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「人間は考える葦である」でも、考えすぎると「うつ」になる話。


「人間は考える葦である」

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哲学者パスカルの、名言です。

人は自然界のなかの、「1本の葦」にすぎないけど、「考える」という能力をもっている点では「偉大である」という意味。

だから、「考える」ことは、大事です。

しかし、考えすぎてしまうのは、問題です。

なぜなら、「うつ」になってしまうから。

ボクがうつになったのも、考えなくてもいいことまで、考えすぎてしまったためです。

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几帳面で、真面目な性格だったボクは、考えなくてもいいことまで考えすぎてしまい、頭の中がパンクして、うつになりました。

しかし、ある方法をつかうことで、考えすぎないようになり、ラクになれたんです。

「どんな方法!?」


なんて声が聞こえそうなので、今回は、実際に考えすぎてうつになるも、ラクになれたボクが「考えすぎなくなれる方法」を、お教えします。

この記事を読んでだけで、「人間が考えすぎる理由」が、ひとめでわかります。

また、「考えすぎなくなれる方法」を手に入れられます。

では一緒に、みてまいりましょう。


▪️なぜ、人間は考えすぎるのか?

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結論は、脳のデフォルトによる影響だから、です。

デフォルトとは、簡単にいえば、初期設定のこと。

たとえば、スマホやパソコンを買ったとき、最初にいろいろ設定するようなことを、デフォルトといいます。

実は、人間の脳は、「考えすぎる」ように、デフォルトされているのです。

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古代にさかのぼると、人間には子孫繁栄や生きのこりのために、外敵から身を守る能力が必要でした。

その能力こそ、「考えすぎ」なんです。

「えー? なんで?」


という声が聞こえる前に、解説しましょう。

たとえば、猛獣が目の前にあらわれたとき、すぐに対処するために、脳は過去の体験から学習したことを思い出そうとします。

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危険から身を守るための「防御機構」として、常に、考えすぎるように設定されています。

そのため、つらい記憶や怖かった記憶は、頭に残りやすくなっているのです。

また、そういった記憶をすぐに取り出せるように、意識しなくても常に脳のスイッチをONの状態にしておく必要があります。

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そのため人間は、「考えすぎる」という感度の高さを、保持するようになったそうです。

つまり、人間が考えすぎるのは、脳のデフォルトによる影響だったのです。

「なるほど、考えすぎないようになれる、よい方法ありませんか?」


なんて声が聞こえそうなので、考えすぎなくなれる方法を、ご紹介しましょう。


▪️考えすぎなくなれる方法

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結論は、マインドフルネス、です。

「マインド、フルネス?」


マインドフルネスとは、一言でいえば、「今この瞬間」に集中すること。

たとえば、瞑想やヨガ、座禅も、マインドフルネスです。

最近は、グーグルやアップル、フェイスブックといった巨大企業も、マインドフルネスをとりいれているのは、あまりにも有名な話ですよね。

マインドフルネスのすごいところは、脳に影響することです。

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マインドフルネスを10年以上にわたって実践している人の脳を調べてみたところ、身体感覚の高次の中枢である島(とう)や、思考や創造性を担う前頭前野で、容積が増えていたことが、わかっています。

また、加齢とともに厚みが薄くなる大脳皮質の厚さが、マインドフルネスを実践する人の場合、そのままキープされていたとも、いわれてます。

つまり、脳のアンチエイジング効果も、あるのです!

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「すごっ! マインドフルネスのやり方、おしえてくださーい!」


という人は、以前ボクが書いたこちらの記事を、よかったら、参考にしてみてくださいね。



▪️まとめ

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いかがでしたか?

人間が考えすぎるのは、脳のデフォルトによる影響だから、です。

古代から、我が身を守る能力として、人間の脳は、考えすぎるように、できています。

とはいえ、考えすぎてしんどいときは、「マインドフルネス」をすれば、ラクになれます。


今回は、こちらの本を参考にしました。


イェール大学医学部で学ばれ、マインドフルネス認知療法を取り入れた診療を展開される医師が、書かれた本だけあって、マインドフルネスのアレコレが超満載!

人気テレビ番組「世界一受けたい授業」でも、取り上げられてましたよね。

考えすぎで、脳疲労を休めたいあなたに、オススメです。

とはいえ、ボクのように、「考えすぎ」でうつになり、うつを治せなくて悩んでいる人は、よかったら、10年うつを克服したボクが書いた『世界一簡単なうつ病の治し方』を、読んでみてくださいね。

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いなだ

【プロフィール】うつヌケ講演家・カウンセラー。1971年生まれ、愛知県出身。度重なるストレスから28歳でうつを発症。2度の自殺未遂、3度の閉鎖病棟入院、10年に及ぶ壮絶な闘病生活を送る。考え方と生き方を180度かえて、うつを克服。2010年より学校、病院、行政、被災地などで経験を歌で伝える講演活動をはじめ10年で1万人超のこころに寄り添う。「経験者の言葉に背中を押された」「生きるヒントをもらった」という感動の声が後を絶たない。ドラマ『うつヌケ』モデルのほかテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Yahoo!ニュースなどメディアに多数出演。現在はメンタルソングライターとして、精神障がい者支援団体への楽曲提供やイベントプロデュースをしながら、自らも再発予防を実践している。

参考文献:『世界のエリートがやっている最高の休息法』(久賀谷亮著、ダイヤモンド社)

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うつヌケ講演家|28歳うつ発症→3度の入退院→10年闘病→考え方と生き方をかえて克服|2010年よりうつ経験を歌で伝える講演活動をはじめ10年間で1万人超に寄り添う。|ドラマ『うつヌケ』第1話モデルほかメディア多数出演|“うつでしんどい人がラクになれるヒント”を発信してます。