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くたばれPTA/筒井康隆

 「筒井康隆」という名は中学生の頃知ったように思う。父が好きな作家だった。それで当時「七瀬ふたたび」を読んだ記憶がある。それ以来読んでいなかったのだが著者の「カーテンコール」という作品が読みたくてこの本を読んだ。…というのも「カーテンコール」を推し本として紹介していた芸人さんが「筒井康隆作品を何冊か読んでからこれを読んで欲しい」と言っていたからである。古本屋の筒井康隆ゾーンに立ち並ぶ背表紙の中一際目立っていた「くたばれPTA」を読むことにした。本作はショートショートが24篇収録されている。
 2ページほどで終わるものから数ページに渡るもの。どれも面白かったし、結構エグかった。これを書いた時代を疑ってしまうほどに今の事を書かれている様な気もした。というか、時代が変わっていないのか…。ブラックジョークが詰まっていた。他人事に思えない話もあり、ひとことで「面白い」と括れるものでは無い気がしたが、やっぱり面白かった。「カーテンコール」はまだ早い気もするが、早く読みたくなってしまっている。

2024/10/07
朝起きて部屋の寒さに驚いた。床に転がっていると体が冷えてしまったので朝から湯船に浸かってみた。半身浴読書という出来すぎた時間を過ごしてしまった。最近また悩んでいる。けれどもこの悩み方は今までとは違いかなり元気な悩み事の様に感じる。(すごく感覚的な話)これからパソコンに向かう!!

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