カレーの食べ方についての考察

世の中にはどうしてもうまくいかない摂理みたいなものがあって、その中のひとつがカレーの食べ方なのである。

僕はこの問題に長年向き合い、どうしたらこの最高のカレーという食べものを、おそらく人生で最も多く食べるであろうこの食べものを、いかに気持ち良く食べるかという研究をしてきたのだが未だ成果は出ていないのである。


と、おもしろブロガーの真似して回りくどい言い方をしてみたけどイマイチなので…

要はね、白米をどっち向きに置くかということなのよ!

まず、カレーは白米とルーが半々になっているとしよう。僕は右利きなので、スプーンは右から入ることになる。その時、右に白米があったとしたら、まずスプーンが白米に刺さりますわね?で、僕の右手は白米の摩擦力より少し大きい力で押し進めますわね?その状態でスプーンが白米ゾーンを越えてルーゾーンに突入した瞬間、白米の摩擦係数からルーの摩擦係数に変わり、うわっとなってルーをすくい過ぎてしまうのである!

こう、ルーと白米はこのくらいだなーと調整しながらスプーンを動かしたいのに、白米の粘度が高いせいで力加減がうまくできないんだ。そして勘のいい方ならお気付きと思うが、そもそもまずスプーンを白米に刺すのちょっと嫌じゃね?なんかスプーンの表面にネチョネチョ残りそうだし。


というわけで、カレーの向きは消去法で右がルーということになる。なんという事だよ!こんな最高な食べものの食べかたが消去法になってしまうなんて!

いや、消去法つーか最初から右ルーがベストだろとお思いですか?…右ルーにも欠点はあるのです。

右がルーの場合は、白米に近い部分のルーをすくって白米と一緒にお口に運びますわね?次のひと口もそうしますわね?次も、次も、そうしてるうちに気付けば…真ん中が川のようになってしまうのだ〜!ババーン

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なんてこと!これが自然の摂理!奥ゆかしきジレンマ!全てがうまく行くことはないという?例えば美人とは付き合えないみたいな?良く言えば人生の余白だ、ってか?

こんな真ん中が川みたいになっちゃったら、いちいち外側のルーを寄せながら寄せながら食べていかなければならないじゃないか!!

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んー、まーそれでいいのかー。(飽きた)

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