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うつ病のときに感じる「喉のつかえ感」って何?

いきなりですが、こんなことを感じてませんか?

・風邪をひいたわけじゃないのに、喉に何か詰まった感じする

実はこれ、何を隠そう私がうつ病だった頃に感じた体験です。

私はうつ病を経験し、その時期に喉のつかえ感を感じたことがあります。べつに風邪をひいたわけじゃないのに、喉に何か詰まった感じがして、最初はとても不安でした。

しかし、心の治療を進めるうちに徐々に症状が軽減していきました。カウンセリングを受けたり、瞑想を始めたりすることで、心も体も少しずつ楽になれました。

なので、今回は実際にうつ病だった頃、喉につかえ感があって悩んだ私が、「うつ病のときに感じる喉のつかえ感」について、“経験者目線”でお話しさせていただきます。

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▪️うつ病のときに感じる喉のつかえ感

うつ病のときに感じる喉のつかえ感とは、まるで喉に何かが詰まっているような、飲み込むときに違和感がある状態のことを言います。

これを医学的には「ヒステリー球」「咽喉頭異常感症」とも呼ばれます。この感じが続くととても不快ですよね。

ある研究によると、うつ病や不安障害を持つ人の約30%が喉のつかえ感を経験することが報告されています(Sakurai et al., 2010)。このように、多くの人が同じような症状を感じているのです。

私は喉の奥の方にテニスボールが、つかえているように感じたり、声を出そうとしても出せないような症状がありました。

でもなぜ、うつ病になると喉のつかえを感じるようになるのでしょうか?

うつ病と喉のつかえ感の関係

うつ病は心の病気ですが、身体にも影響を及ぼします。その一つが喉のつかえ感です。では、なぜうつ病になると喉に違和感を感じるのでしょうか?

1. 身体表現性障害

うつ病や不安障害を持つ人は、ストレスや不安が身体の症状として現れることがあります。たとえば、頭痛や腹痛、そして喉のつかえ感もその一つです。これは「身体表現性障害」と呼ばれるそうです。

2. 自律神経の乱れ

うつ病になると、自律神経のバランスが乱れます。自律神経は、心臓や消化器官などの体内の動きをコントロールする神経です。この神経が乱れると、喉や胸の筋肉が緊張しやすくなり、つかえ感や締め付け感を引き起こすことがあるようです。

3. 心理的ストレス

ストレスは身体に多くの影響を与えます。喉のつかえ感もその一つです。とくに、緊張や不安が増すとこの症状が悪化することがあります。

▪️どうすればいいの?

では、この喉のつかえ感をどうすれば改善できるのでしょうか?

1. 精神的サポートを受ける

うつ病の治療を進めることで、関連する身体症状も軽減されます。カウンセリングや認知行動療法(CBT)がとても有効です。心のケアをすることで、身体の不調も改善されることが多いのです。

2. リラクゼーションを取り入れる

深呼吸や瞑想、ヨガなどのリラクゼーション技法は、自律神経のバランスを整える助けになります。たとえば、毎日少しの時間を使って深呼吸をするだけでも効果があります。

3. 医師の診察を受ける

症状が続く場合や生活に支障をきたす場合は、専門医に相談することが重要です。必要に応じて、抗うつ薬や抗不安薬の使用も考慮されることがあります。まずは耳鼻咽喉科を受診してみてください。

私の体験談

私も過去にうつ病を経験し、その時期に喉のつかえ感を感じたことがあります。

最初はとても不安でしたが、心の治療を進めるうちに徐々に症状が軽減していきました。

カウンセリングを受けたり、瞑想を始めたりすることで、心も体も少しずつ楽になれました。

不思議なことに、喉のつかえ感がとれはじめたと同時に、うつ病の症状も改善したように感じます。

▪️おわりに

いかがでしたか?

うつ病や不安障害による喉のつかえ感は、決して珍しいものではありません。

多くの人が同じような症状を経験しており、適切な治療やサポートを受けることで改善することができます。

もし、あなたや周りの人が同じような悩みを抱えているなら、一人で悩まずに専門家の助けを求めてください。

受診するかどうか迷っているときほど、無駄な時間はありませんからね。

あなたの心と体の健康を大切にしてくださいね。

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。

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