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DJとして初めて現場に立ちました。【M@STER BOWL# 3イベントレポート】#master_bowl

はい。(はいじゃないが)

というわけでイベントから一週間以上経過したんですが、ようやく落ち着いてきたので、諸々書いていこうと思います。(夏コミの原稿やってました)
2019年7月27日に中野Heavysick zeroにて開催されましたアイドルマスターオンリークラブイベント「M@STER BOWL # 3」にDJとして出演させて頂きました。

良いフライヤーですね、誰が作ったんだろう。(全部俺です)

そもそもM@STER BOWLとは何か?

アイドルマスターオンリーのアニソンクラブイベントであり、特にイベントコンセプトとして「クラブに来たことがない・アニクラに興味はあるけどよくわからんので怖い」という方をメインターゲットにしており、クラブは怖いところじゃないよ、アニクラは楽しいよ。という楽しみを伝え、沼の住人を増やすイベントです。
いや別に沼に落とすわけじゃないです。
ちなみに伊藤もこのイベントの一番最初に開催されたやつがアニクラデビューでした。なのでコンセプトに刺された第一人者ともいえる。

伊藤はこのイベントで何の役割をやっているのか?~DJ出演の経緯

上に上げたようなフライヤー制作がメインです。
イベント立ち上げ当初はイラストもデザインも別の人が行っていたのですが、オーガナイザーからイラストを依頼されたりした折に、元々知り合いだったのもありロゴを勝手に作って送りつけたりして最終的にデザイン全般を任せて頂けるようになりました。
で、イベント第一回にお客さんで参加した折に現場の空気にモロに食らっちまって「DJやりてえなあ~」とか思うようになり、金の余裕が生まれたところでDJコントローラ(PioneerのDDJ-400)を購入、自宅で練習しながらPeriscopeで配信をちょいちょいするようになります。
クラブイベント未経験のオタクがDJになるきっかけにまでなったということもあり、実際そういう願望を行動に移した者ということもあり、フライヤー周りでオーガナイザーと親交が続いていたのもあり、ということで前回のイベントが終わった際に「次は君もDJで出るんやで(ニッコリ」てな具合です。

当日のイベントの模様(伊藤以外の各DJの様子)

伊藤は出番として3番手でした。
また初めてということもあり、オーガナイザーからは凡そ「好きにやっていいよ」という感じで頂いていたので、好きなようにセットリストを組んで挑みました。
当日のセトリは別記事にまとめてます。

イベント全体としては会場も程よく埋まり、最後に聞いたんですがお客さんも結構な人数が来られたようです。
また、今回もクラブイベント初めてというお客さんが何人かおり、イベントのコンセプトも充分に果たせたなあというところ。

あと大事なポイントなんですが、イベント開催4回目にして初めて晴れました(大体いつも雨か雪という狂った天候だったし今回も台風予報だった)

そんな感じで始まったイベント、まず1番手はマスボ恒例の切り込み隊長と化したれんとさん。
別のアニクラでも経験を積んでるため、お客さんをどう沸かせるか?自身がどうパフォーマンスをするか?という状況に対する正解の導き方がすごい上手い人です。
DJスタイルとしては事前に組まれたセットリストに基づき全て繋げた1本wavを使う人です。そのスタイルを全面に活かすように今回は「ユニゾン☆ビート」を一曲踊りきりました。ナニモンだこのひと。
あと見た目がメチャクチャ若くて実年齢を聞いた人みんな腰抜かす。俺も腰抜かした。

そして2番手は伊藤と同じく今回のマスボがDJ現場デビューのBACUさん。
アイマス入ってそもそも8ヶ月という超ルーキーなんですが、感受性が人間のそれではなく、誰かに引きずり込まれるのではなく自分から沼に飛び込みズブズブに嵌っていってるやべえ人です。
セトリもそのやばさが全面に出ており、曲の9割が「泣いた曲」でした。泣きすぎでは?
そしてここで「アイル→君との明日を願うから」という爆弾級の繋ぎが飛び出し、VJが爆発的にエモい動画を同時に打ち出し「いやあ今日もいいイベントだったね」というエンディング感が現場に満ちた。まだ出番の残ってるDJ4人おるが!?

3番手の伊藤は後述するとして

4番手はマスボ出演2回目のななせさん。ある意味では、というか、マスボ全体でも随一の「クラブらしさ」を出す人です。場馴れもしているし選曲が強い。
フロアの雰囲気は自分の出番直後だったこともありラウンジでぐったりしてたから見れてないんですが、〆の「しゅがーはぁと☆レボリューション」の時にフロアに戻ったらお客さんみんなブチ上がってて熱気がヤバかった。

5番手は謎のDJ Colletさん。
っていうかこいつです。急に別名義で出演し出して何事かと思った。
アニクラDJとして既に3年ほど経験を積んでおり、別イベントの主催側にいることもあって場馴れ感というか、DJパフォーマンス以外のMCなども含めて総合的に上手い
前回マスボでこいつが初手から「dear...」と「To...」を繋げてくるという特攻をかまして僕がフロアの床に倒れ伏したのは記憶に新しい。
今回も最初のMCから流れを作って曲に入るというスタイルで空気を温め、「バベルシティ・グレイス」と「NEO THEORY FANTASY」で一気に爆発させるという妙技を見せていました。あと田中琴葉を推しまくってた。
そして、ここで「Welcome!!」→「Thank you!」→「Flyers!!!」というヤバい繋ぎが飛び出し、またVJがエモい動画を繰り出してきたので、フロアに2度目のエンディング感が漂った。

6番手、大トリを務めるのはオーガナイザーでもあるフサギコさん。
アイマス歴の長さと独自のこだわりから繰り出されるセトリは圧巻。独自のこだわりに関しては「relations」を流した際に「美希・律子verだった」という点で察して頂けると幸いです。
relationsからリマスターA(中村繪里子さんアシスタント回のMoR聞いてる人はわかる例のアレです)で一気に空気を夏に持っていき、そこから怒涛の夏曲ラッシュ。〆は「LEADER!!」という、積み重ねた時間に相応する"拘り"を随所に感じるセトリでした。
ただ直前に5番手が空気を完全にエンディングにしたので終わった後メチャクチャ疲れてました。

空気に呑まれるということ(伊藤のDJの模様、良かったところと反省点)

そんなわけで伊藤の出番についてです。
今回のセットリストを組む上で気をつけたのは以下のようなこと
・エンディング感のある全体曲は使わない(〆の方の出番のDJが使う)
・担当アイドルの出る曲を入れる(水嶋咲の出る曲は無理でした)
・可能な限り各タイトルをまんべんなく入れる(KRも頑張って入れました)
・合言葉はスタートアップ!で初めて、〆る
・スポーツ!スポーツ!スポーツ!を使う(マスボのお約束枠を担う)

また、パフォーマンス前の流れとして、いい具合に空気あっためてから曲に入ろうとしてコールアンドレスポンスをやりました。
ツイプラに載せたプロフィールのやつです。

(赤線部)
まあ最初の曲が「合言葉はスタートアップ!」だったので、いい感じにイベント名も語呂があってるし、いいかなって思ったんですね。
いい感じにお客さんもレスポンス返してくれたので良かったです。

パフォーマンスそのものなんですが、曲が主に時節柄とてもよく刺さるミリシタの曲を多めに入れてあったこともあり、全体的に良い雰囲気で推移していました。セットリストの中間地点とも言えるポイントでスポーツ!スポーツ!スポーツ!を繰り出しお客さんにスクワットさせたのも凡そ狙い通り(マスボでは何故か該当曲でスクワットをする文化が根づいており、謎)
あと曲のイントロから刺さった人がブース最前に駆け寄ってくるやつマジであるのかって思いました。(アマテラス流したとこで実際にあった、握手した)

ここからは反省点です

1.音を止めた
事前に家でも何度も練習してたんですが現場で緊張しすぎて操作するボタンを完全に間違えました。1回で済んだ上にリカバリも一瞬で出来たので不幸中の幸いでした。

2.治安を悪化させた
レゲエホーンの使用は控えます。
情熱ファンファンファーレに合うと思った。(などと供述しており)
現場の雰囲気にあったワンショットサンプルを選びましょうという教訓。

3.途中で曲のテンションを落としすぎた
完全に選曲面のやらかしだったんですが、スポーツ!スポーツ!スポーツ!までで一通り身体を動かし倒したので、次は少しチルアウトしたほうがいいなと思い「桜彩」をかけました。これだけなら良かったんですが、次に更にBPMの低い「いつかShiny Days」を流し、ステージから見たフロアの雰囲気が完全にダレてしまった。正直やらかしたなあと思ったものの、セトリ決め打ちのイベントなのでなんとか見せ方で挽回しようとかなんとかも虚しく、その後数曲を虚無に近い時間にしてしまいました。
(結局、途中までのアツさを最後まで取り戻すことも出来なかった)

4.現場の空気マジで怖い
これは別に僕自身のパフォーマンスの問題ではなかったんですが、前述の通り2番手のBACUさんがフロアにエンディング感をもたらし、自分の出番のときには結構な人がラウンジに流れていました(休憩感もあったかもしれない)
それそのものが悪いというわけじゃなく、実際に曲の流れも良かったし、その時のフロアの上がりようは尋常ではなかったので(すごい倒れてる人いた)、それはそれで正解だと思います。
(さらに極論を言うとDJは前後の状況とか抜きにお客さんアゲた方が正義なのであって、これを責めることが出来る人は誰一人いないと思います)
ただ、自分自身としては、そういった現場の空気による効果を初めて感じた為「うっわ怖え~~~~www」となったのは事実。開始前のコールアンドレスポンスなども、予めやろうと決めていたことを言ったので、場の空気に対して100%の正解だったかというと、おそらくもっと正しい喋りはあったと思います。

さまざまな点を含めて、現場での経験を積んで改善していくしかないのかなという反省です。

個人的には反省する点は多かったんですが、それでもパフォーマンスが終わった後、イベントが終わった後にお客さんとして来ていただいた皆様から「よかったよ」というお声を頂けたのはありがたい限りです。
ステージに立ちパフォーマンスをするということは、プロフェッショナルのパフォーマーとしてお客さんを楽しませる義務を背負っています。DJという名に恥じないように精進していかねばなあという思いを新たにしました。

さーて次回のM@STER BOWLは?

なんとぉ!!(青羽美咲)
大阪・日本橋にて開催します!!

もともと「関西でやってくれたら行けるんだけどなぁ~」という声もちょいちょい頂いており、主催に逐一上げていたんですが、とうとう「やるか」ということで企画が始動しました。
まだまだ諸々が進行中ですが、伊藤もデザイン方面からまたイベントを支える立場として精一杯やっていきます。

最後に

今回の自分のセットリストの再現配信をしました。Periscopeなのでお好きなタイミングでアーカイブご覧いただければと思います。
(上でダラダラ書いた反省点を読んでから聴くとなんか色々納得すると思います)

また、DJ Sakura Blossomとしての活動は主に上記Periscopeでの配信ですが、現場イベントも呼んで頂けるとがんばります。
(※静岡在住であることと、現在かなり私生活が荒れてるため、オファー頂いてもお応え出来ない可能性はありますがご了承ください)

あと宣伝です。

夏コミも宜しくお願いします。

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