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【経験談】うつのとき、夢を語ったら笑われた。なぜ?

うつ病でも、夢をもっていい。

・うつが治ったら、沖縄旅行にいく
・うつが治ったら、あこがれのオフィスで働く
・うつが治ったら、親孝行する

どんな夢でもいい。
夢をもつことは、“回復の手だて”になれるから。

どーも、うつぬけマンです。

うつ経験を歌で伝える講演活動で全国をかけまわり、10年で1万人超の心に寄り添ってきました。

小学校で講演


大学祭で講演


障がい者イベントで講演


なぜ、私がこんなに講演をしているのか?

それは、夢を叶えるためです。


「こんにちは」

うつで入院していたとき、同じ部屋で入院していたTさんのお母さんが、服の着替えをもってきた。

「あら、こんにちは」

「ボク、うつがよくなって退院したら、講演をやってみたいんです。」

「こっ、講演?」

「はい。自分の経験を伝えて、同じ悩みを抱える人の力になりたいんです。」

「ふふ…。頑張ってね。」

Tさんのお母さんは鼻で笑い、そそくさと部屋を出ていった。

なぜ、笑われたんだろう。

私は頭の中が「?」でいっぱいになった。

しばらくして、その意味が何となく、わかってきた。

うつ病の人が、講演なんて、できるわけない。
そんな大きな夢をもっても無駄なのに…。

ふふ…。

これは実際に、後からTさんに聞いた話なんですが、「お母さんが、あなたの夢の話を聞いて笑っていたよ」と言っていた。

私は、考えた。

「うつ病でも、夢をもっていい」と。

うつのときは体調が優れない時もあります。

先のことなんて考える余裕もないし、自分の未来なんて、これっぽっちも想像できない。

でも、夢をもつことで回復後の自分へ近づこうとすることができる。

・今は苦しいけど、元気になったら沖縄に行ける
・今は動けないけど、体調が良くなったら働く
・今は自分のことでいっぱいだけど、親孝行する

もちろん、期待しすぎてストレスになってはもともこもありません。

でも、たとえ夢を叶えられなくても、「こうなりたい」という自分をもつことは大事だと思うんですよね。

私は、夢をかなえました。

講演をしています。

うつ経験を歌にして伝える活動を10年続け、のべ1万人を超える心に寄り添うことができた。


SNSでも、うつぬけ経験者としてのメンタルヘルスを発信しています。


私のエピソードは、ドラマのモデルにもなりました。

※第1話が私のエピソードです。

うつの人が夢をもつことが、無駄なこと。

それは大きな間違い。

むしろ、その夢に向かって、ストレスにならない程度に、前へ進もうとすることが回復の手だてになれる。

私は、そう考えています。

焦らず、無理せず、ぼちぼち、ね。

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。

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うつぬけマン





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