【MTG統率者】連載企画:やまだんちのEDHハック Vol.3~MTGBuilder編~

みなさんこんばんは、やまだんちのちょうなんです。しばらくnote書いていなかったのでバリバリと記事を書いています。今日は私のEDHライフとは切っても切れないお世話になりまくりのアプリMTGBuilderについて紹介します。最初に一番大切な事をお伝えします。このアプリ無料で使えます!

MTGBuilderでできる事

まず最初にMTGBuilderがどのようなものなのかを紹介していきます。

  • MTGBuilderはスマホアプリです。アプリの中でデッキを作って1人回しをする事が出来ます。アプリなのでスマホさえあればいつでもどこでもデッキ構築や1人回しによる調整が出来ます。

  • シャッフルやカットなど紙のデッキだと時間がかかる作業がワンタップで完了するのでマリガンチェックの際にどのくらいの割合で初手をキープ出来そうかなど一定シチュエーションを沢山繰り返してチェックしたい時は紙カードよりも楽に調整が出来ます。

  • カードを購入する前にデッキの中で試す事が出来るので、カードの使用感が事前に分かり"買ったけど思ったより使わなかった"という残念体験を減らす事が出来ます。

  • 無料で使えて、広告が表示されますがそこまで煩わしくないです。課金すれば広告非表示も出来るらしい。

  • やまだはEDHしか遊んでないのでEDH用に使っていますがもちろんスタンやパイオニアなど他のフォーマットでも使えます。

MTGBuilderの使い方

MTGBuilderは慣れるととても快適に使えるアプリなんですが、何個かつまづきポイントがあったのでアプリの画面や使い方についてデッキ構築から一人回しの流れに沿って紹介していきます。
1.デッキのインポート
MTGBuilderではデッキにカードを入れる方法が2つあり、複数のカードを一括登録する際はインポート機能を使います。インポートすると必ず新しいデッキとして登録されますので、既存のデッキのカードを変更する際は後述の一枚一枚追加していく方法を使います。
デッキ選択画面の下の方にあるデッキインポートを選択するとインポートに使うフォーマットを聞かれます。

MTGアリーナなどで遊んでいる方には馴染み深いのかもしれませんが私はこれらの形式詳しくないのでいつも”.dec file format”の形式を使っています。どこか別の場所で数字+スペース+カード名の形式で入れるカードのリストを作ってコピペでこちらに貼り付けるとそれらのカードを読み込んで新しいデッキを作成してくれます。

2.個別カードの調整
1の際に入力したカード名が正しくなかったり、後述するMTGBuilderの弱点によりインポート漏れが発生した場合追加のカードを検索画面からカードを探してデッキに追加していきます。カード名やオラクルなど各種条件で検索が可能です。その際に中段のフォーマットが統率者に設定するのをお忘れなく。

すでにデッキに入れたカードの調整やマナカーブなど全体のバランスを確認したい場合はデッキ編集画面から確認する事が出来ます。デッキの領域はMain、Side、Otherの3領域でSideに統率者を、Otherに採用するか迷っているカードを入れておくと一人回しの時にSideにある統率者をさわれたり、後々の調整の際にカードを探す手間が省けるのでおすすめです。

3.一人回し
デッキ一覧でデッキを選択し、下段の一人回しを選択すると広告が表示されたのち一人回しが出来ます。

一人回しは完全手動となっておりカードを動かす機能しかないのでルールに沿って自分でカードを動かす必要があります。カードを選択して上段からどの領域に動かすかをタップしてカードを動かしていきます。

占術のように山札のトップを見るような効果を使う際は上側のライブラリをタップしてタブを切り替えて使います。

一人回しを最初からやり直す場合は右上のマリガンをタップすれば場や墓地にあるカードが全てライブラに戻ってマリガンチェックの状態に戻ります。

一人回しについてはMTGアリーナを体験した事があるともう少しスマートにカードを動かせたらな〜と思わない事もないのですが、紙のデッキでやるよりも早く回数をこなせますし、スマホさえあればどこでも出来るというのはなかなかの強みです。

MTGBuilderの弱点

ここまでMTGBuilderの基本的な使いかたについて紹介してきましたが1つだけ弱点があります。それはまれにデータベースに存在しないカードがあるという事です。ちゃんと調べれは分かる事だと思うのですが私の経験だと統率者レジェンズのような統率者向けのセットだけに収録されているカードやウォーハンマーやトランスフォーマのようなコラボ系のカードが登録されていないように思います。私はこういったカードに当たった時の対応策として同じマナコストのカードや名前の似ているカードを代わりに入れます。

やまだんちのMTGBUilderの使い方

ではここからは私なりの使い方について紹介していきます。主に一人回しの機能をどんな目的で使うかの紹介になります。
構築前のコンセプト確認
これはやまだ的一番の推しポイントです。統率者とざっくりのコンセプトが決まったら同じカードをメインのパーツを枚数無制限で必要数入れたメチャクチャ簡易的な構築で一人回しをして楽しいかどうかをチェックします。

構築前の時はこんな感じで一人回しをします。これはアトラ・パラーニを試した時のもの

自分が回していてそのデッキを楽しめるかは私にとっては一番大切にしたいところで回しててどのくらいわくわくするかによって本腰いれてデッキを組むかどうかを決めています。
これは以前チェーンコンボ系のデッキをいくつか組んだ時にコンセプトはワクワクしたのに実際組んだものを回すとうーーんとなるのが続いた事がきっかげで始めました。統率者は1つのデッキを組むのにそこそこ時間がかかるので組んだ結果肌に合わなかったという残念体験をなるべく避けるためにコンセプトが回った時の面白さが自分の好みに合うかを早めの段階で確認するようにしています。
あとはこの段階で「このコンセプトの場合だとこっちのパーツの方が重要だな」と気づく事も多いです。だいだいこの段階を過ぎる頃にはデッキ構築の40%くらいは終わっている感じです。
構築後の動きの確認
あとはもっぱら構築後の微調整に使います。デッキによって重要度が少し変わったりしますがおおよそ以下の3つについてこの順番で確認をしています。

  1. デッキで狙っている動きにスムーズに入れるかの確認
    →主なパーツが目標ターン数の間に引きこめているか

  2. マナベースの確認
    →展開したい速度に合わせてマナ加速が出来ているか、色の配分が適切か

  3. マリガンチェクの時にフリーマリガン以内に手札をキープできるか
    →事故を気にせずにキープ出来る初手がくる頻度はどのくらいか

この順番で確認するのは単純に依存関係があるからですね。1で結構大きく枚数を変える事もあるのでそれによって2,3がやり直しにならないようにする為です。

MTGBuilder編まとめ

ここまで読んで頂いてありがとうございました。MTGBuilderは一緒に遊んでくださっている方から教えて頂いてそれ以来とっても重宝しているアプリです。どこにいてもスキマ時間でデッキ調整が出来て、購入前にカードの使用感も確認できるのが本当に便利なので是非試してみて下さい。
連載企画、次回はEDHRECとWisdomGuildについて書こうと思っています。また次回お会いしましょう。

前回までの記事はこちらです

Vol.1 構築プロセス編
Vol.2 カード選択編
企画前の記事ですが カジュアルEDHでやってよかった事 も合わせてどうぞ。この記事は趣旨が近いのでそのうちこの連載内に統合しようと思っています。

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