【MTG統率者】連載企画:やまだんちのEDHハック Vol.2~カード選択編~

こんばんは、やまだんちのちょうなんです。デッキ構築の時に私が行っている事について紹介していく連載記事の第2回目、今回はカードを選ぶ時に意識している事を書いて行きたいと思います。

やまだんちのデッキ事情

デッキを作る時のTipsは目指している方向性や価格帯で理想が変わってくると思うのでやまだのデッキだいたいこんなとこを目指しているよというのを先に挙げておきます

  • 予算は1デッキで10,000円前後

  • EDHの好きな展開は言わゆるティミー的な楽しみ方でデカいクリーチャーを展開して「アイツを止めろー」と卓が盛り上がってるところ

  • 逆に苦手なのはチェインコンボ系。何個かデッキを作って組むのは楽しかったけれど、遊ぶのはそんなに楽しくなかった。。。

統率者とデッキコンセプト選び

まず統率者選びについてですが統率者との出会い方は主に以下の3つが多いです。

  • Youtubeの対戦動画や友人が使っているところを見て興味をもつ

  • 使ってみたい能力やアーキタイプから入る

  • 威光や破壊不能などの特定キーワードの時もありますし部族デッキ・ハンデスなどアーキタイプから入る時もあります
    →WisdomGuildで探します

  • 前に組んだデッキのカードが余っているので使いたい色から入る
    →EDHRECで探します

マジック始めた最初の頃は3色統率者を中心に組んでいたんですが、予算の関係でマナベースが貧弱なので動きがもったりする事が多く、最初3色で組んでいても調整しているうちに2色以下に落ち着く事が多いです。ただ出来る事の派手さはやはり色が多い方が好みなのでデッキのコンセプトを決める段階ではより多くの色を持つカードの情報も参考にしています。こんなカードがあるならこういうコンセプトはどうだろう?と考えを膨らませていきながらデッキコンセプトを作っていきます。自分の好きなカードの組み合わせで戦っているところを妄想をする。構築の中で一番好きな作業の部分です。

デッキコンセプトは基本的には統率者に依存する構成が多いですが統率者税が増えすぎてリキャストが難しくなる場合も考えてそれ以外のカードでもある程度戦える構成を目指します。また1,2枚のカードに依存すると除去されたり、引き込めなかった時にしんどいので「フィニッシャーとコスト踏み倒しカード」などゆるい感じで決めて代替カードが複数構えられるようにしています。
あとは器用な統率者だと「周りのクリーチャーのサポートも出来るし自分が殴るのもいける」など複数コンセプト並行できるケースがありますがデッキに入れられるパーツ数は限りがあるのでコンセプトはなるべく一つに絞るよう心がけています。

デッキに入れるカードの割合

カードの枚数についてはもういろんなところで議論されていて私の構成もそこから大きく変わりません。なのでなぜその枚数なのか私なりの解釈も添えて書いていければと思います。
マナベース50枚
これは最初に見た時「いや半分って多っ!!」と思ったのですがやっぱり調整していくとこのくらいに落ち着きます。主な理由は初手キープの時にデッキが動き出せそうな手札を確保する為です。
統率者戦はカードパワーが必要でデッキが軌道に乗る為に必要なのマナ帯域が高めになりがちなので初手に2,3枚はマナベースを確保しないと2,3ターン以内のトップ解決に賭ける事になり、そこで事故るとゲームから置いてかれてしまします。初回のフリーマリガンか最悪2回目のマリガンでキープ出来るくらいに調整しているとくらいは必要になります。

デッキのメインパーツ25-30枚
こちらは今回組むデッキコンセプトを支えるメインのカード達です。こちらも私は最初見た時「このくらいしか好きなカード入れられないのー!」と思ったんですがよくよく考えるとマナベースを除けば2枚に1枚は固有のカードを入れられているので遊んでみると意外と満足感があります。逆に30枚を超えると別の枠を圧迫して息切れしやすいデッキになってしまうので、相手の脅威や除去が刺さるとしょんぼりする時間を過ごす事になります。
ここで選んだカードの枚数が少なくても"そのデッキらしさ"を感じられる構成にする為にも上述のコンセプトはなるべく一つ絞った方がよいと思います。

ドローや除去、コンバットトリック、相手の妨害から守るカード 20-25枚
相手の脅威をいなし、自分の主戦力を相手の妨害から守り、後続を次々に展開出来るよう必要なリソースを山札から確保する。そういった為の枠になります。複数の役割が含まれますがここはデッキのスタミナに関わる部分です。少なすぎると息切れしてゲーム終盤トップ解決頼みになりがちで土地がめくれるたびため息をつくことになるのでこのくらいは確保した方がよいと思います。
やまだは始めた当初先人の忠告を無視して統率者のキーパーツばかりを入れたデッキを組んでいましたがやはりこのくらいに落ち着きました。統率者戦の根幹はマジックでありカードゲームです。なのでどんな戦略をとるかに関わらず長丁場を戦う中でカードアドバンテージを維持する為の機能も必要になります。
一人回しだとなかなか調整が難しい部分でもあるので実践を交えながら調整していきましょう。色さえ合っていれば他のデッキにも使いまわせるのでだんだん自分の中での鉄板が決まってくる枠かと思います。

デッキに入れるカードを考える時に使っているツール

Vol.1の記事でも書きましたがデッキに入れるカードを決める時はGoogleスプレッドシートを使っています。いつも使っているシートはこんな感じで情報を整理しています。

左からデッキ内での役割(ソート用) カード名 マナコスト カード効果のメモ デッキに入れるかどうかのフラグ付け

ここに候補になりそうなカードをwisdomguildで調べてひたすら並べて、最終的に採用するものに印をつけていきます。カードを選び始める前に構築前1人回しをして役割ごとのおおよその採用枚数はすでに決めてあるのでそれに従ってカードを選んでいきます。
最初に広くカードを調べてから採用するかを決めるのと、1人回しをしながら構築も徐々に変わっていくのでだいたい1デッキで100〜200行くらいが並んでいる感じです。
Googleスプレッドシートを使っている理由としては主に3つで

  • PCを使ってカードを探す事が多いので気になったカードのカード名をコピペしてリストを作っていける事

  • カード名だけだと対戦後など時間がったって後々見返すと効果を忘れてしまうので自分のメモと一緒にリストを作れる事(上の画像のオレンジと青の部分)

  • カード名を正しく残せるのでフィルタ機能でデッキに入れるカードだけに絞り込めばそのままMTGBuilder に流し込んで1人回しをする事が出来るし、カードを買う時にも買い物リストとして使える事

カード選択編のまとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます。正直そんなに目新しい情報は書けていない気もしますがいかがでしたでしょうか?自分の中ではよい整理になりました。アウトプット大切ですね!
次回は私の統率者ライフには欠かせないMTGBuilderについて書いていきたいと思っています!
また、こんな事聞いてみたい!という事などもしあれば是非コメントやtwitterでお声掛けください!

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