地元 鹿児島で、何ができるか。
帰るたびに、街が変わっていくのを感じる。
減っていくバスの便。
いつの間にか閉じた馴染みの店。
撤去される公園の遊具。
増えるのはコインランドリーで、
やけに新しい駅だけ目立つ。
大学の頃、鹿児島の高卒者の県外就職者率が全国で1番だと聞いて
衝撃を受けたことを覚えている。
そのデータは当時のものだが、
人が街から少しずつ減ってしまっている感覚を
帰るたびに感じてしまう。
鹿児島の人たちは地元のことが好きな人が多い。
それは誇れる歴史がそうさせるのか、
豊かな自然や食がそうさせるのかはわからない。
ただ、仕事を探しに外に出ていってしまう。
僕だってそうだ。
いつか僕も、鹿児島に何かできたらいいなと思いながら、
最後の20代となってしまった。
今、地元に何ができるだろうか。
今の自分に、何ができるだろうか。
そんなことを思いながら、色んな人に相談して、
奇跡的に素敵な人たちと繋げていただいて、
動いているここ1ヶ月です。
僕がいま携わっているブランディングという仕事は、
人の解釈を変える仕事だと考えています。
それは、人や物に対して新しい角度でスポットライトの当て、
新たな価値を見出すこと、価値を広げる仕事です。
鹿児島には素敵な素材がたくさんある。
その素材に新しくスポットライトを当て、
色んな価値をつくりたい。
「鹿児島に、名所を増やす。」
それは、街や店舗、商品のブランディングかもしれないし、
ストーリー作りを通した聖地づくりかもしれない。
「楽しさ」こそが人を動かすと思っているので、
僕は、そんな胸が踊るような企画や仕掛けを作っていきたいと思います。
とはいいつつ、まだまだ全然模索中なので、皆さん、引き続き相談させて下さいっ!(根本的なコミュ力の無さが今の一番の敵です。。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?