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あtoん 音楽紀行

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五十音順で音楽への思い出と自分の過去からの切り売りをします。バンドについて知らない方は読み飛ばして、後半の切り売りパートだけでも。
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#エッセイ

「や」山下達郎とレコードへの回帰

 投稿するモチベーションが戻ってまいりました。書きたいことが溜まってきたように感じますね。さて、今回は私の大好きな方「山下達郎」さんです。以下、敬称略とします。日本人として音楽を聞いてきた人ならば、この人の曲を聞かずに生きていくほうが至難の業のように感じます。 だって、クリスマスにいつも流れますもん!JR東海のCMソングとして88年から起用されたこの曲。イブの夜の新幹線ホームで再会する遠距離恋愛の恋人たちはバブリーですね。人気となった本CMはシリーズ化されました。CM終了後

「も」モーモールルギャバンから見る京都のバンドについて

 お久しぶりです。前の記事を書いた頃にはオリンピックなんてまだ先だろうと思っていたらもはや通り過ぎた先。この前に書いた小山田圭吾の件についてももはやみんな忘れてしまっているんではないだろうかという空気ですね。まあ、音楽ファンは忘れないと思うんですが!! その後にもいろんなことがありました。フェスやんのかやんねーのか問題。ロックインジャパン中止問題。フジロックはやるんかい問題。フジロックで密じゃね?問題。フジロックでゴッチ叩かれがち問題等。変な面ではありますが、ここまでロック

「む」向井秀徳と彼から考えるおっさん像

 皆さんおっさんは好きですか?私は好きです。自分が生きる延長線に彼らがいると考えると、面白くて仕方がない。そんな感じで、今日は私の好きなおっさんと音楽について書いていきます。 音楽パート 福岡市博多区のおっさん編かっこいいおっさんになりたい。  最近は、こればかり思う。自分が50歳を超えた時に人生の価値が見えてくるんじゃないだろうかと勝手に考えながら。では、自分が思うかっこいいおっさんって誰だろうか。その一人が、福岡市博多区より参った、向井秀徳というおっさんだ。ナンバーガ

「み」Minnie Ripertonと新しい音楽との出合いについて

 やっと世界を救えました。100時間かけて裏ボスまで撃破です。いやあ、やっぱりドラクエって良いですよねえ。子どもたちってよりもうおじさんのやるゲームジャンルになりつつありますよね。RPGって。ファンタジーより現実のほうが受けるんですかねえ。FPS系ばっかり甥っ子たちもやってます。 「み」は何にしようかなあとも思ったんですが、ミニー・リパートンにしようかと思います。ミニー・リパートンの代表曲と略歴から。 70年代の名曲ですね。一度は聴いたことがある人も多いと思います。 全

「ま」Michael Jacksonと僕らのバブルスについて

 「キング・オブ・ポップ」「ポップアイコン」この言葉はマイケル・ジャクソンを形容するために生まれたような言葉だろう。 しかし、私は彼をスターと呼ぶし、Michaelと親しみを込めて呼ぶこともある。僕だけのスター、僕たちのスター、みんなのスターそれがマイケル・ジャクソンだ。本当にこの言葉は当てはまると思っている。いつまで経ってもかっこいい彼は本当に唯一無二のスターだと思う。それ以外の人をアーティストというけれども彼はアーティストではない。スターなのだ。 ひたすらに輝ける存在

「ほ」星野源とあの頃のアイポッド達へ

 お久しぶりです。勇者とアルコールの摂取が優先度高めになった週となってしまいました。は行って結構きつかったですね。というか、な行とは行がきついっすよ!!そんで、今回はかねてから書きたかった星野源さんを書いていきます。 そんなこと考えていたら、彼からのプレゼントが有りました。 新曲も最高ですがそれにしても、昨年の紅白のパフォーマンス最高でしたね!私的には2020年のライブでどのものよりも一番でした。今まで彼の音楽の集大成のような作品となりましたね。 こっそり、サビ前にセプ

「ふ」Plastic Plasticとアジア音楽と旅行について

 さあ、労働が始まった。今日はなんと言っても特別な日だ。年に一回の特別な日だ。そう、スーパーボウルの日だ!!!スーパーボウルってなんぞやという人のために。 アメリカンフットボール通称「アメフト」。このスーパーボウルというのは米エンターテイメントの王様である。歴代のアメリカの視聴率ランキングを御覧ください。【全米テレビ歴代平均視聴者数トップ13】 1位 1億1440万人:第49回スーパーボウル・NEvsSEA (NBC・2015年2月) 2位 1億1220万人:第48回スーパ

「ひ」The Beatlesと社会人初の傷心旅行を添えて

 「と」の記事が急に伸びてきた。なんか周期でもあるのだろうか。フォロワーの人にちょいちょい見てもらえるくらいのテンションで書いているので、多くの人に見られると自分の恥部をやたらめったら見られているような感じなのか変な羞恥心が湧きますね。書いてることが私的すぎるだからだろ! さあ、今日のために取っておいたビートルズを紹介します。紹介だなんておこがましいがここから聴いてもらえたり、久々に手にとってもらえると嬉しいです。すべての人の音楽のどこかに通じているであろう、このバンドはな

「の」Noel Gallagherと左足壊死ニキへ

 あああああ、残業をしてしまった。結構な時間をしてしまった。私は定時で上がりたい症候群の人間なので朝早く出社する。そして、定時近くなるといつものやつと二人でああでもない、こうでもないとお互いをけなし合ったり、くだらない下ネタで笑い合ったりしている。仕事場での一番の仲いいやつだろう。彼がいなかったらこの職をやめていただろうし、こんな人生にならなかっただろう。そんなやつが就職してから見つかるなんて思ってもみなかった。今日紹介するノエル・ギャラガーはその真逆の、相棒をずっと携えて当

「ね」never young beachと2017年の衝撃について

 ドラクエ11を今更買いました。めちゃくちゃ面白いですね。note書き忘れそうになるくらい面白いです。2Dと3Dとのあわせ技って画期的ですよね。これ以上語ると音楽の記事にならなそうなので、やめときます。いやあ、今までやってなかったことを後悔します。 さあ、今日紹介するのはみなさんもご存知だろう。ネバヤンことネバーヤングビーチです。バイオグラフィーをどうぞ。 安部勇磨: vocal, guitar 阿南智史: guitar 巽 啓伍: bass 鈴木健人: drums 土着

「ぬ」Nujabesと昼寝と上野でフラれたあの日

 昨日は金曜日ということもあり、気持ちよーく酔って仕事の疲れを肴にさっさと寝てしまいました。それも幸せですよね。日々を生きることに価値を見いださないと自分自身を見失いそうになります。これだけ世の中が情報に溢れていると人と自分を比較することなんて容易です。例えば、みんなすぐに誰それと結婚しただの、子ども生まれましただの。比べている時点で幸せになれる可能性はゼロに近いですよね。その中で自分なんて価値のない人間だとついつい思ってしまいがちですが、そんな時ほどそういうことを考える前に

「に」NeilYoungとかっこいいじじいとは

 昨日、「に」について3つくらいのアーティストについて書いてみたが見事にまとまらずご破産となったので今回はそれらをリビルドしていきながらこのニール・ヤングにつなげていきたい。つまり、一つのアーティストを書こうとすると2000字も書けないからごめんなさい!!という記事だ! しかし、TSUTAYAの二の舞にはなるまい。というかTSUTAYAの記事はリベンジするつもりです。くそーう! 今回の記事は「に」で始まるアーティストを追いながらそこに付随する自分の変な友人、変友(へんとも

「な」NumberGirl

 さあ、書くぞ。なんならこの企画の一つの山がこのバンドだ。本当に大好きなのだ。手垢がつくくらい聴いたバンドの一つだ。このバンドがなければここまでバンドにのめり込むことも無かっただろう。そして、こんな人生でも無かったのかなと思ったりする。けど、それが生きるってことですよね。どこかで自分の人生を決定するなにかに出会い、そこからは逃れられない。それを生きる上でのコンパスとするのか、業として背負うのか。それはタイミングでしか無いというのが27歳なりの答えです。違ってたら教えてくれ!一

「て」TENDREとタイミングの話

 さあさあ、昨日は初めて記事を書くことをサボってしまいました。「つ」の時に仕事の疲れと、記事のクオリティの低下に打ちひしがれ、ちょっとお休みしました。そして、祝い事がありましてね。ワインを一本開けるということをやらかしまして、午前中まで二日酔いという。久しぶりに。 あ、ちゃんと緊急事態宣言で言われてることは守りながらですよ。こんな事書いときゃいけないのがちょっと嫌ですね。さあ、二日酔いともおさらばして快調なうちにレッツゴーです。  今回紹介するのは最近のシティポップシーン