおす”時間

これはもうマジなんですが、うつで休んでいる今の時間は、「生きなおす時間」です。これまでの自分を見つめ直し、新しいスタートを切るための大切な時期です。焦らなくていいのです。ゆっくりでいいのです。

一歩一歩、自分のペースで進んでください。周りと比べる必要も、無理に何かを成し遂げる必要もありません。今のあなたは、ただ「自分を大切にすること」が一番の仕事なのです。

おわりに

あなたが今、休んでいることに、何の問題もありません。それどころか、休むことは次のステップに進むために必要なプロセスです。自分をほめて、労わって、少しずつ心を解放していきましょう。あなたの時間は、決して無駄ではありません。

これが実際に、うつで10年も休んだ私から、あなたへ伝えたい、たった1つのことなのです。

うつぬけマン

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